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『現代語訳 学問のすすめ』福澤諭吉 訳:斉藤孝

※歴史の知識は恐ろしいほど欠如しているので、つけたし、意見コメント大歓迎。

 進路に悩む若者としては福澤先生の話は中々面白かった。でもこのおっさん、近所にいたりすると絶対にウザイです!こんな説教くさい武士の絵が財布に入っていると思うと、生活しにくくてかなわんわ。とはいえ、福澤先生もこんなヤワな私のような人間は蟻以下と思われているのでしょう。中々財布の中でお目にかかれないわけでして(笑)

 福澤諭吉(1835年1月10日(天保5年12月12日)~1901年(明治34年)2月3日)
 豊前国中津藩の下級武士の次男(末っ子)として生まれる。今の大分県の藩で、一旦は大阪で生まれるも、すぐに大分県の中津に移り少年時代を過ごす。19歳のときに長崎で蘭学を学んだりしつつ、あっちーこっちー行ったりきたりしつつ、1858年に江戸で慶応義塾大学の大元を作る。
 この福澤先生は幕末真っ只中に生きたにもかかわらず、政治の世界には入らなかったようで。きちんと民間の教育をしたかったということだそうです。
 まあ、「学問のすすめ」にも偉そうなことかいてますが、人に命令されるのが嫌いだっただけじゃないかと勝手に想像してしまいますわ。「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり」(笑) » Read more…