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大盈(たいえい)は沖(むな)しきが若く、その用は窮(きわ)まらず。

 伊藤若冲の名前の由来は、この老子45章のこの「大盈若沖、其用不窮。」というフレーズなのだそうで。
「大盈」・・・満ち足りている
「沖」・・・空っぽ(岸から離れている、とか、何も無い原っぱとか、そーいうのを指すらしい)
「不窮」・・・不足することが無い

 で、
「本当に満ち足りているものは空っぽのように見えるが、中身が尽きることが無い。」
みたいな訳になるようで。

 30終盤の若冲が、さあ画家デビューするがときに、京都相国寺の大典和尚が付けたのだと。(多分w)
 若冲は、遊びも勉強もせず、動植物を愛するじみーな、おさっさんだったようで。しかも30終盤でのデビュー。中々粋な名前やなあと。しみじみおもってみたのですが。

『憎念』谷崎潤一郎

 谷崎先生のフェティシズム小説集を読んでいるのでちまちまと。

 私は「憎み」という感情が大好きです。「憎み」ぐらい徹底した、生一本な、気持ちのいい感情はないと思います。人を憎むという事は、人を憎んで憎み通すという事は、ほんとうに愉快なものです。
憎念(フェティシズム小説集)/谷崎潤一郎

 谷崎師匠のこの痛快感はなんでしょうな(笑)
 一緒に入っている「悪魔」という小説。エンディングが半端ない。男子が女子のリコーダー云々という話で、顔をしかめてしまう人が読んだら、間違いなくおう吐する。

映画『愛を読むひと』監督:スティーヴン・ダルドリー

監督 スティーブン・ダルドリー
製作 アンソニー・ミンゲラ他
脚本 デヴィッド・ヘアー
出演者:ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ他
原作:『朗読者』ベルンハルト・シュリンク

地中海ブログ
 というところの影響を受けて、色々考えるとっかかりができたので、ついでに考えてみる。
 もしよければ、「愛を読むひと」借りてから以下読んでみて貰えると共感できるかも?

 見ていて終始感じていたテーマは「悪の線引き」だと感じていた。

 まず前半で若い童貞君とそこそこの女性とが関係する。
 その童貞君がじっくりと映画の時間を使いながらどんどん女性にはまっていく。見ているこっちもその女性にドンドン惹きつけられていく。サイクリング言ったりなんだかんだしている内に急に場面が変わる。
 その法学科の元童貞君は、裁判所に出向くゼミ中に。その女性を裁判所でしかもホロコーストの被告として目の当たりにすることになる。

 彼女は生活のためにナチで働き、次から次へ来るユダヤ人を死地へと追いやる仕事をしていた。
 そのことについて裁判官は「貴方は知っていましたよね!?」みたいなことを聞く、彼女は
「次から次へと囚人は送られてくるのです。あなたならどうしますか?」
と聞く。
 このシーンが自分の中では最大のシーン。
 この女性はよぼよぼになり、自分勝手なことを言いだし、少しずつ見ているこっちの共感を失っていく。
 このシーン以後、感情は右へ左へゆさぶられ、後味の悪い映画になっていると思う。そしてそれがこの映画の伝えたいことだろうなぁと思うのであります。

 以前友達と話をしていて「戦争中に物奪うのはしょうがないやん?」と言ったところ「いや物を奪うのはいかんよ」と言われたことがある。
 これにはおったまげた。切腹文化のある日本は多少違うかもしれないけど、それでも個において正義より生が優先されるのは当然でしょう。そしてその過程で起こった罪ももちろん裁かれなければいけないが、それだけでいいのか。
 常に自分で問うていてもいいんじゃないかなあと思うのです。

[重要]1/30-2/5にかけてこのブログを開いた方へ

出国中このブログがトロイの木馬にかかっていたようです。
1/30~2/5 にかけてこのブログにアクセスした方は、「JS/Wonka」というトロイの木馬に感染している可能性があります。必要な対策をお願い致します。m(__)m

今の好きな政治家一覧

どうしても、実務家がいる自民党の人が多いのは仕方がない。
これから民主党の人で面白い人を見つけるのが楽しみ♪
政治は、党単位じゃなくて個人単位でみるともっと面白い。
そして下野したこの人達が、どういう働きをするのか注目。野党としての新しいありかたを見せてくれないかなぁ。

河野太郎
→悪名高い河野談話を出した河野洋平の息子。この人は「棚卸し」と称して、一つずつ省庁を周り、財団法人や社団法人の「いる」「いらない」「改善すべき点」なんかを洗い出してる。
「天下りはダメ」とか極論でなく実際に実効性があり、かつ、まさに国のためになる仕事をしていると思う。議論もわかりやすい
少々頭が固く頑固。敵が多そう

石破茂
→元防衛大臣、前農水大臣、鉄オタ、軍事オタ
政治に理想と現実を持ち込んだ上でタブーの議論ができる。芯が通っている。
彼が防衛大臣や農水大臣をするまでは両方とも失言不祥事が山のようにでてマスコミの餌になっていたものが、ピタリと止む。
メディアを上手くつかい、防衛大臣の時は自衛隊の国際支援のあり方を国民と議論しようとしていた。農水大臣になると減反政策にメスをいれる。しかしきちんと農家からも批判が少ないような双方をきちんとみた政策を打ち出す。
しゃべり方がカマっぽい

与謝野馨
→前財務大臣等等
自民党で一番声高らかに「消費税増税」を訴えた人。財政のプロ。麻生氏の元に入ってからは、リーダーをたてながら、上手いこと中小企業対策なんかをしてくれた。
保身に走れば消費税なんか触れられないはず。しかし自民党が消費税の話をするのはこの人が根気よく話して回ったからに違いない。
最後には麻生氏に苦言を呈するも受け入れられず・・・。リーダーを立てすぎるのがネック。

小沢一郎
→言わずと知れたおっちゃん。
今この国を一番憂いていて改革しようとし、何よりその実力があるのはこの人だと思う。
彼は民主党や自民党ではなく、今の政治の体制自体を疑問に思っていて、基本的に二大政党になることを望んでいる。
詳細は省くけど、15年くらい前に書いた本にかかれている大きなビジョンをいまなお実行中というかんじ。物事を大枠で捉えて、それを落とし込む能力は半端ない。
彼がいるうちに民主党が勝ってよかったと心から思う
いろんな意味で怖い

山内康一
→小泉チルドレン。現みんなの党
一回生議員(基本的に地元周りしていろと言われるらしい。)にも関わらず臓器移植法A案の可決に尽力する。行動も規範にとらわれず「正しい」と考えたことをやり抜く姿は見ていてきもちいい。
まだ政治家としては若いので上に掲げた人ほど洗練されてない感じはする。

想定内

ってやつだね。
●民主党が中途半端に勝っちゃうと、ただでさえぐだぐだなのに他の党のことまで気をつかっていたら大変だ。と思っていたが、そうではなくてよかった。
●与謝野馨さんがまけちゃった。風とは言え、もったいなすぎるだろーと思ってしまう。これも民主主義
●公明党がひどそう。これからは支持基盤ばかりに頼らず堂々と政策を戦わせればいいね。
●幸福実現党って比例とかならとれるのか?これだけ落ちるのに337人出せるってどんな資金力だ・・・。

値切るのは寂しい

仕事までの10分で執筆

値切ると言う行為や、安く販売しようと言う空気になんとなく嫌悪感を感じている。

それが何を意味しているのかというと
利害を共有する人が互いにメリットを享受し尊重し合うことが社会の基本だと思う。
それが、価格に固執する姿勢を見ているとそれを忘れているのではないかと思うのだ。

売る側は、買う人が一生懸命稼いだお金を払ってくれるんだから、もちろんお客様にできる限りのメリットを与えなきゃいけない。
そして、買う側も、売る側が一生懸命作った商品を買ったり、サービスを受けたりするわけだから、それ相応の対価を支払わなくてはいけない。もっと言えば稼がせてあげなきゃいけない(言葉とかも大事だと思う)

しかし、今現在に置いては、価格比較サイトや金額を一番大きく表示する情報誌が乱立し、少なくとも買う側は「自分がメリットを受けること」しか考えていない様に見える。なんとも寂しいではないですか。
結局は売る側にお金がいかないと、経済がまわらないのも勿論、金がない会社がいい商品を開発するのは大変だし、サービスだって削らなきゃいけないのだから、最終的には買う側も損を被るわけだ。

他にも立ち読みとかもそうだよね。漫画家が苦しいというのは、良く聞く話だけど。そんな状況で、平気で立ち読みで済ませてます。とかっていうのは、見てると悲しい気分になる。

もちろん、私も半額シールのものばかり買ってるし、値引きが常態化している家電量販店で買う時は値切るし。
でも、財布の範囲内できる限り、売る側に、サービスを提供する側に、敬意を表したいなぁと思うのでした。

衆議院解散の影響

政治家のブログをみていたらさ・・・
なぜか・・・
なぜか・・・
なぜかワンピースのネタバレさらっとしてやがんの(;o;)

ワンピースのネタが出てきて、を読んでるんだ。
と好感度上がったのに・・・。
しかも超キモの部分じゃねーか!!!!

山本一太最低・・・
あぁ・・・
あぁあああああああ
ワンピース単行本派の俺の青春を返せ!!!
絶対自民党なんていれてやんない。プン

Winny制作者金子勇

弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」:Winny開発者・金子勇氏の控訴審が結審、判決は10月8日
壇弁護士の事務室:高裁第3回期日

ふーん程度だったけど

Attorney-at-law
これを読んで興味がわいた。金子先生面白い!

試験終わったら
ライブドアも調べたいし
プログラムしたいし
金子先生の事も調べたいし
税法極め尽くしたいし
うひょー。

昔に比べて法律に対して抵抗感が無くなったのが、すごい進歩だなぁと思う今日この頃。

気分の高揚

試験前はどうも気分が高ぶっている様だなぁ。

2007年の最初の試験では「参議院選」
2008年の試験では「環境問題の問題」
2009年の今年は「衆議院選」

毎年この時期になると、いてもたってもいられないくらい興奮している。

新しい政党だよなー。
民主党は消去法だとみんな知ってる。民主党の議員でさえ知ってそうなもんだ。
政治という権力が超安売り状態じゃないか。お口の恋人「□福実現党」とか言う政党もバーゲンの買い出しに来てるみたいだし。
この党の人達が税理士事務所に「消費税と相続税を無くします」って宣伝しに来たけど、喧嘩売ってるのか(笑)それうちの商売道具ですけど・・・。

(一部削除)

と、愚痴って勉強だーーーーーーーーーーーーーーーー!
国と一緒に倒れるなんてまっさらごめん。