Daily Archives: 2011 年 1 月 1 日

2010年の自分を振替ってみるのコーナー(あけおめ)

 あけましておめでとうございますm(__)m
 ふつつつかものですが、本年もよろしくお願い致します。

 税理士試験のことでもまとめるかと思っていたらいつの間にか、新年明けてしまいました。
 ちょいと、昨年を振り返ってみます。(ほんとは年末にかいてるよん)

Twitter

 私にとって昨年の一番のキーワードはTwitterだったりするかもしれませぬ。

ブログとTwitter投稿数


1人寂しく寝られない夜にはTwitter!
クリスマスの夜も、明石家サンタを見ながらTwitter!!
僕はいつでもTwitter!!!
というほどではありませんが、Twitterにはまった一年でありました。
 Twitterが面白いのは、結構な知識人(税関係の先生方)や芸能人(宇多田ヒカルですな)が参加していることがとてもでかい。ブログや普通のニュースサイトはある程度、完成された文章を掲載することになるため、不完全なネタは普通載せない。しかし、最新の情報や重要なポイントは不完全なネタレベルだったりするわけで。それを聞くことができるTwitterというのは、かなり情報収集に役に立つ。
 それは、税務情報や宇多田情報はもちろん、女性の普段聞けないようなちょっとした愚痴なんかも聞けちゃうわけです(嬉しいかどうかはともかくとして)。しかも、コアな話題であればあるほど、知識人と会話に発展しやすいです(誰でも興味のある話題だと、なかなか下々のものとしては会話しにくいですが)。

 さらに、アウトプット側としてはTwitterはブログとちがって一度に140字しか書き込めないので、文章に凝りようがなく、強制的に気楽に文章を書くことになります。Twitterは気軽なのででアウトプットし始めると、ブログの役割が相対的に落ちてしまう。私の場合ざくっとみて、ブログ1記事が80つぶやきに変換されている感じですな。
 今ではきちんと完成された文章まで持っていくことの重要さを十分感じるので、ブログに再び想いが戻ってきている感じです。やっと両立してきたかなという。来年は、またブログが増えていくんじゃないかな。

これからの「正義」の話をしよう

 昨年は完全に文系に目覚めた一年でもありました。面白いのよねえ、経済学とか哲学とか思想とか宗教とか。
 一番きっかけになったのは『これからの「正義」の話をしよう/Michael J. Sandel』でした。この本を読むまで、ベンサムだの、カントだの、ロールズだの、アリストテレスだの全く知らず。本当に名前しか知らないじょうたいでして・・・。
 この本を読んでからと言うもの、経済や法律や思想といったもののベースとなっているものがやっと見えてきたという感じで、違和感なく読める本が一気に増えました。で、今年はマルクスだとか、ケインズだとか、聖書だとか、基本中の基本であろう本を読みあさり始めています。(これを友人に話と、つまらん男だなあという目で見られるのよ。文系差別を撤廃すべしw)
 昔は、こういった文系の学問は生産性がなく無駄だなあと思っていましたが、理系が生みだす道具よりも強く直接的に人に影響を与える物であり、幸福に直結する物なんだなあとびっくらする日々です。
 

税理士試験の合格

(実はまだ、合格証が届いておらず「やっぱ不合格」とかいう事が0.5%くらいありえるのですが。その場合は何も言わず雲隠れして勉強していると思います。そっとしておいてください。餌は与えないでください。)
 昔から主賓になるのは嫌いで「お祝い」からはずっと逃げてきました。が、今回はちょいと趣向を変えて、自分からしっかり広報してみました。
 税理士になりたいと思ったのは、一番ストレートな理由は周りの役に立てるなと思ったからです。理系大学なので、税理士になろうって人も少なかったし、会計士と医者と弁護士は知り合いに持っておけといいますからね。なのに、私が税理士になっても、それを知られていないのでは意味を成しませぬからねと今回は厚かましくも、色んな方に報告させて頂きました。是非、今後はガンガンこの男を利用してやってください。

 祝われながらずーっと感じたことは「緊張するな」ってことでした。
 人に期待されると緊張するんですね。
 ところで少し話が変わりますが、昔から「責任」の定義をずっと悩んでいました。わからないなりにも、大学でサークルやる時には名刺に「総責任者」としたのは良い思い出です。自分で総責任者と言うと緊張するもんです。
 今回、おぼろげながら気付いたことは「責任」=「期待」なんやなと。これから、ガンガン勉強して、期待に添えるようにならなきゃいけないわけです。「どんな仕事がしたいか。」と聞かれて、答えはなくもないですが、正直なところ期待に添えるようになることがまずは当面の課題かなと思っています。
 ひとまず試験勉強は終わりましたが、本当に重要な勉強をこれから始めるわけです。

 あと、恥ずかしながら、「友人ってええなー(恩師込み)」ってこと思いまして。いや、ほんとこんなことをこの年にして思うのもどうかと思いますが。うーんなんていうんだろう。結構マジで祝って貰ったりして。ほんと自分のために税理士試験受けてただけなのに、色んな人が心配してくれていて。
 ありがとうm(__)m恩は絶対返すからな!覚えてろよ!

宇多田光

 宇多田の項目は最後。また書きたいし。
 今年1月終わりから2月にかけて初めて海外に行きました。それはUtadaのライブのため。
⇒ Utada in Chicago “Utada In the Flesh 2010″ part 1
⇒ in Chicago part 2
 私は、宇多田は好きだけどそれ以上に、彼女の行動から新たな世界を手に入れる口実でもあったりします。
 今回は「Utadaのライブを見たい!」という事を口実にシカゴまで行ってきたわけです。もちろんUtadaライブが最高にすばらしいもので言うまでもない!

1967年8月15日公開⇒シカゴ・ピカソ

 当時の日記では、私は現地の人に注目しているようですが、「建築物」と「シカゴ美術館」もよかった。
 日本で高層建物が凄いと言っても、普通単発だと思うわけです。それは、ほとんど施主は利潤などを最優先にして、建築しているんだろうなあと思わされるところです。
 しかし、シカゴとの高層建築は隣のビルとデザイン勝負をしかけているわけです。使いにくいフロア構造になっている高層ビルの多いこと。なんというか、町が好きなんだなっていう感じです。さくっとピカソのオブジェがあったりするし。
 シカゴは米国でも最大の「人種のるつぼ」らしいのですが、そのぶん「地域」にアイデンティティを求めるのかなと言う気がしました。

 もう一つの「シカゴ美術館」これもよかった。
 冬のシカゴってのは、冬の北海道にいくようなもんで、くっそ寒い。しかも雪祭りとかあるわけじゃないので、観光客は殆どいない。
 なので、本来シカゴで長蛇の列ができるようなところも、人は数人のところばかりで、ゆっくり滞在し静かな時間を過ごせる。シカゴ美術館も例外ではなく、びっくらするくらい有名な絵も誰も見ておらず、1人占め。
 全く絵に詳しくないのでヤボな事は避けますが、ゴッホの自画像とか、近くで見ると肌の色一つのために色んな色を使っているんです。油絵だから、そうなんだろうけど。そこに緑かよ!遠くから見るとめちゃ完璧じゃん!みたいな、頭の中どうなってんだろうとしみじみおもったり。
 あとはモネの睡蓮。色々な睡蓮があって並べてあるんだけど、寂しいっすよね睡蓮って。そして何よりもモネ先生は水も書きたかったんだろうなあと。でもさ、色んな絵を描いて最後にたどり着くところが睡蓮って、なんか寂しくないですが?ゆっくりそんなことを考える、本当に言い一日を過ごしました。
 あそこは何日でもいられる。(1日いたけど、全部見ることさえできてない)

 聖書読んだり、米国の歴史勉強してから冬のシカゴにもう一回行きたい。

 まあ他にも色々あったっちゃあったけど。ブログに書ける話と書けない話があるよね(笑)
 何はともかく。今年もよろしくお願い致しますm(__)m