どーも最近惹かれるのがこういう変な作家バカリで、刺激が足りていないのかもと思う今日この頃。昔はもっとほのぼの系を好んで読んでいたはずなのだがっ。
期待に違わず、身体障害者を中心に据えた、変わったミステリー。ミステリーと言っても、ミステリーを使って、読者のみっともない思想をあらわにさせようという、あのおっさんのニヒルな笑いが見えそうな作品。
本の中には、お屋敷に飾られているというロートレックの絵もカラーで掲載されていて、ちょっとした美術館気分も味わえる。
いっちゃん最後の主人公の言葉なんてのは、かなりのカス人間ぶりが、結構心に響いたりして。これにガチで感想を書き始めると、結構精神的どツボにはまってきそうなので、とりあえず安心して誰かと話をする時まで自主規制(笑)
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