「顔」に魅せられた男~特殊メイクアーティスト・辻一弘の挑戦~
特殊メイクアーティストの辻一弘さんのドキュメンタリー録画してみてみた。
辻さんは京都の錦市場で育ち、小さなコミュニティーで本音と建前を使い分けるオトナたちを目の当たりにし、表情の変化に興味を持ったのだとか。両親が中学生で離婚し、その後にも両親の喧嘩をまのあたりにしていたとか。
京都の市場育ちといえば、愛する伊藤若冲氏。彼も市場の人間として育ちも、商売にはあまりのめりこめず、店を譲って絵の道に。彼の描く植物は必ず虫食ってるし、鳥も若干あほらしい顔している。
人の顔色を見て育った気持ちが何となくわかる。とかいうと怒られるな(笑)ただ、観察力がすごいだけじゃなく、観察に意味があるんやなと。
ところで、こーいうメイクとかに使う血管が、植物の毛とかを使うのだけど、生き物の神秘を感じるなー。血管も毛も植物も進化の中で出来てきて、できは恐ろしいほど似ているような面があったり。
そうそう、作品中ではアンディー・ウォーホルというアーティストを描く。彼のコンプレックスを最大限に強調していく感じがたまらんわー。
映画作りはイヤになったらしい(笑)
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