Category Archives: 戯れ言

EUの難民問題なう

 2015/9/23にググってみた内容

 難民問題ってのは、その国の考え方とかを嫌というほど見せ付けられる気がしますね。
 日本での難民認定数は2014年で11人。世界が数千人数万人で話をしているなか、かすみたいな数字ですが、これも、日本国民の他国の人へのセマーイ器量が反映されている気がする。私たちの国は、やっとの思いで岸までたどり着いた難民の方を蹴り飛ばしているわけですから。
 ちなみに、申請数が少ないとかそんなこともなく、2014年は5000人くらいの申請があったとか。受け入れ割合もドイツは40%オーバーとかなところ、日本はえーっと0.2%かな?(※2←これ見やすくていい資料満載)

 一方、ドイツって、なんとなく日本と似たような国と考えてしまっていたけど。
 ずいぶん難民に対しては正反対の考え方を持っているようですな。その理由は、一つには「誇れる国になりたい」もう一つは「移民を入れて国を維持しよう」。だと記事には書いてありました。世論の後押しがしっかりあるのが、ドイツすごい。

 自衛隊出して国際貢献するよりは、こーいう国際貢献にかね出して力使ったほうが幾分かましで。いやらしい話、いくぶんか見返りも大きい気がしますね。
 そりゃあ北朝鮮になんやかんやあって、一杯きたらまたじっくり考えないといけないのだろうけども。

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年初め 静まる街に 心急く

本年もよろしくお願いいたします。

さて、サンジャポを見ていたのですが、
こんな言葉を聞きました。

壇蜜曰く、
いつでも自分の代わりがいると思うからこそ、
せっぱつまらずにやれる。

一方自分は、
いつでも自分の代わりがいると思うからこそ、
せっぱつまる。

どこに思考の突破口があるのだろうか。
そんな自分は今年で三十。

子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。←イマココ
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。

『SHUTDOWN』The West Wing/The Fifth Season/Episodes8

 を、アメリカがSHUTDOWNしたんだねい。

【ワシントン】 米ホワイトハウスは30日深夜、連邦政府機関に対し、一部業務を閉鎖する計画を実行に移すよう指示した。米国の政府機関が閉鎖されるのは1996年以来、17年ぶり。
 米議会では30日夜、予算案を巡り土壇場の協議が続けられていたが、民主党が多数を占める上院は、オバマケア(医療改革法案)の修正を盛り込んだ下院の提案を否決。公共サービスを継続するために必要な予算案が成立せず、一部政府機関の閉鎖に追い込まれる事態となった。
The Wall Street Journal.

 せっかくの機会なので、米ドラマ「The West Wing」でSHUTDOWNしたと時のやつを見ていました。
 序盤は、ホワイトハウスが予算の決定で、多数派の共和党に追い詰められ劣性に追い込まれるも、最終的には謹慎中だった腹心の部下のアイディアで、国民的な支持を取り付け危機を脱する。

 事前交渉の場面でどんどん共和党に予算を削られる。その中には、念願だった授業料の税額控除等、公約でもあった主要な政策もあり、自身の政権の存在意義とかについて、皆が考えていくところが感慨深い。
 今オバマちゃんも、一丁目一番地のオバマケアが削られそうになっているところで、自分がなぜ大統領になったのかとか、考えておられるんだろうなと。(それに比べて日本の首相は巨大な権力を持ちつつゲフンゲフン)

 ドラマ中は、最終的には上手な国民へのパフォーマンスで、形勢逆転し、正論で共和党をねじ伏せ、予算成立を勝ち取るのだけど。さて、今回のアメリカのSHUTDOWNはどうなるんでしょうな。この日本名「ザ・ホワイトハウス」は、政略的な議論から始まるのだけど、最終的には各々が正論にひれ伏すという、綺麗な絵を見せてくれるのですきなのだけど。実際の政治もそうあればいいね。
 個人的には、オバマさんは、同姓婚に言明したり、シリアの一件も攻撃をせず収めたし、オバマケアもがんばってやろうとしているように見えるし。いや、実際どうなのかは知りませんが、たまーに耳を通るニュースは好意的なものが多く、頑張ってほしいなと思っているところでやんす。

追記メモ:東京新聞 20131002夕刊 大統領の粘り勝ちかね。
 一方、共和党が主導する下院は一日、退役軍人や国立公園関連などに限り支出を認める個別予算案の審議を始めた。上院民主党は予算案全体の無条件可決を求めており、上院は通過しない見通しだ。また、共和党内には大統領の主張に公然と賛同する意見が徐々に増えている。

『日本の童貞』渋谷知美

 中々ショッキングで面白い本でした。とりあえず童貞の定義から始まる。
 そもそもは修士論文らしく、非常に丁寧に歴史が調べられていて、論文として美しくて。
 なるほど、童貞などと言うところから見ると、男女の性の意識、互いに対する認識「女は家にいろ」みたいなのが、色濃くでてくるなと。色々な背景知識として面白いなと、以下長くなるけど、かなりお勧めの一冊ですわ。

 ではちょっと長いけど、1920年代の東大生の言葉

(P27)ほんとうに童貞は私が愛人と結婚する時に私が最大の歓喜をもって、私の妻に捧ぐる贈物であらしめるつもりです。私は私の愛人の処女たることを礼讃すると同時に私の童貞もが彼女によって礼讃せらるることを希望します〔略〕最高にしてしかも対等なる尊さ、純真さをもって二人は相抱擁することが出来やうと思ひます。是処にこそ真の真の夫婦なるものが理解されて存在するのではないでせうか〔略〕こんな意味で来る可き私の結婚を輝しき光にみちたるものとして胸をおどらして待つて居ます。

 このころ、女性は処女であるべきとされる一方、男性はいろんな相手とセックスをすればいい(これを性的放縦(ほうしょう)というらしい)とされていたそうな。さらにはこのちょっと前1870-1910年代は、男色(なんしょく)も普通だったとか。
 それは法律でも同じように適用され、女性の拒否によるセックスレスを原因に男性側が起こした離婚訴訟で次のように裁判所が判事したという。

(P30)女子の貞操の喪失、すなわち其の純潔の喪失に対する社会的評価と男子の童貞の喪失に対するそれとの相違にに基づくものであって、之を同一に評価することは法律上妥当しない。

 さらに1920年の雑誌『性』の「男子も貞操を守るべきか否か」をに問うアンケートで、男性論者のほとんどが「男女とも貞操を守るべし」と述べていると。1910~1920年は男子も貞操の時代なのだ。
 そこで現れたのは平塚ライチョウ。「花柳病男子結婚制限法」の請願やら、「花柳病男子拒婚同盟」やら、風俗関係でなりそうな病気になると結婚できなくさせようぞ。と。これに与謝野晶子が反論する・・・。とこの辺が非常に面白いのだけど、書いてたらきりがないので、紹介までに
 なんかこの時代本人たちはイタって真面目なのでしょうが面白い。こういったことを喧々諤々議論していたんだなあと。

 この「童貞守っていこうぜ!」という時代は、1960年代まで続くが少しこの辺りで代わってくる。変わる直前は

(P111)実際、ビックリしました。こんなに童貞のヒトが多いなんて・・・・・・。男性って、みんな勝手な事をしてて、そのくせ女性には処女を要求する――と考えてましたけどねえ。これからは、独身男性を見直さなきゃ」

 もちろん、童貞が褒め称えられてはいるけれども、男は相変わらず遊び人もおおそうではありますね。
 で、ちょっと雰囲気が変わる1970年男子

(P114)そんなことをしゃべるんですか?困っちゃうな。たしかに未経験ですよ。そんなこと、どうだっていいじゃないですか?第一、友だちにも隠してるんだ。いまさら童貞だなんて、カッコ悪くていえやしない(略)やりたいなあ。一度経験しちゃうと、ずいぶん気が楽になると思うんだ。童貞って、ほんとに自慢できるもんじゃないと思うよ。重荷だもん。童貞ということばにまで抵抗を感じることがあるな。

 1970年に青春を過ごした世代はちょうど今60才くらいだろうか。風俗でいいから童貞捨てて来い。みたいなことを言うおっさんはこのあたりからできてるんですな。

 と、そして、ご存知のように、現代への流れに繋がってくる。今は、多少「童貞だっていいじゃない(み○を)」みたいな、慰めてるのかけなしているのかよくわからないような時代ですわな。
 なんとなく、今の時代、昔から比較してみれば「童貞」には「駄目な男」という刷り込みかなり強くはいっているんだなと。
 私は理系の単科大学出身ゆえ、私を含め女性経験が少ない輩が少なくなかったわけですが、これが優秀で、卒業後7~8年で十組以上結婚しているはずだけど、離婚の報告は聞かず。円満な家庭が多い。おまけに転職も少なく収入も安定している人が多い。
 そりゃそうだ、ナンパの仕方も知らず、学生時代勉強やら趣味に打ち込んできた輩だ。その辺は堅い。

 そもそも日本は街ぐるみでの筆おろしとか、お見合いとか、童貞(処女)をわざわざ捨てる必要のなかった国であるはずで、男も女も性に開放的であるほうがカッコイイというような、ちょっと背伸びして無理してるのかも知れないね。
 もし、この「童貞」に不利な世の中が続くのであれば、親は子どもに「異性と遊んで来い」と、ちょいと変なアドバイスで教育しないと、まともな配偶者さえもらえない、なんて事になりかねない(笑)。やっぱり「勉強っておもろいやろ!」「趣味に大いに打ち込みなさい!」と言える社会がいいよねえ。

屁理屈の技術

 2012年11月10日横浜でディベート大会に参加してきました。

 屁理屈というものの凄さをしみじみと考えさせられた一日でした。屁理屈って相手も想定していないから、感情的に間違っていることはわかるんだけど、案外きちんと反応しきれないですな。

例題)プリンを買うべきか否か

・多少無理があっても、相手が想定もしていない観点から攻撃する
例)プリンを買うことによって店主が助かる
・相手の常識的な反論には、原理原則を限定的に使って譲らない
例)他人を助けることはいいことだ。聖書にも書いてある。プリンで家計は破綻しない。プリンで健康は壊れない。

 で相手が、「店主は本当に助かるのか?」と議論の中に入ってきたら、ディベートはこっちのペースになる。
 「ふざけんな問題はそこじゃねーだろ」と言えないと。

 まーディベートは「ゲーム」なのでこれでいいんだけど、やっぱり真摯にメインの内容、論点で議論を深めたいよなあと。敗者の弁なのでした。
 以下はもうちと内容に。

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尾崎豊ってどう思われているんだ?

 昨日のエントリーを書きながら、たまたま見つけた記事に
今の若者は尾崎豊に全く共感しないらしい/妹はVipper
 この記事が気になっている。

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/23(日) 10:26:36.88 ID:aJLTKZb30
今の若者が盗んだバイクで走りだしても「ゆとり死ね」って言われるだけですし

194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/23(日) 11:44:47.78 ID:5SLaBqiW0
>>40
まさにそうだな
お行儀よく大人しくしていても、ハジけても「まったく今の若者は」で済まされる

じゃあどうしろと

80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/23(日) 10:38:57.69 ID:6t+kRLAN0
盗んだバイクで走りだすとかただの犯罪者だろ

243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/23(日) 13:12:02.75 ID:ce/iGjCP0
あんなのに共感ってただの暴れたい世代じゃん
手がすぐ出る奴らだな

245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/23(日) 13:14:16.49 ID:Vw49TsYdO
今の若者は内にこもるから
暴力をしても何も変わらないって知ってるから

今の若者は尾崎豊に全く共感しないらしい/妹はVipper

 こういう文章読んで同世代の人間はどう思うのだろうか。自分もこのコメントを書いている人たちとは10歳も離れていないと思うわけで。いや同世代もいるだろう。

 詳しくないので恐る恐る書きますが、尾崎豊は学校に「髪を切れ!」と言われて、「なんか違うんじゃないか」と思った。って言葉があり、バイクを盗んだり、校舎の窓ガラスを割って歩く話になるようで。
 社会に適合していくってのは、校則に縛られたり、法律に縛られたり自分の自由が奪われていく過程を経験する事そのものであって、欲望のままに生きているところへの理性の強制ですよ。その自分を縛っていくものには明らかに「変なもの」や「筋が通らないもの」もある。誰だってその一つ一つと向き合いながら対処方法や時に反発をしていくと。
 そんな社会の規則、強制される理性、その対極にある行動の源である自分の「欲望」特にその象徴「愛」をそのまま詩におこし歌にして歌い上げているのが尾崎豊なのかなと今は整理していて。コレ自体は大して変なことをしているわけではなくて、普通に共感できるもんじゃないのかなと。

 前述の引用は「犯罪者=悪人」というニュアンスで言葉を使い、社会から見てどう思われるかを判断基準にしているように見える。そんな輩は東大に入って官僚になって法律を作る超エリートだけで十分でしょうに。
 国とは民であって、制度じゃないわけですよ。民が制度をつくらにゃならんのに、民は民でもこれから制度を作っていくべき若者が、問題意識を持つこと自体を鼻で笑い、制度に服従している姿と言うのは、異様だなと。

 合う合わないってのは、もちろんいいのですが、コメントが妙に気になったというか。
 こういった人間を社会から追放する空気を持った社会と言うのは、個人的には気持ち悪い。

 それとも、今は尾崎豊の時代よりも遥かに幸せな世の中になったってことなのか。
 それとも、制度が疲労してきていて、尾崎豊の時代よりも遥かに強い力で押し込まれているのか。

 と、議論できる土台となる歌詞を提供しているだけでも。やっぱりすげえと無難な感想を最後に付け加えるのでした。

愛のことば

 急に入ってきたスピッツ「愛のことば」と言う曲。かなりはまってしまった。
最初は曲。入りの「ブーン↓」ってのからいい。
次に歌詞。
そしてPV。
順番に全部はまってしまった。
 スピッツのPVって始めて見たかもしれない。いいねえ。

うたまっぷ.com「愛のことば」

スピッツ6作目のアルバム「ハチミツ」に入っている曲らしい。
同じアルバムの「あじさい通り」もかなり好きです。
アルバムの発売は1995年9月20日。

阪神淡路大震災が1995年1月17日
地下鉄サリン事件が同年3月20日
関係せずにはいられまいかななどと。

分かり合えない物同士が通じるための「愛のことば」
恋をしていると夜の営みを彷彿とさせるものだし、
弾圧者と被弾圧者でもいいだろうし、
被災者とそうでない人でもいいのかもしれない。

ただ、最初の
限りある未来を 搾り取る日々から
脱け出そうと誘った 君の目に映る海

の「君」ってのは、改心しようとした人に聞こえる。つまりは悪者。
よくある話のように死んでしまい、煙となって初めて分かり合う。

そんな解釈を勝手にしながら聞いている。
1995年もすごいトシだったんだなあ。

こーいうこと書くのはダサいけど、いい曲だったので紹介がてらちょっと書いてみた。

Storm in a Teacup/AKB48ドキュメントの感想など

 色んなところで話題になるので見てみました。
 たかみな氏カッコいい。篠田氏美人。前田氏・・・ふむなるほど日本男子はこういう子が好みなのか。

『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』
 事前評を聞く限り、そうとう激しい(戦争だ!)と聞くので、えらい映画で号泣だろうなーと思ってみたのですが。案外平然と見終えてしまった。
 もっと、人間不信になったり、人間としての尊厳をバキバキにやられるような場面が写るのかと思ったら。締め切り前のデスマーチという感じだなというのが素直な感想。
 いや、もちろん裏ではよっぽど精神的にきつい色々なことがあるはずだ。ってか大場美奈氏が飲酒・交際(笑)で謹慎みたいなのは盛り込まれていた。帰ってきたときの「ザケンナボケ」と言う吹っ切れた顔は中々素晴らしかった。
 個人的にはもっとこういうのを・・・(悪趣味)
 ちなみに、被災地とAKBを交互に写すもんだから、非常に恐縮してしまった。同じ現実なので、整理をつけて捉えないといけないんだろうけど、中々AKBへの感情と被災地への感情をごっちゃにされると大混乱が起こってしまう。

 さてさて、映画中印象的だった言葉に選挙やらじゃんけんの後「勝てませんでしたが、正直ほっとしました」というものが。同じ趣旨の言葉を映画中別々の人から3回くらい聞いた気がする。
 彼女らにとってこれらの勝負をしている意味は「場の確保」なのかもしれなと感じましたがいかがでしょう。
 AKBの上位であるという所属がほしいのであって勝負に勝ちたいわけではないんじゃないかという印象を受けた。団地コミュニュティーに留まるためなら火曜サスペンスだって起こりえるアノ感じ。
 男性が勝負事をして「負けてよかった」なんてことは、苦し紛れの言い訳以外ではまーないのでは。この辺り性差で片付けてしまってもいいでしょうか。(どっちが良い悪いという話ではなく)

 もう一つ印象的だった言葉は、被災地を訪れて「歌で人を幸せに出来ることが分かりました」的な発言。
 いや、今までも十分擬似恋愛を提供していたわけだが。そんなのは承認欲求をちっとも満たしてくれていなかったのだろうか。
 落としたパンに蟻が群がっても興味がわかない。しかし、可愛い猫にパンをあげて初めて「ああ動物にパンをあげるって素晴らしい」と感じた。
 AKBのファンは傷つかなかったのだろうか。と素直に。

 また、若い女性の集団行動ってのはそんなに目にする機会はないわけで、そういう意味でも興味深かった。あちこちで泣く女性あれば、母性を発揮して抱きしめる女性あり。なんか複雑だなと。この中にも冷静に振舞っている人と、そうでない人といるんだろう。
 男性集団だと、母性なんてないので全員ガキで、洋画ならロッカーをぶんなぐり、みんなでウワーンと泣いて、翌日はハッピーとなっているのかなと。

 そして秋元康。

安藤忠雄の仕事の理念に「多作が新しい発見につながる」というものがあり、秋元康も並行して100以上の仕事をこなすらしいので、二人の仕事術をつなげる一番の接点は「多作」という部分だと思います。
GOETHE 2012年5月号の安藤忠雄と秋元康の対談が面白かった/Future Insight

 この人にとってAKBは数多く手がけた作品の一つでしかないのだろう。

成功するためには、何が必要か?
………運です。
僕はこの38年間、スターと呼ばれる人たちを見て来ました。
僕も何人もプロデュースして来ました。
そこで見たものは、運です。
どんなに実力があっても、
運がないとスターにはなれないのです。
じゃあ、努力をしていても無駄なのか?
努力は報われないのか?
そんなことはありません。
努力は必要です。
言い方を変えれば、
努力は成功するための最低条件です。
みんな、必死に努力して、
じっと、チャンスの順番を待つしかないのです。
秋元康がgoogle+で、AKB48の「非」選抜メンバーに贈った言葉が名言/attrip

 秋元康は彼女らを不幸にする気もなければ幸せにしてやる気もないのだろう。
 新大陸を目指し色々な船を出す。乗っかってきた子達と旅に出る。そんな船を沢山出し、たまに新大陸を見つけ出す。そして、彼の作る船は数をこなすことで自然と精度の高い船になっていく。
 そして彼の船にはより素晴らしいクルーが目指してくるようになる。

 AKBの苦労の姿と言うのは、お互いに納得の上の大人同士の契約なのだろうと。だからこそ、当初思っていたよりも辛い気もしないし、かわいそうとも思わなかったというか。

 外からコップの中の嵐を見るのは気楽なもんで当事者は大変だ。しかし、コップの中で必死に戦わねばならんこともあるわけで。こんなガキンチョどもがやっておるのに負けてはおれんなと。最後はやっぱり思うわけです。

NPO法人云々

 ちょいと、名古屋でNPOに関る会計専門家向けのイベントがあり、参加してきやした。私は新参者で完全にアウェイですが飲み会まで行ってちょいと話もしてきました。
 金を出資してもらって、配当を出すのではなく満足感を与える、という新サービス業ともいうべきNPOの形態ってのは、資本主義で許容できる新しい仕組みの一つだと思っております。
 そんな前提で、せっかくなので思うことをちらほら。

●給料出す気やっぱりない?
 会計制度としては、NPOでも「人件費が必要なんだ!」と社会に認知させることを目指しているのだと思うが。
 現場の人たちの声を聞くと、人件費なんてもらえなくて当然という風潮は、想像よりも遥かに強いようだ。人件費を出せないということは、タダ働きの仕事でしかなくなるわけで。
「やる気がある子がボランティアで働いてくれています!」というのは、自信を持っていうのではなく、申し訳なさそうにしゃべってほしかったなと、率直な印象。

●寄付も実はそんなに期待していない?
 NPOとかは寄付を受け入れる箱として面白いなーと思っていた。
 しかし、会場で配られた資料では(元資料が示せればいいのでけど非公開のようで)、ほとんどが事業からの収入。寄付ってのはほんの少ししかないようだ。クラウドファンディングなんて言葉も、一瞬でたけど、みんなの顔がリアクション薄だったなー。その心はどうなんでしょ。

●生態系
 NPOが生き残る生態系を作らなければならない。という話をされていた。
 しかし、最終的な理想像は見えなかったというのが残念だった。「助成金に頼ってはだめだ。」という問題点から、当然「寄付だ!」となると思っていたけれど、「借入金だ!」という方向になりつつあるような。うーん、それは少々お人よしが過ぎるのではないか。
 いや、それぞれの方々が目の前の課題に取り組んでられるのは、大変に素晴らしいと思います。心から。

●(参考)認定NPOよりも公益法人?
 書籍などを読んでいると、公益法人のほうがメリットも多く、認可を得ることも簡単そうだなあと思っていたけど、実際にも認定NPOは困難が多く、公益法人は比較的楽だとか(噂)。NPO支援の集まりなので、あまりおおっぴらに話せる内容ではなかったけど。

 なんぞかんぞあるけど、もうちょっと真剣に関わってから、きちんと意見を書くべきだわな。まずは、もうちょい関わってみて現状認識してみないと。

自殺を助けるのは罪なのか

※当然にミムラは刑法などは勉強したことすらなく、基礎知識皆無ですので、ご了解の上お読みください。

 そもそもは、自分の持論として「自殺施設を作るべきだ!」とおもうております。3万人も死んでるわけで、死ねる場所を作ろうよっと。
 これによって
・電車が止まらない
・自殺の要因の解明(死ぬ前に聞ける)
・自殺者の直接減(事前の相談で防げる可能性)
・自殺者の間接減(死ぬ権利が確保されるなら、もう少し生きようと思うのでは)
等のメリットがある。4つ目は伝わるだろうか。禁止されると、一瞬の隙をついてやりたくなるあの衝動のこと。
 とまー、こんなところから、自殺幇助の問題などに興味がわくわけで。この変の偏りをもった人間が書いていると思っていただけると。
 適当にまとめてはいますが、リンク先がかなり素晴らしいのでそっちを読んでいただければ。
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