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上から読んでも下から読んでも山山山

わけいってもわけいっても許されない 言い訳三投下

 この3日間家で引きこもって本を読んでいる予定だったところ、ありがたいことに方々からお誘いを受けあっちゃこっちゃら行って参りました。貴重なWEBリソースを少々消費させて頂きます。

ボルダリングの図

ボルダリングの図

 一日目5月3日。ボルダリング(岩をヒモとかなしでガシガシ登るスポーツ)を行うために豊田市へ。
 ボルダリングはタダ岩があれば良いというわけでもなく、コケを落としたり、難易度が設定されていたり、道が整備しされていたりと先人が切り開いてくれた場所で行われることが多く。そして、豊田市はちょっとしたボルダリングの名所のようです。
 左画の通りマットを敷いて登るわけですが、落ちる時に気を付けないとマットから外れたり、マットの上でも落ち方が悪いと、まま痛い目に。前年末にこれで強打してエライ目に遭いました。とはいえ、数ある山系スポーツの中でも、死亡事故にまで至るようなものは少なく、比較的取り組みやすいのかなと。私が強打したのも調子にノッていたのが悪かったわけで…。
 近頃はボルダリングをする人は着々と増えておるようです。体重が軽い方が有利なこともあり、女性にも中なか人気があるようで。スポーツジムも急激に増えてきており、ジム内だけでやる方も多数。もし興味が在れば誘ってくだされ。

 ところで、一緒に登っている面々は「THE☆山男」なので、色々おっそろしい話なんぞも聞かせて頂きながら。この人たちといると、どう転んでも人生どうにかなる気がしてしまうのが、困った事です。そんなワイルドな話を聞きながら、実際の岩の質感や温度を感じながら、自然に身を包まれながら登るというのはまた格別の気持ちでござんす。

権力への反抗

権力への反抗

 5月4日。豊橋市の葦毛湿原(うもうしつげん)へ、写真部の面々と撮影会へ。
 大学時代、新聞部の取材であった彼(⇒)と一度飲もうと言いながら、いつのまにか4~5年。ふと思い立って連絡してみたところ、「撮影会するか」と言うことに。なんだかんだで、先方は写真部4人。私も新聞部の後輩1人を連れてきまして、湿原へ。全員男DA。
 撮影会と言うことで、さすが写真部様、ゴッツイ10万超えのカメラをみなさんご持参で。
 本当に皆さん熱い方々で、1人は話を聞いていると写真雑誌(多分「カメラマン」という雑誌だったと)の金賞を受賞されたとか。キャンプファイヤーの炎の用に燃えさかっている男は少々苦手ですが、ガスコンロの青い炎の様に静かに熱く燃えている男は大好きです。
 自分のカメラは5~6年前購入のCANON Power Shot A530で2万円程度で買った品。これについても今更ながら色々な機能が付いていることを教えてもらっていました。シャッタースピードやISO感度の使い方等を恥ずかしながら初めて知りました。家に帰ってそれぞれの設定値で撮ったモノを見比べて改めてビックリ。これは面白い。
 ところで、写真部新入部員の子(18才!!!!)がいたけど、辞めるということにならないと良いのですが。撮影会と集めておきながら、おっさんの口車に乗せられてプチワンゲル部のごとく山を登り始めているし、その途中の会話が卑猥で卑猥で。何回「おっぱい」と豊橋で叫んだことか。「俺のマグナムが」と叫んでいたことか。
 イヤイヤイヤ誤解しないでよ、彼(⇒)がね。まあでも彼との話し合いの結果、やっぱりおっぱいはあってもなくても、どっちもどっちで良いところがあるよね。というところで合意に達しました。
 色んな風景写真も撮ったのですが、やっぱり素人が取ると平凡なんだよなー。悔しい。なんだかんだこの写真が一番イイ。この写真は、監視カメラを付けて人々の自由を侵害し監視社会への一歩を踏み出している自販機に反抗すべく、反社会的な写真を撮ろうとしていた彼の勇士を写真に納めた物です。

筍ご飯ウマーーー

筍ご飯ウマーーー

 5月5日子どもの日。一路常滑へ筍採り。
 新婚さんのお家へお邪魔させて頂き、筍を採らせて頂きました。とは言っても、採っていたのはほんの1時間もないくらいの時間で、あとは写真の筍ご飯作り。箸から器から何から何まで自然物(主に竹)を使っての調理。(さらに、エンドウご飯、しいたけご飯もあるんだZE!!)
 ところで、「筍は埋まっているのが美味い」というのは迷信だそうです。1メートルくらい伸びたやつの、上のサキッチョが一番美味いらしい。実際美味い。理屈を聞けばなるほどで、埋まっている子は、ふみつけられたりして大きくなれる可能性が低い。しかし1メートルも伸びれば、大きく成長できる可能性は高くなる。だから、竹は1メートルくらいになるところで、栄養分を集中投下するんだとか。だから、ちょっと伸びたくらいが美味いんだ!と。進化って凄い。あの超賢い旦那さんがなぜ農業なのか。なんとなく理解できる気がしました。
 そんな美味い筍を調理してくれている横で、私は竹を削ってひたすら箸を作っていました。
 形を整えようと削っていると、どんどん細くなるんですな。ご主人に「串?」と突っ込みを入れられ、さらには「つまようじ?」と。
 ええ、ええ、不器用ですよ!
 そんなこんなで、できた、そのご飯の美味い事、美味い事。急襲した私なんぞにここまで振る舞って頂き、感謝の念に堪えません。それにしても、「筍ご飯は市販だと2000円ね!3つ作ったから6000円。大豆いれて6400円!」としっかり恩の金額まで教えて頂けるところは、商売人の鑑であると想うわけです。いや、こういうのは大事ですよマジデ。しっかり稼いでください。
 今度は奉公させてください。それにしても、ええ旦那さん捕まえましたな。
 その後、奥様と餅食って、ちょいと海で黄昏れたりして帰りました。

 とまあこの三日間、とにかく自然を満喫して参りました。これだけでなく、飲み会があったり、めでたい報告なんぞも受けたり、相当充実した三日間でございました。
 会った人の人数総勢14人。ほとんど私は笑っていただけで、色んなモノ・事を教えて頂き、食べさせて頂き。なんか、幸せだなーと思うと同時に、自分には何ができるんだろう・・・とも考えさせられたり。
 何はともあれ、本当にありがとうございました。こんな奴ですがこれからもお願い致しますm(__)m