を、アメリカがSHUTDOWNしたんだねい。
【ワシントン】 米ホワイトハウスは30日深夜、連邦政府機関に対し、一部業務を閉鎖する計画を実行に移すよう指示した。米国の政府機関が閉鎖されるのは1996年以来、17年ぶり。
米議会では30日夜、予算案を巡り土壇場の協議が続けられていたが、民主党が多数を占める上院は、オバマケア(医療改革法案)の修正を盛り込んだ下院の提案を否決。公共サービスを継続するために必要な予算案が成立せず、一部政府機関の閉鎖に追い込まれる事態となった。
The Wall Street Journal.
せっかくの機会なので、米ドラマ「The West Wing」でSHUTDOWNしたと時のやつを見ていました。
序盤は、ホワイトハウスが予算の決定で、多数派の共和党に追い詰められ劣性に追い込まれるも、最終的には謹慎中だった腹心の部下のアイディアで、国民的な支持を取り付け危機を脱する。
事前交渉の場面でどんどん共和党に予算を削られる。その中には、念願だった授業料の税額控除等、公約でもあった主要な政策もあり、自身の政権の存在意義とかについて、皆が考えていくところが感慨深い。
今オバマちゃんも、一丁目一番地のオバマケアが削られそうになっているところで、自分がなぜ大統領になったのかとか、考えておられるんだろうなと。(それに比べて日本の首相は巨大な権力を持ちつつゲフンゲフン)
ドラマ中は、最終的には上手な国民へのパフォーマンスで、形勢逆転し、正論で共和党をねじ伏せ、予算成立を勝ち取るのだけど。さて、今回のアメリカのSHUTDOWNはどうなるんでしょうな。この日本名「ザ・ホワイトハウス」は、政略的な議論から始まるのだけど、最終的には各々が正論にひれ伏すという、綺麗な絵を見せてくれるのですきなのだけど。実際の政治もそうあればいいね。
個人的には、オバマさんは、同姓婚に言明したり、シリアの一件も攻撃をせず収めたし、オバマケアもがんばってやろうとしているように見えるし。いや、実際どうなのかは知りませんが、たまーに耳を通るニュースは好意的なものが多く、頑張ってほしいなと思っているところでやんす。
追記メモ:東京新聞 20131002夕刊 大統領の粘り勝ちかね。
一方、共和党が主導する下院は一日、退役軍人や国立公園関連などに限り支出を認める個別予算案の審議を始めた。上院民主党は予算案全体の無条件可決を求めており、上院は通過しない見通しだ。また、共和党内には大統領の主張に公然と賛同する意見が徐々に増えている。
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