の前に。
ハゲタカの映画を見た感想、金の絡む映画はワクワクするね(笑)
しっかし鷲津さんサブプライムローン問題を戦略に組み込むなんて派手頭良すぎ。ちょっと無理があるけど。
(注:私はキリスト教徒でもなく、興味本位で聖書を読んでいるだけなので、以下の内容に正確さは全くございませぬ故、ご了承下さい。)
参考元
サムエル記 – 聖書を読んでみよう
サムエル記におけるサウルとダビデ
サムエル記の主人公は、サムエルと、イスラエルの初代王サウル、2代目ダビデの3人。
旧約聖書では、モーセとヨシュアが神の言葉を伝える指導者として指導し、約束の地「カナン(イスラエル)」に導いた。その後は、指導者はおらず、士師という臨時指導者を雇い、場を凌いできた。
で、このサムエル記になって、外国との武力衝突が激しくなるに従い、ようやく王政が敷かれることとなる、
最初サムエルは、サウルに王を任せるが、戦争とかをばたばたやる中で、神やその代理のサムエルの言うことを聞かなかったのでクビ。その代わりとして、神の声に従いダビデ王を任命。ダビデは教科書にチンコ丸出し(ミケランジェロ作)で載せられているあの人です。
と、この話の中でダビデがゴリアテを倒す有名な話が出てきます。(サムエル記上17章)
ペリシテ軍とサウル王率いるイスラエル軍の戦の時、ペリシテ軍からはゴリアテという大層でっかいおっさんが一騎打ちを申し出てきます。それにビビリまくりのイスラエル軍。そんなところに、おとんのお使いにやってきたダビデ。
「おらぁ羊飼いの仕事柄、獅子や熊ともよく戦うんだべ。だで、あのおっさんもさくっとやっつけられるわさ。神ついとるし」(三村意訳)
ってなことで、一騎打ちにエントリー。
で、さくさく前にでていって、ヒモで石を飛ばして、ゴリアテの額にヒット!一発KO
てな事がダビデVSゴリアテのお話。
若干一寸法師のほうが勇ましいと思ったのは秘密です。
とまあそんなこんなで、ダビデはサウルの嫉妬をかいつつも、最終的には誰もを納得させ王へとなっていきます。
王となったダビデについても、色々苦難が襲いかかります。その中でも、度級なのがダビデの息子アブロサムを取り囲む話。
アブロサムはダビデの子。ある日、アブロサムの愛妹タマルちゃんが兄貴のアムノンに強姦される。しかも、風邪を装って看病しに来てくれたところを!最低!しかし、それがばれてもアムノンはおとがめなし。これにキレたアブロサムは、2年後羊狩りにアムノンを誘い、その道すがらぶっ殺してしまう。そしてアブロサムは逃亡。
やがてアブロサムは一度はダビデと和解したりするも、最終的にはダビデを倒そうとするようになる。ついに、ダビデ軍VSアブロサム軍となり、ダビデが「アブロサムは生かしておけ」と言うも、部下が殺してしまう。
そして、息子死んでダビデ号泣。そんな話があったり。なんか誰も救われない話ですよな・・・。
とまあ、結構ダビデメインの章なのですが、サムエル記という名前を冠しているのは
サムエル記は「サムエルと、サムエルをとおしてヤハウェが王位を与えた王たちの時代の物語」なのです。
もし有名なダビデ王の名を冠して「ダビデ記」だったら、英雄物語とか建国譚ということになったかもしれませんが、そうではないということです。便宜的に「3人の主人公」と言いましたが、真の主人公はヤハウェであって、ヤハウェとイスラエルを仲介したサムエルの名をこの記録に冠した、とも言えます。
サムエル記 – 聖書を読んでみよう
という理由らしいです。
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