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2009年2月15日

篤姫 24-27話(七巻)

 この巻で前半が終わり。
 GEOに聞いたところ続きのレンタル開始は3月24日とか。

 それまでに、日本史世界史の勉強をしておこうと思うのでした。


 この中で印象的だったのは
 大久保利通
 親しい肝付尚五郎(小松帯刀)、西郷吉之介(西郷隆盛)が自分の道を定め、邁進していく中で、自分の進む道が定まらない大久保利通。

「己の先がみえんとは、おい一人じゃっちゅうことにございます。天下の政に関わる感激も、おのがそれを豊にする喜びもしらんままに過ごしていく。ぬるま湯につかっとるも同じです。」

 そして
「正直、おいは怖かとです。この天下の大事の時に、なすべきことも見つけられずに、このまま腐っていくようで」

 その後、西郷が、大久保を連れて熊本の要人に会わせてやるのだが・・・。そこで重要な話になると大久保ははずさせられる。
 西郷が重要な話をしているなか、一人部屋で待たされる大久保。大久保役原田泰三の名演技でした。

 家に帰り意気消沈するかと思えば、瓶の水を飲み。

「おいは悔しかです。おいは、おいは、今日から、鬼になりもす。」

 何よりも怒りってので、人ってのはがっつり動くよね。少なからずこの世界の大きな力の在処が変わりつつある中で、私もそうだけど「私はこんな状態でいいのか!」みたいな思いを思っている人も結構いるんじゃないかと。
 なんか心震えましたなあ。


 その他、篤姫と将軍家定のラブラブ度UPや、幾島の悔しさや。
 はぁ・・・しかし、現実は残酷だねぇ・・・。予習なんてするんじゃなかった・・・。

2009年2月 8日

篤姫 20-23話(六巻)

残すところあと7巻だけになってしまった。
篤姫ライフも後一週間
(内容書くのでネタばれ嫌であれば早々に立ち去ってくだされ。)


 この巻では
 「うつけ」的な振る舞いをしていた徳川十三代将軍家定が、わざと「うつけ」のフリをしていたことをばらすシーンがあった。
 理由は三村解釈に寄れば以下の通り

1.将軍未満の力ある大名等が結束して政治をする必要がある。と考えていた家定は、むしろ自分が声を出さない方がいいと思ったから。

2.徳川の跡継ぎと言う運命に逆らいたかったから。

 「うつけ」であったのかどうかを含め、諸説あるようで、完全に著者の想像なんだろうけど。
 家定演じる堺雅人氏があまりにも良い演技をするから、見てる方はズコーーーっと入ってしまったべさ。


 ちなみに、篤姫が「新婚初夜」を迎えようとする時の、緊張感。
 やばかったなぁー。


 いよいよ来週は最終回。手元の本でなんとなくオチが見えてきているけど、なんかドキドキするぜ。

2009年1月25日

篤姫 12-15話(四巻)

 15話。篤姫の父斉彬が病気に倒れた病気に倒れる。
 それを、お城の人たちは、(斉彬と険悪な仲の斉興の側室)お由羅が黒魔術をかけているんじゃないか。という噂を立て始める。


 それを聞いた篤姫は、「一方聞いて沙汰するな」との考えのもと、本人に「黒魔術(調伏)かけてるという噂がありますが・・・」と聞きに行ってしまう。
 お由羅は「んなことするわけないっすよ」と涙ながらに答える。

 これを聞いた篤姫は、「調伏なんてしていない」ということで、噂をかき消してしまう。


 両方の意見を直に聞くってのは大事だ。実際に会って聞くのも大事だ。そして何より、嘘偽りに対してさえ「正直」ってのは武器になるんだよねぇ。
 なんて言うのが、言葉にしやすい感想ですw


まぁこの回は篤姫パパも死んじゃうし・・・。なけるねぇ。

2009年1月18日

篤姫 8-11話(第三巻)

 第三巻は、篤姫が薩摩の生家から薩摩藩主・島津斉彬の養女になり、さらに将軍様の奥様(御台所)にいざなろうか。というところ。
 今で言えば、田舎の地主程度のお金持ちの娘さんが、力を持った大物政治家に養女として招き入れられ、その大物政治家の政略で現首相(日本の首相はしょぼすぎて割に合わないなぁ)のファーストレディーになってしまう。ってなかんじかな。
 これだけでも随分ドラマを作れるだろうけど、なんと4話でほとんど片づけてしまった!

 なんというか、世の中に流され、その流れに必死でのろうとする篤姫の描写に、背筋をピーンとさせられる気持ちです。
 その周りも、エレベーター式(エスカレーターどころじゃない)に身分が上がっていく篤姫に、当時も、さぞや気持ちを揺り動かされたのだろうなぁと。
 中でも、地味な役回りだけど、生家からついてきた侍女の「しの」にはとても心惹かれました。土田舎ののほほんとしたところから、急にエリート揃いの侍女に一人で入っていくのがどれほどつらいであろうか・・・。


 私も下唇をくっと噛んで頑張らねば。
 今、世界のしかるべき立場の人たちはこのチャンスを捉えて世の中を変えようとしてるだろうと。時代を変える役回りとまでは、私には無理ですが。時代の変化に対応し力になれるようにはなりたいとは思うわけです。

 最近こんなんばっかりだけど。篤姫見てるとこんな感情ばかりかき立てられ、そして焦らされるのです。武士ってかっこいいよなぁ。

2009年1月11日

篤姫 4-7話

きくもとおおおおお
(号泣)

俺泣きすぎ。

2008年12月30日

『篤姫』1~3話

 帰省前に篤姫を借りてみてました。

 「『傷つけた』なんて奢りです」って。わしが説教受けているみたいでしたがな。


 この時代の人はみんな姿勢も綺麗に生きていたのかなぁと
 姿勢は脳の働きにも直結するとか。姿勢良く生きたいなぁ。

 どこまで真実かはわからんけど。でも、こーいう素直に世の事を考えるのは格好いいことですよね。恥ずかしいことではないはず!


 いやー年末にして、ちょっと良い子過ぎだな俺。明日までに108の煩悩出しておかんと


 そうだ。良いお年をー

2008年11月 1日

『包帯クラブ』堤幸彦

 ハンバート ハンバートというミュージシャンにはまっておるのですが、この方々が音楽を担当していると言うことで、借りてみました。
 音楽をきっかけに映画を見るのは初めてかも。
 エンディングは違ったのでちょっと残念だったりだけど、イイ曲だったのでOK。


 映画自体は、その名の通り包帯を巻くクラブ『包帯クラブ』のお話。
 多くの人が心の傷を負っているわけで、誰しも見るだけでその傷が痛む場所も付随して付いてくる。そんな場所に包帯を巻いてあげるだけで、少し心が癒される気がする。そんな気持ちからこのクラブがスタートする。

 もう終始ほんわかします。石原さとみかわいいし。
 頭痛がしてなきゃもっと気持ちよく見れたのに・・・


続きを読む "『包帯クラブ』堤幸彦"

2008年10月29日

高橋尚子選手の引退会見を見て

 ふと、高橋尚子選手の引退会見を見ました。
 とても素敵な方ですね。


 この会見を見て、今まで陸上や高橋尚子選手にさして注目して見ていたわけでもない私に何が解るんだ。ということではあるけれども、少しだけ感想を書いてみたいなぁと。


 そもそも高橋さんが引退を決断したのは、プロとしての走りが出来ないと考えた、という事のようです。
 高橋さんの中にプロ基準ができており、その基準を達成出来なくなってしまった。という事が大きかったようです。陸上における自分の肉体や精神を知り尽くしており、その変化を敏感に感じ取っての事なのでしょう。
 さらっと書いてしまいましたがすごいっす。

 そしてこの会見を見て、ビビビと感じたのは「かっこよさ」。
 言葉一つがカッコイイ。と言うわけではないのですが、終始笑顔で陸上が大好きです。と言えるのは凄い事だなぁと。
 話の中に「チームQ」というのが出てきたのですが、この支えてくれた人たちのことを「人生を変えて付いてきてくれた」と表現している節がありました。日本全体の声援もそうでしょうが、このプレッシャーも大きなモノだろうと。
 こういった多くの期待で重くなった「Qちゃん」と言う看板を背負い、公になっていないような様々な苦労を背負いながらここまで走ってこられ、その上で本当に素晴らしい笑顔で会見をされている姿は格好いいなぁと。
 それと同時に、周りに笑顔でいるということは、自分一人で泣かなきゃいけない言うことも同じであり、胸が苦しくなるような感情もわいてきます。

 ついでに我慢出来ずに書くと、最後まで「幸せでした」と言っている高橋さんに対して、メディアは「辛かったことは何ですか?」「チームQのマイナス点はなんですか?」という無粋な質問ばかりであることに、多少気分が悪くもなりました。(ほんとはその愚痴だけで数千字愚痴を書きたいくらい。)


 ちなみに実益的な事を書くと、「精神」ってのが大事なんだよななぁと。
 怪しいコンサルの人が書いた本なんかには「ポジティブでいろ」みたいな適当な事が書いてありますが、スポーツ選手が言う「精神」というのは違う感じがします。
 会見の中で高橋選手がプロの試合前の精神力の話もされていますが、引退の理由の一部として自分の「精神」をプロのレベルでコントロールできなくなってきた。みたいな事も言われています。
 いろいろ集中力が必要な事を頑張っていた人には当たり前なんでしょう。自分の精神をコントロールするということ。
 私は「精神のコントロール」なんて言われるとさっぱりです。少しは鍛えられるといいなぁ。今でやっていることで言えばピアノが一番近いのだろうか・・・


 何はともあれ、今後もどのような形であれ素敵な笑顔をずっとしていられるような、幸せな人生を歩んでいただければいいなぁと、日本の中心で「Qちゃん」を叫んでみたのでした。

2008年9月21日

『素粒子と宇宙』小柴昌俊

 小柴昌俊さんの講義をたまたま見つけて、まったりと見ておりました。
 小柴さんは言わずとしれた2002年ノーベル物理学賞受賞者。かの浜松ホトニクスと共にカミオカンデとかいう水槽を地中に埋めて、なんやかんやしてた人。

 講義の内容は主に素粒子について。
 素粒子がどんなモノか。それがどうやってわかったのか。あるいは未解決であればどうすればわかるのか。現在(とはいっても2006年)の解決未解決の問題は。とか


 話自体もとてもわかりやすくて(万人向けの講義っぽい)、しかし底にはドラマがあって。そうか、プロジェクトXで常に本人が語ってる感じだな。
 ポイントは、傘を杖のように持って話をしていること。通りがかりのすごいおじいちゃん。って感じ(失礼)


 話は上手だし。例えもわかりやすいし。その時代時代の科学者の性格なんかもちょくちょく入ってて。面白かった!

 理解出来たかって?
 もうっかい見よう。

2008年9月13日

(総裁選)街頭演説会

 街頭演説会の動画が公開されていますね。
 総理になる覚悟のある5人が10分ほど喋っております。
 かなり皆さん熱く、そして結構わかりやすく語っているのにびっくりしました。日本には今ろくな政治家がいない。みたいな話をたまーに聞きますが。少なくとも、この5人の演説を聴いて、「なかなか面白いなぁ」と。

 あと、各人にコメントをつけてみる。

●石原 伸晃 候補

 5人の中で一番練習している感じ。かなり熱い!

 はじめに、福田総理の辞任や自民党の姿勢について謝罪。ただ、具体的に何を悪いと思って謝っているのか・・・。
 一番強調しているのは格差問題だろうか。
「マネーゲームにうつつを抜かして、いる人々だけが札束を手に入れることが出来る」
「市場原理主義。これを是とする人たちだけの決定で経済が運営される今の仕組みというものは、やはり少しおかしいんじゃないか」

 市場原理主義。というのをどういう意味合いで使っているか解らないけど。市場原理主義を否定するのは資本主義を否定するようなモノだし。中途半端に否定すると、また競争力の弱い国のままではないのかなぁと・・・。
 マネーゲーム。ってちょっと笑った。


●小池 百合子 候補

 つまりまくり。どうしたアナウンサー!
 はじめに、自民党の総裁選と比較して民主党を批判。

 世界が激動しているなかで、日本が忘れ去られけている。このままじゃまずいので、改革しなきゃいけない!とのこと。全くそうですねぇ。

 次に環境問題。「どこまでが人為的か?科学的ではない。地球温暖化については今もそう言われております。しかし『どこかおかしい』とそれを一番知っておられるのは皆様であります。」
 この辺は理屈にとらわれないのは女性だなぁ。と思う。大事だとは思うけど、やっぱりちょっと苦手だなぁ・・・。
 そして、環境問題からエネルギー問題につなげてくる。


●麻生 太郎 候補

 あんまり切れが良くない。気がしたなぁ。

 「二つの不安、一つの不満」があると開始。キーワードの使い方はやっぱり上手い。
 ちなみに、
・先行きに対する不安
・経済・景気に対する不安
・政治に対する不満
 こうらしい。

 麻生さんとしては、まずは不景気をどうにかしたいらしい。
 新しい技術にもっと優遇してやろう。そして自信を持とう!と

 内容云々はともかく。政治家が希望自信を持つことを推奨してくれることがやっぱりありがたいと思うし重要だと思う。

 オリンピックを最後に招致したい。という話も。金がかかろうがわしも一番重要なのは夢や希望や自信だと思うべ!


●石破 茂 候補

 はじめに、鳥取から東京に出てきたことをまったりと語る。
 見た目の怖さをどうにかしたいのかもねぇ。忠犬ハチ公のように国民に仕えたい。というのは、ちょっと大げさじゃないかと、残念。

 そして、序盤で総理に対する敬意を示した。その上で失った信頼を取り戻すことの大変さも理解している。といった話。
 政治家も福田総理を敵とするか、あるいは避ける中で、きちんと努力を認めている点は、人間の大きさを感じました。

 でもって、防衛の問題へ。テロと戦う必要性。これを改めて問いかけている。
 このあたりは、小泉さんと同じように「一つの論点」に絞り込み、徹底的に解決しようという意思が感じられめちゃめちゃ心強い。

 演説に一番「思い」が感じられたのは石破さんだったなぁ。
 後半、やっぱり顔怖かったけど・・・。


●与謝野 馨 候補

 はじめに、政治の目的は「国民の生活を守り、国民の安全を確かなモノにするためにある。そのために社会を支え、国を支える」と発言。

 現在の経済への処方箋はいくらでもある。10年後20年後が大変なんだ!と言うことを主張。
 豊かさが必要。別に贅沢をするためでなく、少子高齢化という前代未聞の世界になるにあたって、必要なんだ!
 とてもわかりやすい。そしてめちゃめちゃ考え尽くされているであろう言葉に心打たれた。

 結党以来責任政党として頑張ってきた。みたいなのは、「ちょっとは反省しろよ!」と思わずつっこんでしまった。


●●まとめ●●

 単純に好きなのは石破さんと与謝野さん。丁度今の日本には希望をもたらしてくれる麻生さんが良い気もする。
 できれば石破さんになってもらい、すべき議論をきちんと出来る国になってほしいなぁと思うのでした。

 税理士に私がなるなら。少なくとも政治にはちゃんと興味をもたないとなぁ。


2008年8月31日

江頭2:50のピーピーピーするぞ!

 ここ数日。登山靴買ったり、激しい離婚劇のブログ見たり、プログラム書いたりいろんな人としゃべったり、カラオケ行ったり、いろいろしていた気がするけど。
 一番印象的なのはこれだね。

江頭2:50のpppするぞ!
 インターネットTVと言えば良いんだろうか。だーいぶ前に見て爆笑していた気がする。
 それをたまたま久しぶりに見つけて、かじりつくように見ていましたさ。
 無料で見れるよー。お時間がある方はちぇけらー。

 江頭とこれについてくる早川亜希の芸術的とも言えるアシスタントっぷりにほれぼれ。たーまに江頭・・・江頭さんが本気で語り出したりすると、もー画面に吸い込まれそうになる。映画の評なんかを聞いていても、物事を大きな視点で見ているのが本当にすごいと思う。
 と思っていると、パンツ脱いで未成年に迫ってみたり。しばしばひくが・・・。


 江頭さんは有名人の中でも群を抜いてカッコイイよね。
 あんなふうに、なりた・・・なりた・・・ちょっと考えさせて。


追記:なりたくはない。

2008年8月30日

『バブルへGO!!』

 というDVDを見ましたよ。
 私はバブルの真っ盛りには小学校にも入っていなかったので大して記憶にもないし。ただ、祖父が遊びまくってたのだけは知っている。
 祖父の葬式では、かなり激しい話が繰り広げられていた・・・。あるんだねー知らない女性が包丁持って家の前に立っていたりすることが。
 その辺でふよふよ浮いている祖父も冷や汗ものだったろうなぁ。もし、霊が物体を動かせるとしたら、絶対意地でもその場のトークを阻止したろうと思う。ということで、霊は絶対に物を動かせないのだ。Q.E.D.
 そして、私はその祖父の遺伝子を4分の1程度引き継いでいるというのは、秘密の話。


 まぁ映画見てみると、バブルってすごいですねぇ。タクシーを万札ひらめかせて止めてる画とかに驚愕してしまった。同窓会のビンゴ大会の一等が200万の現金とか・・・。あと髪型がみんなバブルっぽかった。。。
 どうも他人の評を見ていると、いろいろバブル世代にわかるこねたが各所に潜んでいたらしい。

 この時代を楽しんだ人たちは「あの頃はよかったなぁー」と思うんだろうか。それとも「あの頃は異常だったよねー」と思っているんだろうか。
 

 あほだなー
 と馬鹿笑い出来る面白い映画でしたとさ

2008年8月22日

ハゲタカ

 最近どーも文章意欲がわかない。
 時に急に書きたくなったり書きたくなくなったり、年食って安定するどころか不安定になっているような。

 ところで、『ハゲタカ』というのを、DVDで借りて見ましたよ。と。

 たったの6話時間で完結させるドラマというのもあり、超急展開で目が回るかと思った。登場人物の気持ちを追っかけるには速すぎた。まあとは言っても、いろいろ考えさせられた。


 特にたかが紙切れ(お金)でヒトが死んでいく様はリアルすぎてきつかった。
 高校生の頃、自営業を営む親に言われたのを思い出す。
「人殺しの仕事だけはやめとけ」
 すなわち銀行勤めはやめておけ。と言う忠告だった。

 資本主義の進んだ日本は銀行に限らず今や誰もが加害者にも、被害者にもなり得る状態なんだと、仕事を通じて実感している。(まぁー弱肉強食といっちゃえば、自然の成り行くとして当然だ。)


 私は資本主義は大嫌いだけど。私には資本主義に変わる新しい仕組みは思い浮かばないし(考えては見るんだよ「時間主義」とかね)、世界の天才達も案が出ないようだ。
 そうである限り、私は強者になり自分に近しい人を守る事だけに専念するのが精一杯だと思う。ただ、そのためには加害者にもならなくてはいけないのか。これについては未だに割り切れてなかったりする。まだまだきれい事を抜かす甘ちゃんである。

 このドラマの登場人物もまた、50位だろうに未だに自分の態度を決めかねていた。これは、何よりも原作者が態度を決めかねていると言うことだろう。(むしろ、嫌儲主義にも見えるけど・・・。)

 ちなみに、迷っている人を見て「弱い奴だ」と簡単に言う人がいるけれども。迷うことにも合理性があると思う。
 人から恨みを買うことは非常に怖いことだし。相手が死を盾にして攻撃してきたら、法律から逸脱することのできない私たちは、ただ純粋に痛い目にあうだろう。相手を傷つけない。これはこれで、人間が社会を作る上で作ってきた知惠だろうと思う。
 ただ、資本主義が徹底されていくに従って、何が有利か怪しくなってきているのだと思うのだ。


 そう言えば、このドラマの一登場人物のモデルであろう「ほりえもん」がブログを再開していた。
 彼は鉛筆一本まで節約し、積極的に可能性のある技術に投資をする技術者だったと、私の読んだ数冊の本には大方そんな感じで書いてあった。彼は加害者になれない人だろうなぁと思う。
 最終的に、加害者になることに躊躇しない人たちに潰されたんだろうと。


 早く思考的にも安定したいなーと思う。ただ、どうも不惑に達した人たちでも、思考が安定しないようである。最近その世代に人たちと話をしていて感じる。結構語尾に不安を載っけたりするんだね。
 死ぬまで迷い続けるんだろうか・・・。

追伸
 不惑を検索してみるとこんな訳がのっていた

四十歳で狭い枠にとらわれないようになり、

 ちょっと想像している意味と違うなぁ??
 

2008年6月 8日

Claude Monet

 ほんとモネ見てきた。
 名古屋ボストン美術館で見てきた。

 若い頃の色彩豊かな絵から、奥さん死んでから荒れ狂うような絵になって、年食って色彩が薄目の睡蓮を書きまくる。

 若い頃の絵の段階で「かっちょよくて、好きだなー」と思っていた分、後々の絵を見ながら、自分の人生を想像してしまって嫌だったなー。希望のような物が、いい年こいて精神が荒れ狂うような状態になっちゃうのかなぁーと。そして・・・


 あの、精神的に行き着いちゃった感じは、熱狂的なファンも沢山イルだろうなぁーと思った。 美術館に置いてあったパンフレットとか見ていると、結構モネ好きは多いようで、モネの庭とか作っちゃってる人とか、いるし。


 最初は絵を見て楽しんでいた気がするけど、途中から人生を見ている感じだったなーと今思う。絵のことはわからないけど、モネの表現力はそれだけすごかったんだなぁー。ってことだよね。
 生々しかった・・・。名古屋の皆さんはぜひ一度。

2008年5月12日

『イルマーレ』『ねじの回転』

 『イルマーレ』という映画。『ねじの回転』という小説。たまたま同時期に見た。
 両方とも過去と未来の時間が並列に流れる中で、過去の住人と未来の住人がやりとりをしちゃうような物語。


 『イルマーレ』は、ポストを通して過去と未来がつながっている。そんなドラえもん的(違)なお話。
 そのポストを通して、2004年に生きるの男性と2006年に生きる女性が文通をする。超遠距離なけっこう切ないラブストーリーとなっております。監督は絶対Sだろ!みたいな切ないシーンが・・・。
 また女優さん(サンドラ・ブロック)がむっちゃかわいい。悔しいけどキアヌ・リーブスもかっちょよい。
 いやー、普通に感動するにはよい作品。


 『ねじょの回転』は、二人の科学者が開発した『時間遡行装置』を使って、国連が過去をいじくって、幸せな未来を作りましょうというお話。タイムパラドックス的なものに戦いを挑む恩田陸ってかっこいい。
 しかし、私の悪い頭では一回読んだだけでは理解しきれなかったよー。もっかい読んでみる。

 あと、時間云々を除いて、純粋な歴史物(二・二六事件が題材)としても面白い。特に、今の私では全く想像の付かない、天皇だの陸軍だの海軍だのがひしめきあっている時代の人たちをかなりリアルな感じで描いているのが楽しい。
 現代報道されているような、だらけた官僚に、ちょくちょく紛れている英雄っぽい人。普通の兵士達。

 力作だなーって感じがしましたとさ。


 両方ともかなりお勧め♪テイストはかなり違いますが・・・。

2008年3月16日

亀は意外と速く泳ぐ

亀は意外と速く泳ぐ

 と言う映画を見ました。
 ふつーの主婦が、スパイに採用され「事が起こるまでは、目立たないように平凡に生きること」と500万円渡され、目立たないように生きようとする(大して前と変わらないw)というストーリー。

 むっちゃむちゃ面白い。一番好きな「ショーシャンクの空に」と並びそうなくらい面白かった。

 それもそのはず、この監督「三木 聡」は
笑う犬シリーズ
トリビアの泉
タモリ倶楽部
ダウンタウンのごっつええ感じ
 などなどの、担当をしていた人らしい。(えらい人なのかタダのつかいっぱしりだったのかはわからんけど)


 こーも人を楽しい気分にさせてくれるこの人はすごいねぇ。

 ぜひ見てみるべし。

2008年3月 4日

ボラ

ただ漠然と『環境をよくするために』って話は正直好きじゃない。
CO2へらせとか森を切るなとか。
様々な面から嫌い。

でも、以下のリンク先のGANEがやってるのは
「自分の住む町をよくしたい」という事(だと思う)

とても生き物らしくていいと思うんだなー。
当然じゃんね、自分の住む環境を良くしたい。って。


前置き長くして、リンク先に行ってもらえないと寂しいので・・・このへんで
とにかくボラがいっぱい・・・。ぼらぼらぼらぼらw
ちょっとこの動画みてみてよ(音はないので心配なく)

なごんでみるのもたまにはね。

2008年3月 3日

A PRAIRIE HOME COMPANION

今宵、フィッツジェラルド劇場で』つー映画を見ましたよ。

 実在の人気ラジオ番組「プレイリー・ホーム・コンパニオン」をモチーフに、番組の名物司会者ギャリソン・キーラー本人が手がけた脚本を豪華キャストで映画化。長年続いた公開ラジオショウがついに最終回を迎え、様々な思いを胸にステージに立つ出演者それぞれの悲喜こもごもの人生模様が、哀感とユーモアを織り交ぜつつ、アルトマン監督ならではの軽妙な語り口で鮮やかに綴られる。

 アメリカのラジオって楽しいねぇー。司会者の軽妙な進行と実際の出演者のライブが交互に繰り広げられる。司会者の『ギャリソン・キーラー』は協賛のほめ方まで秀逸!

 とはいうものの、この映画のラジオ(ライブショーというらしい)は、廃れてしまったものらしい。奇跡的に残っていたのが、このラジオだそうで。そして、映画のシーンは楽しい放送の最終回。
 日本の映画だと、出演者みんなでじめじめするところだけど、

出演者はその話題に触れなかった
中西部のものは-
“災いは無視すれば消える”とかんがえている

 ということで、明るくいつものように番組が進行していく。

 前回、感動した「プラダを着た悪魔」が出ている映画をねらい打ちで借りてきた。

 こーいう素晴らしいモノも廃れゆくんだなーと悲しもうとしていて、wikiを見てびっくり。まだやってんじゃんこの番組。ってか日本で聞けるらしい。

ラジオ番組『プレーリー・ホーム・コンパニオン』について
『プレーリー・ホーム・コンパニオン』 (A Prairie Home Companion) は、1974年に始まり現在も放送中の実在するラジオ番組である。フィッツジェラルド劇場 (Fitzgerald Theater) を本拠に放送しており、司会はギャリソン・キーラーが務めている。キーラーはこの映画の原案・脚本を担当し、司会役で映画初出演を果たした。また、私立探偵ガイ・ノワールやカウボーイのダスティ&レフティが主人公のドラマ劇が番組内で放送されている。なお、この番組は、日本でもAFN東京局のAMラジオ放送 (810kHz) で日曜午後4時から聴くことができる。(WIKI

 メイン司会者自ら、自分の番組の終演を書いたんだねぇ。この事実がとても面白かったりするね。
 東京方面に就職する友達に録音しておくってもらおー

 あー感想になってないね。
 楽しかったですよー。むっちゃおもろい。

2008年2月11日

フラガール

 炭坑夫とハワイ。
 そのギャップある世界を行き来する映画、『フラガール』を見ましたよ。

 泣いた泣いた。2chのひろゆきが言ってた受け売りですが、やっぱりこれからは娯楽産業ですよ。うんうん。冗談じゃなくせ世界を救うんですよ。娯楽が!

 これはよい。ぜひみてちょ。

 フラダンスもちょーかっこよい。蒼井優という人もめちゃかわいい!そして、めちゃ上手い。素人目にもめっちゃ練習したんだろう後が見えるし。
 いいっすよ。うーんいっすよ。旧型の人たちが新しい人たちに感化されている場面とか。もー。泣くね。
 
 涙もろくなった気がするのは気のせいか・・・。

2008年1月27日

プラダを着た悪魔

 悪魔って響きが素敵ですよねー。

プラダを着た悪魔』という映画を、家でもったりとみていました。

 休日にぼけーっしならが見るには大変楽しい映画!
 何が良いってメリル・ストリープさん(?)って人の悪魔役がしびれる!今度はこの人の出ている映画を借りてみようと思うくらい。

 ただ、少々物足りない伏線の回収が・・・。

2008年1月22日

眠り姫

 久しぶりの映画館。

 そいつは呼吸をしていた。ひょろっとしたその風貌ではあったけど、確かに生きてはいるようだ。一定のリズムで上下し、時に疲れたように動きが止まる。
 目の前にあったのは、禿げた頭に根を下ろす一本の髪の毛。波平の髪の毛そのものだった。

 そのおじさんに生えた髪の毛なのか、その髪の毛に生えたおじさんなのか・・・。
 髪の毛が呼吸する姿に目がいって吹き出しそうでたまらなかった。


 とまぁ、映画館に行って映画を見てきました。(前置きの文章は映画の内容とは全く関係ありません)
 「眠り姫(公式ページへリンク)」と言う映画。
 

この映画が写し出すのは、ありふれた日常の、ありえない光景。そこには人が、ほとんど姿を見せないのだ。誰もいないのに、気配だけあり、声がさざめく。

 と公式サイトにも書いてあるように、人物はほとんど出てこない。例えば、喫茶店で話をしているのに、画面に映っているのは誰もいない喫茶店。でも、確かに小説ではない。

 一緒に行った友達の評価は「ダメ」。私の評価は「めちゃヨイ」。
 ただ、その後その映画の解釈というか感想をめぐって面白い話はいっぱいできた。

 映画については、紹介はすれどもお勧めはしない。私は途中から禿げたおじさんは目に入らなくなるくらい映画にのめり込んでいた。けど、ちょっと頭に思い浮かべてみる数人の友人達は少なくとも嫌いだろうなぁ。


 久しぶりに映画にはまりそう。しかも映画館で見たい。
 面白そうなのあったら教えて下さいー。行きましょう。眠り姫の時もそうだったけど、平日夜でも全然OKよ。

2007年12月23日

カリグラフィー展

 先日、ピアノ教室の忘年会で女性と知り合いになった。でもってその女性が展示会を催しているらしい。と言うことで、「第2回 JAAMカリグラフィー作品展」と言うのに行ってきた。

 カリグラフィーというのは、

「美しい書き物」という意味のギリシャ語で、アルファベットを独特のタッチで書く技術。その歴史は古く、ヨーロッパではグリーティングカード・名刺・看板・表札など、さまざまなスタイルで日常生活に溶け込んできました。日本でも、近年ではクリスマスやバースデーカード・結婚式のウェディングボードなど、目にする機会が増えています。手書きの温もりがあって実用性も高く、趣味に暮らしに幅広く活かせることから、今、知的な趣味・技能として注目を集めています。
日本カリグラフィースクールより引用

 洋風書道。と私は受け取っております(自己解釈)。

 作品展に行って、あまりにも稚拙な感想で申し訳ないけど、めちゃくちゃ綺麗!
 歌の歌詞や独立宣言の第一条とか、そーいう言葉が綺麗に飾られている。身の回りの些細な文字がこーいう綺麗な文字に置き換わっていけば、生活が楽しくなるだろうなーと夢想してみたり。
(興味がわいた人は、asaさんのHPへ!)

 一つ気に入ったなーという作品があったのだけど、もう名前を忘れてしまった(ヲイw)
 「民族の血を守って行こうぜ!」みたいな言葉を、デザインしたモノだった。赤色の文字で所々にじんでいたりで、むーっちゃ強い意志を感じるというか。「ええなぁーこれ!」と思った。

 何か伝える時に、言葉はどうしても伝える環境に左右されやすい。でも、カリグラフィーを上手く使えば環境の影響を弱められるかもしれない。そんな所から、日本の書道もカリグラフィーも始まっているのかなぁーなんて。

 また新たな勉強材料が増えたな。世の中知り尽くすには50億年生きても無理だろうな。

 

2007年9月29日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

 宇多田ヒカルにはまって、宇多田ヒカルの影響で手を出した「ヱヴァンゲリヲン」。
 宇多田(エヴァの大ファンらしい)が主題歌を歌うと言うから、見に行こうと思った。しかし、これまでの流れが解らないと面白くないだろう。と言うことで優秀な友人から過去のエヴァシリーズを借り、14時間近くかけてみた。
 そして、今回やっと準備も整えて映画を見に行くことが出来た。

 ちなみに、最近読んだ「影響力の武器」と言う本を読んだのですが、その著者は「権威」によって、つまり「尊敬する宇多田が好きな者は良いはずだ!」という権威の力に大きな影響を受けている。と言うだろうなぁ。
 でも、同時に著者は、権威にしたがうことは多くの場合正しい。とも言ってるからいいのだ。

続きを読む "ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序"

2007年9月19日

まごころを、君に

新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に


 先日に引き続きエヴァを見た。
 こんなに「すっきり」するとは思ってもおらなんだ。途中まで「なんて理解不能な映画なんだ!」と想いながら見ていたけど、最後には心からすっきりして終わった。後味良いね。

 時間はかかるけど、エヴァを最初から最後まで見る価値はあるなーって思った。

 ついでに、エヴァのために作られた宇多田の曲「Beautiful World」も少し歌詞とかの理解が進んだ気がする。
 勉強でもなんでも、いろいろぐちゃぐちゃしたものが一つの式とかでまとまると気持ちよい。そんな感じを噛みしめながら、今に至る。

 結構思うところあって書きたいことがあるけど、ネタばれのような気もする。
 また、エヴァと関係のないエントリーで書くことにししよーっと。


 それにしても、確実にエヴァって終わりを迎えたことない?新しい映画で何をするのかね~?今度見てこようと思います。誰か見に行こー。(←ここ本題)

2007年9月 1日

ミンボーの女

 ぶらぶらっと『ミンボーの女』と言う映画を見たわけですわ。

 ミンボーというのは私みたいな、貧・・・
 ミンボーというのは

民事介入暴力(みんじかいにゅうぼうりょく)は暴力団が当事者として(またはその代理人として)民事紛争に介入し、暴力や集団の威力を背景に不当に金品を得ようとする行為一般を指す。

(引用がWikipediaでごめんなさい)

 例えばこんな事例が映画の中に書いてあるのですわ、
女性客→女
連れの男性客→男
ホテルのボーイさん→ボ

女:「キャー」
ボ:「どうされました?」
男:「この食材はなんていう食材や?」(料理の中のゴキブリを指しながら)
ボ:「申し訳ございません、直ぐにお取り替え・・・」
男:「取り替えればええっちゅう話じゃないよな?あぁ?」
(以下略)

 貴方がボーイさんだったらどうしますか?と。
 もちろんゴキブリはでっち上げですよ。
 この話は、下手な対応をしたばかりに最終的には保健所まで話がいって、数百マンのお話になっちゃいます。居酒屋でバイトしている私にとっては人ごとではないです。

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2007年8月21日

それでもボクはやってない

電車内で痴漢の容疑をかけられた青年が、無実を訴え続けるも、証拠不十分のために起訴されて裁判で闘い続けることになる。

 そんな話の映画を見た。痴漢のえん罪なんてありふれた話だし、映画の内容もいたってありふれた感じだった。
 でも、「正直者は馬鹿を見る」というのは久しぶりに思い出せたから良いことにしよう。

 それにしても、加害者が別にいるという設定にすることで、出てる人みんな悪くない。ってな感じで逃げてるし。当然示すべきえん罪からの逃げ方も書いてない。(「痴漢です!」って言われたら走って逃げる!)
 この監督は、「正直者が馬鹿を見る」というのが解っている人だなぁと。


 えん罪事件に興味がある方は
(株)M&Aバンク yori 冤罪を創る人々
 が秀逸。

 かなり長いけど、時間確保して読む価値はあると思います。明日は我が身(ブルブル)

2007年8月20日

古今亭志ん生名演集

古今亭志ん生名演集(1)

落語っちゅーものをしっとるかい?

おうおう、頭がつるつるのおっさんが十数分段の上で独り言をしゃべっとるやつや。

それを景気づけにちゅーて買うてきたんやが、これが面白いの何のって。

おっさんを買ってきたのかって?ばかいっちゃーいけねぇよ。「しーでぃ」っちゅう、つるつるした薄切りバームクーヘンみたいなやつにつるつるしたおっさんがはいっとるんでい。それをくるくる回してると、おっさんが目を回して出てきて、落語をしゃべってくれる っつー寸法でい。

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2007年8月17日

ピカソ展

ピカソ展に行った

20代~30代=苦悩 うんうん
40代~50代=仕事全力
60代~=うわ たのしぃ

って感じに見えた。
でも絵として理解しようとしてできるのは
20代までだなぁーと思った

年を取れば理解出来るだろうか。

2007年8月 8日

SAYURI

SAYURI
 GEISHAさんの映画をみたよん。150分くらいあって長かったなー。寝る前に見ちゃったから尚更・・。

 面白かったよー。
 外人さんが一生懸命取材して作った
「芸者」という職業紹介入門編
 って感じだろうか。

 ミシェール・ヨー(Michelle Yeoh)って人が美人ですごかった!すごく人の良いお姉さんが映画の中に紛れ込んでる感じだったけど(笑)あと桃井かおり最高!煙管を吸いながら、でーんと偉そうにするともー素晴らしすぎるね。(わしのチョイスが40代ばかりじゃないか・・・。)
 あと舞いの海が出てた!「HATAKIKOMI」!YEAY!!
 

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2007年7月26日

UDON

UDON』食べたい。

 あぁーうどん食べたい。
 監督名を「本広克行」って見たことあるなーと思ったら、踊る大捜査線の人かー。かなり面白かった!途中でウルフルズの歌なんかも聴けたり。

 いろんな感動のしどころがあって、多くの人がほろっと感動して、そしてうどんが食べたくなる。そんなすばらしい映画だと。

 オチはひどいけど、まぁー「失笑」という最後のお笑いを提供する本広監督一流のやり方だろうか。軽く笑いたい時にまた見たいなー。
 こーいうのほほんとした笑いは日本映画に勝ものは絶対にないよなー。

2007年7月15日

Fan with Dick & Jane

ディック&ジェーン』つー映画を見たよー。

 さて、就職した会社が倒産しましたよ。その街はその会社の従業員ばかり。その会社が倒産したもんで就職先もぜんぜん無い。明日には、家が差し押さえられる!さあどうしようか。もう強盗くらいしか・・・。

 そんな、悲しい映画のはずだけどコメディー。しかも、エンロンの破綻に発想を得た映画だそうで(笑)面白かったー。さすがジム・キャリー!

 この人脚本も書くんだねー。かっこいー。

2007年7月 8日

アドルフの画集

アドルフの画集』という映画を見たぞー

 見ながら思ってたのは、ヒトラーとわしでも大してかわらんよなぁーと思った。多分誰だってやろうと思えば世界を恐怖におののかせる事も出来るだろうし、普通にぽやーっと生きる事もできるだろうし。
 ってなことを思って見てた。

 映画の中では、画家として才能が咲かなかった。しかし、たまたま(プロパガンダとして)やらされた演説で才能が目覚めて、そんなきっかけで政治家になった。
 みたいな描き方がしてあった。

 時代的には、ヒトラーが政治に傾斜しだしたのが1920年くらいだとか。その後ろでは、写真が1800年代に急速に発展して、1925年に大量生産に入ったらしい(WIKI情報)。
 その時代に生きてないからわからないけど、写実画どころか実際の映像を写真で保存出来る時代が来たばっかりの時代で、画家という商売自体が厳しい時代だったのかもしれない。完全な時代の変わり目じゃんね。少なからずも金持ちのユダヤ人が自分の画を買ってくれない事には腹が立ってたんだろうなぁ。人間だもの。
 ついでにヒトラーが書いた画のリンクなんか発見。

 美術館とかに数回行って(少!)、画は実際の物を見なきゃわかんねぇーとは思うけど・・・。建物はめっちゃ綺麗に書いてるよなーとは思う。けど見ていて窮屈な感じがするなーと勝手な感想。まぁー人物自体のイメージが相当入ってるんだろうけど。

 まぁ少なくとも写真が流行ろうかという時代に、写実画で金は稼げなかったんだろうなぁ。
 そりゃー自分の才能を認めてくれるところに飛び込んでいくだろう。それがたまたま演説であって、多くの人を「扇動すること」だったわけで。

 今ヒトラーが生きていたら、演説もさることながら広告代理店でめちゃ実力発揮してるかもな(笑)

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2007年6月24日

嫌われ松子の一生

『嫌われ松子の一生』と言う映画をみた。

 こいつは・・・こいつはすげぇ・・・ストーリーもさることながら、映像や歌もめっちゃすげぇーし、久しぶりにすげぇー映画を見たな。
 原作も読んでみよう。


 そうそう市川実日子さん、って出てくるたびに思うけどちょー名脇役だよね。うん

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2007年6月15日

ブルース・オールマイティ

『ブルース・オールマイティ』と言う映画をみた

感想は「ジムキャリーは面白いけどー
普通にドラえもんじゃねーか」

2007年6月 7日

伊藤若冲

伊藤若冲の絵を見てきた(他の人のもあった)

いやーむっちゃ感動して帰ってきた。
背筋がぞくぞくしたぞよ。


「めっちゃ上手!」とか「めっちゃ綺麗!」
とか言うのとはちょっと違って
「すげぇー面白い!」とか「こんな自由に描けるんだ!」
と言った感想。
漫画を見ている感覚に近かった。

美術館を逆送するほど
「鳥獣草花図屏風」は特に良かった


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2007年4月25日

黄泉がえり

『黄泉がえり』と言う映画を見た。

一口感想は
「話自体はとても楽しかった!ただ、つっこみどころが多すぎて、ストーリーに集中できなかった。竹内結子が美しかった!」

以下ネタバレ含む

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