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『プラチナデータ』東野圭吾

 あけおめございます。
 例のごとく帰省中に読んだ本。

 東野圭吾は、あまりにもみんなが読んでいるもんで逆に読まないようにしていました。が、結局勧められたので読んでみましたよと。
 たかだか、国民総背番号制なんてのが紛糾する、意味不明な日本に住んでいるわけですが(んなもんちゃっちゃとすればいい)。その中である意味こーいう警笛本を出すというのは、東野さんも狙ってるのーなんて思うわけです。
 ところで、警察って今どこまで捜査の力をもっているんだろうと、気になっちゃったりもする本です。

 いやはや。面白い本でした。やっぱし人物描写はもうちょっとほしいなーなんて欲張りにも思いますが、テーマ設定とかは極めて考えさせられたし、中にちりばめられているメッセージもスキ。何よりも読み心地がすごくいい。
 いやー450ページくらい合った気がしますが、さらっと読めるのでお勧め。
 以下多少ネタバレ
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