「何を変えれば政治が変わるのか」というのが副題。
地味ではあるけど、選挙制度に焦点を当てた本。
選挙制度というのは、非常に大事。今の日本も、選挙制度がいびつなためにまともな意思決定さえできない。
また、名古屋市が「市長」と「市議」がねじれているのも、実は「選挙制度」の問題。
(思い切って言い切ってみたけど。まあご愛敬)
民主党の優柔不断を批判する前に。市議を批判する前に。何よりも選挙について熱く語る前に、一回は読むことを激しくお勧め。
目次
第一章 日本的「選挙制度論」の虚妄
第二章 民主主義思想と選挙制度の類型
第三章 選挙制度の細目とその作用
第四章 政治制度と選挙制度
第五章 選挙制度の作用
第六章 選挙制度改革の視点
終章 理念なき選挙制度を排除せよ
目次はずいぶん難しめだけど、内容はかなり平易。
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