峠の国盗り綱引き合戦

 一見平和に見えるこの国で土地の境界を巡る小さな紛争が起こっていたのをご存じであろうか。

 時は2010年10月24日先勝。信州(飯田市南信濃)と遠州(浜松市水窪町)の間で境界を巡り、兵越峠にて小さな合戦が行われた。

より大きな地図で 峠の国盗り綱引き合戦 を表示
 合戦は、両軍10名の少数精鋭による「綱引き」による勝負であり、先に2勝した国は国境を1m広げることができると定められている。昭和62年より過去23度行われており、遠州軍は11勝12敗という結果で国境を1m狭くなっていた。その遠州軍を応援するため、この三村が備中の地より遠州軍の応援に馳せ参じた訳であります。
 もちろん小競り合い(一般)には参加して、しっかり筋肉痛になって参った次第であります。

 結果は言うまでもなく、私が応援する遠州軍勝利。
 壱戦目危なげなく勝利し
 弐戦目は勝利目前で信州に隙をつかれ敗退
 参戦目に実力の差を見せつけ勝利
第24回峠の国盗り綱引き合戦
(↑この画像は是非クリックしてじっくりどうぞ)
 これにて国境は24年前の地点に戻ったわけであります。
 尚、遠州軍の実質の大将は水色のハッピを着た武将。この大将と少し酒を飲まして頂きましたが、宇多田ヒカルの「Automatic」が大層お好みのようで、お酒の席でもずっと振り付きで歌っていらっしゃいました。かなりその振りが大変刺激的でありトラウマとして染みついております。
 何はともあれ、本気の戦とはこうあるものかと、我が身を省みる合戦でありました。


 ということで、携帯の電波も届かないような所で、遊んできました。初寝袋も体験。
 遠州軍試合前日の練習に少しお邪魔(敵としてちょっとだけ)させていただいたけど、本当に凄い緊張感。かなりの練習量をこなしてきたと聞きましたし、何よりそれはビンビン伝わってくる。ちょっとコツなんかも教えて貰ったところ、すっげー奥深い。大人が綱引きを本気でやるとこんなに凄いのかと心底びっくら。ほんと綱引きなめるなからず。

P.S.
一緒に行った人へ
色々筋肉が痛いのだけれども、一番痛いのは笑いすぎで腹が痛いのと、喋りすぎで喉が痛い。面白かった!
感謝

Pages:
  1. 坂口篤彦

    遠州軍の練習で、スターター及びタイムキーパーを務めた坂口と言います。
    練習参加ならびに応援ありがとうございます。
    渓流庵での飲み会楽しかったです。
    これを機会に、水窪人との交流を深めましょう。

    P.S
    また、宇多田ヒカルの「Automatic」を聞きに来てください。

  2. やいだ(みむら)

    これはこれは!
    先日は大変お邪魔致しました。

    水窪人の下ネタ・・・いや、綱引きに対する情熱を
    間近で見れて、かなり楽しかったです。

    本番前、飯田軍が声を上げて気合いを入れている中
    水窪軍が静かに集中力を高めている様は
    ちょっとした恐怖すら覚えました。

    また必ずやお邪魔致します。

    P.S.
    宇多田ヒカルは勘弁してください :evil:

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