Category Archives: 体を動かす

コンサート『倭結成20周年ツアー』倭

 和太鼓見てきましたー。
20140915yamato 普通に有名ミュージシャンのライブや、劇団四季や、なんやかんやに並びうる、完成度の高いエンタテーメントですなあ。
 この和太鼓会社は、元はシミジミ路上とかで警官に追い回されながらやっていたそうですが、スコットランドのエディンバラ・フェスティバル・フリンジという、芸術祭に片道切符で出演し、見事に人気に火をつけて、これまで3000公演は海外でやってきた組織なのだそうです。
 言語依存が非常に低いのもやはり感じました。本当に良く出来ていて、ちょこちょこピエロ役の男性がでてきては、女性に見事にしてやられたり、間違いを出してみたり。決して声に出さず観客を笑わせるのはすごいなあと。マッチョなのにずるい。
 そうそう、マッチョ自慢があったのが印象的ですな。腹筋をひたすら見せ付けるという。あとは、太鼓をみんなでブンブン振り回しながら叩く、踊る。普通に太鼓当たったら死ぬんじゃねーかと。あれ、外人見たら日本人のイメージ変わりそう(笑)
 最初に、貴方達も演者です。といって、伸びをさせたり、手を叩かせたりすることで、一つ、演者に対する壁を取り払ってくれたのも大きかったのかな。
 忘れちゃいけない照明さん。光の演出がなんてったって憎いね。照明も完全に一つの道具として使っちゃうのはさすが。

 ちなみに、今回は無料で、カンパ式でした。ビラ見てると普段は3500円くらいなのかな。有料よりはカンパ式のがいいのかな。地方とかだと、ガラガラになるリスクもあるので、案外よくマネージメントされているのかもと思ったり。でも、帰り前にそんなにカンパカンパ言わなかったのは彼らの美徳なんだろうなー。日本人相手なら「3000円くらいで下が取れるんですけどね。」とか言ったほうがなんやかんやあつまると思うがw

 前も和太鼓を一度見たことがあるのですが、それはこいつだった⇒コンサート『OHARUTAIKO CONCERT ~TAISAI 2010~』大治太鼓
 このときも大層感動したなー。もしかして案外競争の激しい分野か(笑)

Everybody feels the same/京都音博2012

「京都音楽博覧会2012 IN 梅小路公園」
 行ってまいりました。音博は3回目ですかね。多分。
 過去、石川さゆり、ハンバートハンバート、レイ・ハラカミと出会った音楽祭です。ああ、聲明(しょうみょう)なんてのもここで初めて聞いたな。

声明(しょうみょう、旧字体:聲明)とは、日本のあらゆる音楽の原点と考えられている仏教音楽。仏典に節をつけたもので儀礼に用いられる宗教音楽である。日本では、梵唄(ぼんばい)・梵匿(ぼんのく)・魚山(ぎょざん)ともいう。
wikipedia「声明」

 今回は出演アーティスト中に、東北に(くるりと)支援している方も多く、震災を思い出す場面も多かった。なお、昨年の音博は行けていないのだなー。

 ステージ上には大漁旗。なお、公園の横では京都水族館なるものがオープンしていたようで、イルカショウをやっておりました。イルカが飛んでいるところが見える状況でライブ。なんという。

 この音博でゾクゾクっとしたのはくるりの「everybody feels the same」。くるりはこの曲をエンディングに持ってきた。まあそれだけならなんてことはないのですが。
 思い出すのは、宇多田ヒカル「虹色バス」と言う曲。この曲も最後は「everybody feels the same」で締められる。そして宇多田ヒカルはこの曲をラストライブのエンディングに持ってきた。ってか、くるり「虹」という単語入っているぞ。
 言葉に過剰なほどの気を使うこの人たち。しかも方向性は真逆に近いこの二人。民衆に投げかける言葉として選んだ言葉が一緒だというのは鳥肌がたったですよ。

 使っている意味やニュアンスはかなり違うとは思うけど、「everybody feels the same」が薬になる病気、すなわち、思考が一人カラに閉じこもって抜け出せなくなるってのは、現代病なのかもしれないですね。
 一つ言葉を発するにも非常に気を使う。この音博でも細野晴臣や山口洋のおっさん方に見せ付けられた、いい意味での「言葉の軽さ」。カッケーのですわ。

 ところで、山口洋さんってのは今回始めて知りましたが、去り際とかがちょーかっこいい。追いかけねば!
 何を書いているか分からなくなったけれども良いライブでした。

 一緒に行ってくれたM君及び、ライブ関係者各位。ありがとうございました。来年もいくぞー。

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岡村靖幸/WORLD HAPPINESS 2012

 まずは、毎度素晴らしいう音楽との出会いを与えてくれる後輩M氏に心より感謝。

 夢の島公演で「WORLD HAPPINESS 2012」。12:30~20:00くらいまでノンストップでずーっと聞いてたカナ。

 完全にやられたのは岡村靖幸。これまでは申し訳なく曲も知らなかったし、存在も存じておらぬ次第。しかし、ライブ冒頭の参加アーティスト読み上げの時点で、岡村ちゃんだけ頭の狂ったファンの奇声が!なにやら不穏な空気を感じつつ12時30分ワーハピスタート。
 酒ものみつつ存分に楽しみながら17時40分。足も腰も痛くなってきているところ岡村ちゃんパートスタート。顔を知らないこっちは誰か出てくるたびに「岡村ちゃんか!」と盛り上がろうとするも、中々出てこない。じらしじらし出てきたのはスーツとダテメガネかけたおっさん。いきなり激しい謎のステップと大量のカモン。狂ったおっさん。狂った会場。会場に歌わせようとするが、歌詞がわからず歌えない会場(笑)わけもわからないまま、知らない曲で散々盛り上がり、時間的にかなり押したらしくスタッフにそそくさと連行される岡村ちゃん。
 とここまで書いて、Wikipediaなんて見始めたわけですが、なるほど、覚せい剤で3度逮捕。2010年2月出所。そらメディアの露出もないわな。そら連行されるわな(違)。

 岡村ちゃんの事ばかり書いてみましたが、きゃりーぱみゅぱみゅは、帰りの新幹線でもずっと流れておりました。そして想像以上に真面目でいい子なオーラが出ていた。開口一番「このフェスには特に場違いだと思いますが…」と。この子はちゃんとタレントとしていきていけるに違いない(ぇ)。いや、いい旦那さん見つけるだろう(ぇ)。それよりも、一緒に踊っていた8人の女の子達のプロ根性にも脱帽。ぱみゅぱみゅMC中も、腕が疲れそうな体制で、体制とスマイル続行。えらい。
 木村カエラは完全なプロパワーを見せ付けられ、涙もこぼれるわ。オリジナル・ラブも接吻の盛り上がりは予想通りというか!Curly Giraffeの三つ編と、ドラムの人のわかめちゃんカットの対比が面白かった。ヒダカトオルも盛り上がったのー。
 ラストを飾る天下のYMOは書くまでもなく。

 柄にも無くビールを飲みながら、音楽を一日だらだら聞く。

あ~日本はいい国だなあ
でも薬物ダメ絶対。
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租税教室その2

 前回の租税教室から約半年。
 二回目の租税教室は、某中学3年生難しい年頃。人数は3クラス約100人。45分。

 いつもながら「租税教室をやれ」と指示が来るだけで、具体的なテーマなどはなし。今回は先生側からも要望はでなかったので、しげしげと自分で考えていきました。

 特に今回は中学3年なので、もう二度と税金の勉強はしないだろうなあと考え、今回ウンウン考えた結果次の2点をメインにすえることに決定。
「税理士について」
・職業選択としての税理士
・税金に困ったときの相談先としての税理士
(他士業との比較)
(仕事内容の説明)

「申告納税制度(所得税)」
・確定申告は自分で自発的にやる必要があること(菊池直子の懸賞金をもらったら?)
・いくら稼いだら確定申告が必要か(38万円か380万円か)
(税理士の説明と共に説明)
(クイズ形式で何問か)

 45分しかない中、後述のアニメで20分費やしたので、上記を25分で説明。
 さらに「借金(公債)が増えていることも説明しろ」とのことでしたので、5分程度費やし、正味20分。いやはや。
(個人的には税理士が財政の事を専門家ぶって学生に話すなんて、全くの専門外でやってはならないことではないかとさえ思いますが。実際、国の決算見ても、勉強しなければならないことが多すぎるわけで。まあ、それでも、税の専門家というよりは、「貸借対照表を読める」という意味であれば教師よりも税理士がやる事に意味もあるとは思います)

 そのアニメというのは国税製作のもの。中学生向けには、アナザーワールドというのを使のですが、江守徹の声で「喪黒福造(笑ゥせぇるすまん)」みたいなのがでてきて「税金をなくしてあげましょう!ドーン」と、税金の無い世界を描いていくわけです。
 普通に考えれば、税金が無くなれば(国の機能が失われれば)、地域のコミュニティが立ち上がって代わりの機能を果たすでしょうしし、ある程度は民間企業が国のサービスを肩代わりするでしょう。重要なのは年金や医療、外交、防衛の話になると思うのです。
 が、描かれているのは、火事で消防署に電話したら「すぐ消すコースですか?ゆっくりコースですか?」と聞いてくるようなアホ設定。消防署は民間になっているのに、道路は誰も整備せず穴ぼこだらけ。
 いや。正直申しまして、当初はアニメは流さないプランだったのですが「45分飽きさせずに出来るのか?」という形で詰め寄られまして、弱気になって受け入れてしまったというのが本音です。はい。情けない。次があるなら流さない。

 さて、今回やるにあたって、前回の自分がやった租税教室の映像が残っていたので見たところ
・手や体が無駄に動きまくっている
・目が生徒を見ていない(見ていたつもりだった)
・声が小さい(大きいつもりだった)
これは、内容がどうあろうと生徒も聞く気無くすわと随分凹んでみたり。

 これを反省して、今回は行動的には動きを抑え、とにかく生徒を見ることに集中することに。
 今回はビデオもとっておらんので、確認のしようはありませんが、まましっかり前回よりは聞いてくれていたと思う。

 特に

所得税(菊池直子を見つけた懸賞金に掛かる税金)は誰が計算するか?
1.納税者
2.税務署

という質問に、大量に「税務署」で手が挙がるのは楽しかった。
 間違えた大量の生徒は「申告納税制度」存在を、少しは感じてくれたんじゃないかな。

 最後の質問では「税理士って年収いくらですか?」という非常に健全で、しかも伝えたかったことど真ん中な質問がきて「税理士という仕事」について興味がわいてもらえたような気もする。

 結果的に二つの目的は、なんとなく薄っぺらではあろうが伝わったような気はする。
 私の授業を聞いた100人は聞いていない大多数の中学生よりも、人生を税金で台無しにする可能性がほんの少しでも小さくなったんじゃないか。であれば、やったかいがあったかなと。

はじめての、そぜいきょうしつ

2012年1月某日
某小学校6年3組で
45分の租税教室を行ってきました。
 租税教室ってのは、小学校が外部講師を呼んで税金の勉強をしましょう。ってなことらしいです。

 授業のマニュアルはほぼ完成されており、先生は質疑応答までは何も考えなくてもいいレベルになっています。ただし、これまで租税教室は税務署が行っており、これを税理士が引き継いでやりはじめたという経緯があり、かなり徴収サイドの言い分にあふれているものです。
 今回参考にしたのは次のようなマニュアル
●税金の種類を上げてもらうクイズ
●消費税の流れの説明(最後は財務省に集まる謎の説明。)
●税金納めないと大変なことになるよビデオ
●税金で作られているもの、作られていないものの仕分け
(案外、ガソリンスタンドやコンビニに国費が投入されていると思っている小学生も多い)
●財政危機の認識を煽る説明

 租税教室の担当者からは「ノーサイドで」としつこく言われましたが、元が全然ノーサイドじゃありません。
 ってかこれでは小学校低学年向けだろ。と思ったりする内容です。
 とまあ、私がそのとおりにやるわけもなく・・・。一回目だろうがなんだろうが常に本気ですわ(おりゃあ!)

 さてはて、授業の打ち合わせで、担任の先生からはこんなことを言われました。

 今の小学生は、暗い将来の話ばかり聞かされて「どうせ俺らが借金を背負わされるんだろ」「お先真っ暗」とそんなふうに思っている。
 希望のもてる話をして欲しい。

 静かな口調ながらも、非常に情熱があふれる素晴らしい女性の先生でした。この先生の一言に最後まで引っ張られ続けました。世の中に影響を与えるのはたった一人の人で十分ですな。
 実際に他の授業を見学したりビデオを見たりすると、
「私たちは年金はもらえるのですか?」
「どれくらい増税したら借金は返せるんですか?」

 とかそんな質問ばかりが飛び交う。小学生にとって、財政なんかよりもはるかに、この世間の空気自体がかわいそう。
 なお、私の授業では
「税金の正しい使い道ってなんですか?」
 という質問がでました。もーーーー素晴らしい女の子でした。あー色々人間関係で苦労するかもしれないけど、頑張って素晴らしい大人になってくれ!おっちゃん応援しているぞ!お金に困ったら言ってくれ(ヲイ)(犯罪臭)

 まあ、そんなこんな、他の授業を見させてもらいながら、自分の授業では以下を伝えることにしようかなと。
・税金の実際の流れと絡めて申告納税制度たるもの
・財政の健全化のために小学生でもできること

(そしてもうちょっと大きくなったらやってほしいこと)
この辺りを伝えられたらいいかなと考え、内容を再編成しておりました。とはいっても、1~3クラス別の先生でやるので、内容が大きく変えるわけにはいかず、影響のない程度に。
 なお、財政については個人的には「必ずしも全ての借金は返さなくてもいい」「極端にはつぶれたってどうにかなるぜ」といいたかったけど、時間が足りないし、自分の思想だなーと思ったので、避けました。
 希望を語れというのは難しく、どうあっても思想が絡んでしまいます。それなら、彼らは財政健全化という目的ははっきりしているが、改善の方法に途方にくれてるのだろうから、ソコを助けてやろうと考えたわけです。

 その申告納税制度説明の一環として入れた質問。これはうまくいった。
「(このように)お店が皆さんから消費税を預かって、お店の人が税務署に払います。
(ぐちゃぐちゃ説明して)では、
1.消費税はお店の人が自分で計算して納めるのでしょうか?
2.税務署が計算してくれて、その金額を納めるのでしょうか?」

 ほとんどの人が、「税務署が計算してくれる」で手を上げた。(ちなみに、「お店の人が自分で」で手が挙がらなかったので、たった45分授業で学級崩壊来たかと泣きそうになったw)
 もちろん、お店の人が自分で計算して納めるから申告納税制度なのであり、我々税理士の存在意義でもあるわけだ。この流れで、脱税だとかそういった用語の簡単な説明をした。

 財政の話では借金総額や国債発行額は簡単に触れるだけでスルーして
「歳入を増やす」か
「歳出を減らす」か
 の話をした。
 すなわち、「歳入を増やす」ためには増税だけじゃない。そもそも納税者がいなくてはいけないのだ。
1.君らが稼ぐ事
2.日本にいてもらうこと

 が大事だと伝えてきたつもり。特に後者について、皆がこの国を住み心地のいい国に、居心地のいい国にすることによって、出て行く人が減り、入ってくる人が増える。こうやって日本の魅力を維持し高めることが、この国の財政にとって必要なのだ。
 ちなみにこれはオチにした。最初に「岡山から来た云々」で、駅前のポスト上のセクシー桃太郎を紹介。「ええところやから来て頂戴よ」と。
 そして最後に、「私が岡山LOVEなように、君らも名古屋を愛するように」と頭と終わりだけ統一感を持たせてみた(上手くない)

 「歳出を減らす」ためには、一点。
 この国の歳出のかなりの部分は、社会保障費である。すなわち、これを減らすためには、あんたらが家に帰って、父母じじばば近所のおっさんおばちゃんを、散歩に連れ出したり、刺激的な会話をしてやることで、寝たきりのじじばばが減り、ボケ老人が減り、最終的には社会保障費が減り、みんなの社会も健全に保たれる。
 家に帰ったら家族を大事にしなさい。

 とこの辺の事を簡単な言葉にして言ってきた。基本的に、思想ではなく仕事を通しての実感を背景にして組み立てたつもりなので、税理士の授業としても一応形になったんじゃないかと思う。

 で、まあこれはほとんど授業前の理想論w
 基本的に、手を上げてもらったり、多少簡単な質問に答えてもらう事を期待して組み立てたのに、全然質問に答えてくれない・・・。結局、二択で手を上げてもらうほかは、大体ずっとしゃべるという非参加型のさもしい授業になってしまった。多分えらい早口だっただろう。
 小学生の目を見る余裕も無かったので、どれくらい聞いてくれたのか、全く耳に入っていないのか・・・。甚だ申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 自分が小学校のころ言われたことを覚えているかと聞かれたら実はほとんど覚えていないわけだけど(自分がいじめられっこだったこともあるかもしれないが)、なんか一つでも心に残ってくれればいい。そういう講師の気持ちがほんの少しわかった。全く至らないアホ若手税理士の奮闘記でした。じゃんじゃん
 あーそうそう。学校の先生すごすぎ。マジリスペクトw
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花札

 お誘いを受けて新茶を頂く会に行って参りました。美味くてよいすな。
 お寺でやるということで、なんとも日本らしい装い。日本人でよかった。

  この会に、せっかくならなんか面白いおもちゃを持っていこうと思い立ち、「花札」と「百人一首」を手に入れて持っていきました。
 最初は百人一首で坊主めくりなんぞやりながら、お茶を濁していましたが、花札の名手がやってまいったので、教えを受けながら「こいこい」を開始。

 ところで、花札は元々、1600年以前にトランプが日本に入ってくるも、賭博が禁止されるに従って、絵柄を変えてきたそうな。だから、花札は12ヶ月×4種という構成になっているんですね。
 猪鹿蝶とか柄を揃えるなどしてポイントを稼いでいくわけですが、オサレですよなあ。日本人って素晴らしいと思う。スペードダイヤなんていうシンプルな柄が、動物に花に姿を変え、その組み合わせでポイントをつけていく。カードをやっていても、「月!」とか「花見酒!」とか叫びながらやるわけで、それだけでも風流。
 昔は金をかけて酒を飲みながらやってたんだろうなあ。
 結局、男子一名と熱戦になってしまい、大バトルを繰り広げていました。30点先取で28点対0点で負けているところから21点まで追い上げたところで負けましたいやホントはみんなが交流して色んな話をする場だったんだろうが、ちょっと悪いことをしたと反省。

 それでも面白い。いつでもお声賭け下さい。

クライミングジムの守護神

パンケーキにドライフルーツをねじ込んだような壁
ドライフルーツに群がる汗くさい男達(※1)
ドライフルーツをじっと見つめる男達
こいつら集団競技は苦手に違いない
総じて痩せ形で腕以外の筋肉は心許ない(※2)

そんな男達をぶったおれないように
ひっそりと見守る神がいる
エアコン
そう、奴の名はエアコン

(※1)女性も沢山います
(※2)マッチョマンもいっぱいいます

上から読んでも下から読んでも山山山

わけいってもわけいっても許されない 言い訳三投下

 この3日間家で引きこもって本を読んでいる予定だったところ、ありがたいことに方々からお誘いを受けあっちゃこっちゃら行って参りました。貴重なWEBリソースを少々消費させて頂きます。

ボルダリングの図

ボルダリングの図

 一日目5月3日。ボルダリング(岩をヒモとかなしでガシガシ登るスポーツ)を行うために豊田市へ。
 ボルダリングはタダ岩があれば良いというわけでもなく、コケを落としたり、難易度が設定されていたり、道が整備しされていたりと先人が切り開いてくれた場所で行われることが多く。そして、豊田市はちょっとしたボルダリングの名所のようです。
 左画の通りマットを敷いて登るわけですが、落ちる時に気を付けないとマットから外れたり、マットの上でも落ち方が悪いと、まま痛い目に。前年末にこれで強打してエライ目に遭いました。とはいえ、数ある山系スポーツの中でも、死亡事故にまで至るようなものは少なく、比較的取り組みやすいのかなと。私が強打したのも調子にノッていたのが悪かったわけで…。
 近頃はボルダリングをする人は着々と増えておるようです。体重が軽い方が有利なこともあり、女性にも中なか人気があるようで。スポーツジムも急激に増えてきており、ジム内だけでやる方も多数。もし興味が在れば誘ってくだされ。

 ところで、一緒に登っている面々は「THE☆山男」なので、色々おっそろしい話なんぞも聞かせて頂きながら。この人たちといると、どう転んでも人生どうにかなる気がしてしまうのが、困った事です。そんなワイルドな話を聞きながら、実際の岩の質感や温度を感じながら、自然に身を包まれながら登るというのはまた格別の気持ちでござんす。

権力への反抗

権力への反抗

 5月4日。豊橋市の葦毛湿原(うもうしつげん)へ、写真部の面々と撮影会へ。
 大学時代、新聞部の取材であった彼(⇒)と一度飲もうと言いながら、いつのまにか4~5年。ふと思い立って連絡してみたところ、「撮影会するか」と言うことに。なんだかんだで、先方は写真部4人。私も新聞部の後輩1人を連れてきまして、湿原へ。全員男DA。
 撮影会と言うことで、さすが写真部様、ゴッツイ10万超えのカメラをみなさんご持参で。
 本当に皆さん熱い方々で、1人は話を聞いていると写真雑誌(多分「カメラマン」という雑誌だったと)の金賞を受賞されたとか。キャンプファイヤーの炎の用に燃えさかっている男は少々苦手ですが、ガスコンロの青い炎の様に静かに熱く燃えている男は大好きです。
 自分のカメラは5~6年前購入のCANON Power Shot A530で2万円程度で買った品。これについても今更ながら色々な機能が付いていることを教えてもらっていました。シャッタースピードやISO感度の使い方等を恥ずかしながら初めて知りました。家に帰ってそれぞれの設定値で撮ったモノを見比べて改めてビックリ。これは面白い。
 ところで、写真部新入部員の子(18才!!!!)がいたけど、辞めるということにならないと良いのですが。撮影会と集めておきながら、おっさんの口車に乗せられてプチワンゲル部のごとく山を登り始めているし、その途中の会話が卑猥で卑猥で。何回「おっぱい」と豊橋で叫んだことか。「俺のマグナムが」と叫んでいたことか。
 イヤイヤイヤ誤解しないでよ、彼(⇒)がね。まあでも彼との話し合いの結果、やっぱりおっぱいはあってもなくても、どっちもどっちで良いところがあるよね。というところで合意に達しました。
 色んな風景写真も撮ったのですが、やっぱり素人が取ると平凡なんだよなー。悔しい。なんだかんだこの写真が一番イイ。この写真は、監視カメラを付けて人々の自由を侵害し監視社会への一歩を踏み出している自販機に反抗すべく、反社会的な写真を撮ろうとしていた彼の勇士を写真に納めた物です。

筍ご飯ウマーーー

筍ご飯ウマーーー

 5月5日子どもの日。一路常滑へ筍採り。
 新婚さんのお家へお邪魔させて頂き、筍を採らせて頂きました。とは言っても、採っていたのはほんの1時間もないくらいの時間で、あとは写真の筍ご飯作り。箸から器から何から何まで自然物(主に竹)を使っての調理。(さらに、エンドウご飯、しいたけご飯もあるんだZE!!)
 ところで、「筍は埋まっているのが美味い」というのは迷信だそうです。1メートルくらい伸びたやつの、上のサキッチョが一番美味いらしい。実際美味い。理屈を聞けばなるほどで、埋まっている子は、ふみつけられたりして大きくなれる可能性が低い。しかし1メートルも伸びれば、大きく成長できる可能性は高くなる。だから、竹は1メートルくらいになるところで、栄養分を集中投下するんだとか。だから、ちょっと伸びたくらいが美味いんだ!と。進化って凄い。あの超賢い旦那さんがなぜ農業なのか。なんとなく理解できる気がしました。
 そんな美味い筍を調理してくれている横で、私は竹を削ってひたすら箸を作っていました。
 形を整えようと削っていると、どんどん細くなるんですな。ご主人に「串?」と突っ込みを入れられ、さらには「つまようじ?」と。
 ええ、ええ、不器用ですよ!
 そんなこんなで、できた、そのご飯の美味い事、美味い事。急襲した私なんぞにここまで振る舞って頂き、感謝の念に堪えません。それにしても、「筍ご飯は市販だと2000円ね!3つ作ったから6000円。大豆いれて6400円!」としっかり恩の金額まで教えて頂けるところは、商売人の鑑であると想うわけです。いや、こういうのは大事ですよマジデ。しっかり稼いでください。
 今度は奉公させてください。それにしても、ええ旦那さん捕まえましたな。
 その後、奥様と餅食って、ちょいと海で黄昏れたりして帰りました。

 とまあこの三日間、とにかく自然を満喫して参りました。これだけでなく、飲み会があったり、めでたい報告なんぞも受けたり、相当充実した三日間でございました。
 会った人の人数総勢14人。ほとんど私は笑っていただけで、色んなモノ・事を教えて頂き、食べさせて頂き。なんか、幸せだなーと思うと同時に、自分には何ができるんだろう・・・とも考えさせられたり。
 何はともあれ、本当にありがとうございました。こんな奴ですがこれからもお願い致しますm(__)m

矯正歯科20110212

 税理士試験も合格し、落ち着いたので歯の矯正でもやったろうかなあと思い、今日矯正歯科の初診を受けてきました。
 主な動機は
・歯の健康(年取っても美味しくご飯が食べたい)
・仕事スマイル

 これくらいかな。
 歯科は仕事で絡みのある矯正にかなり強い小児歯科の方に紹介して頂きました。自分の体に直接関わり、かつお金も大きいことなので、紹介して貰えた方が信頼できるというのはとてもありがたいことでした。

※以下適当に聞きかじった言葉を適当に羅列していきます。自分の備忘録というか記録として残すつもりで書くだけなので、真実は医者に聞いてくれい。
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ライブ『WILD LIFE』宇多田ヒカル

WILD LIFE/宇多田ヒカル
いってきましたよ。

日付:2010年12月8日~9日
場所:横浜アリーナ
出演者:
宇多田ヒカル
Matt Rohde(Band Master/keyboards)
Dan Burns(Pro-Tools Oparator)
菅原潤子(Guitar)
種子田健(Bass)
阿部薫(Drums)
吉村隆太(Keyboards/Strings Arrangement)
須郷豪(Manipulatar)
GREAT EIDA STRINGS(Violin,Viola,Cello)
⇒まとめちゃったけど多分そう

 徹夜してチケットとって、涙涸れるほど泣いて、大げさに笑って、「ぼくはくま」歌って、「HIKKーI!!!!!」だの「最高ー!!!」だの叫びまくり、居酒屋で「KUMA POWER」タオル振り回して。とまあ、ライブだけにかかわらず、ちょっとした数年間がとりあえず終わっちゃいました。
 「終わる」という言葉は好きなんですよ。始まりを予感させるから。