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2008年10月29日

●高橋尚子選手の引退会見を見て

 ふと、高橋尚子選手の引退会見を見ました。
 とても素敵な方ですね。


 この会見を見て、今まで陸上や高橋尚子選手にさして注目して見ていたわけでもない私に何が解るんだ。ということではあるけれども、少しだけ感想を書いてみたいなぁと。


 そもそも高橋さんが引退を決断したのは、プロとしての走りが出来ないと考えた、という事のようです。
 高橋さんの中にプロ基準ができており、その基準を達成出来なくなってしまった。という事が大きかったようです。陸上における自分の肉体や精神を知り尽くしており、その変化を敏感に感じ取っての事なのでしょう。
 さらっと書いてしまいましたがすごいっす。

 そしてこの会見を見て、ビビビと感じたのは「かっこよさ」。
 言葉一つがカッコイイ。と言うわけではないのですが、終始笑顔で陸上が大好きです。と言えるのは凄い事だなぁと。
 話の中に「チームQ」というのが出てきたのですが、この支えてくれた人たちのことを「人生を変えて付いてきてくれた」と表現している節がありました。日本全体の声援もそうでしょうが、このプレッシャーも大きなモノだろうと。
 こういった多くの期待で重くなった「Qちゃん」と言う看板を背負い、公になっていないような様々な苦労を背負いながらここまで走ってこられ、その上で本当に素晴らしい笑顔で会見をされている姿は格好いいなぁと。
 それと同時に、周りに笑顔でいるということは、自分一人で泣かなきゃいけない言うことも同じであり、胸が苦しくなるような感情もわいてきます。

 ついでに我慢出来ずに書くと、最後まで「幸せでした」と言っている高橋さんに対して、メディアは「辛かったことは何ですか?」「チームQのマイナス点はなんですか?」という無粋な質問ばかりであることに、多少気分が悪くもなりました。(ほんとはその愚痴だけで数千字愚痴を書きたいくらい。)


 ちなみに実益的な事を書くと、「精神」ってのが大事なんだよななぁと。
 怪しいコンサルの人が書いた本なんかには「ポジティブでいろ」みたいな適当な事が書いてありますが、スポーツ選手が言う「精神」というのは違う感じがします。
 会見の中で高橋選手がプロの試合前の精神力の話もされていますが、引退の理由の一部として自分の「精神」をプロのレベルでコントロールできなくなってきた。みたいな事も言われています。
 いろいろ集中力が必要な事を頑張っていた人には当たり前なんでしょう。自分の精神をコントロールするということ。
 私は「精神のコントロール」なんて言われるとさっぱりです。少しは鍛えられるといいなぁ。今でやっていることで言えばピアノが一番近いのだろうか・・・


 何はともあれ、今後もどのような形であれ素敵な笑顔をずっとしていられるような、幸せな人生を歩んでいただければいいなぁと、日本の中心で「Qちゃん」を叫んでみたのでした。

2008年10月27日

●靴下の 厚さに気づく 冬近し

急に寒くなりましたね

季節の変わり目くらい
一句詠むかと


ところで
詠みたい時は
音楽を切り自分の五感を総動員して
ネタを探します

この時間だけは
日頃のくだらない小さな悩みから解放され
もへーん
とした感じになるのです
(百字)

もへーん

2008年10月17日

●ブランコに 魅せられ集う 人と月

公園のブランコは大人気


昼は子供達が独占

夜になると
女性二人組がまったりと…
女性一人がこそこそと…
カップルが揺れる速度を合わせながら…

気づけば
外人が
ヒャッホォォォォォ!!
と叫びながら乗ってたり


魔力があるな
(100字)

今日から社員旅行いってきまーす
連絡付きにくいと思いますが
よろしく。

2008年10月15日

●茶碗もち 新米炊けたか つばを飲む

新米を買った

昔は稲を刈り取ると
一週間くらいお日様の下で
干していたそうな

今は機械化の影響で
省略することが多いらしい


お日様の下で干されたお米
さぞかし美味いんだろうなぁ


私は11月から古米だ
新米っていいよねぇ
(100字)

2008年10月14日

●金木犀 強い臭いで 本音隠す

最近はプログラム書いてます

計算機は
空気を読みません
その変わり
絶対に嘘も付かない

だからこそ道具なんだよね

嘘を付いても人のほうが
付き合いがいがあるってもんだ


081014iseki.gif

遺跡発掘、終わってるはず
新しい人の歴史出たかな?
(100字)

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2008年10月10日

●非常事態を体験して

 リーマンブラザーズに始まった昨今の情勢

 人間に直接被害を与えるようなモノは何も起きてない。食べ物が採れなくなったわけじゃないし、ウイルスが蔓延したわけじゃないし、天変地異が起こったわけではない。
 ただ、少々の実際の紙切れの所在場所が代わり、「情報」という形のないモノが行き来しただけ。

 純粋に、このあたりに気持ち悪さを感じるのは私だけなのだろうか・・・。


 経済というのは体験すれば体験するほど、気持ち悪さを感じる。
 資本主義は今、人間の欲求と異なる方向に向かって成長しているように感じる。もはや資本主義は富を増やす事を第二に置き、分散した富を一点に集中させることが主目的となっている。

 今、富を得るための賢い選択はこんな感じじゃないだろうか。

人から上手いこと金を集める

大ばくちする(市場から金を巻き上げる)

成功なら → 貯蓄で利息生活
失敗なら → 精算してもう一回

 かのリーマンブラザーズの人たちはこの形で、失敗をして市場を去った。ホリエモンも同じくだろう。

 あるいは、

国の徴税力を利用し、自分の懐に入れる。

 官僚や政治家の特権やねぇ。


 もはや努力で富を得る時代ではとうになくなっているとしたら・・・。
 同世代の仲間よ。どう生きる?


 今目の前で、努力してきた町工場が潰れ、小さな商店が潰れ・・・努力が実を結ばない(具体的には金をもたらさない)ことがどんどん証明されてきている・・・。

2008年10月 8日

●他人を理解する思考実験

 日本の株価が大暴落している頃、また、ノーベル賞の日本人大量受賞で盛り上がっている頃。いくつかの言葉に激昂していた。

 ある人はこう言う

私は言われたことだけをします。それでどうなろうが私には関係ありません。

 またある人はこう言う
客のためには●●したほうがええのはわかっとる。でも手間かかるやろ?(だから私はやらない)

 こんな言葉を日々浴びせられ、丁度一年が経過。

 ちくちくちくちく、時に無思慮に責める私の言葉により少しは思う方向にきてるなかなぁとは思うけど・・・一年たって、はっきり言って我慢の限界。血には頭に上り、耳にはいる言葉が全てネガティブワードに聞こえ、頭の中では他人を罵倒しまくり、調子の悪いパソコンにイライラし、足でなんか蹴ったりしながら。無口に仕事をこなしておりました。


 しかし、我慢の限界。ということは、私が正義であり、相手が悪であると思い上がっているという証拠でもあるわけで。ここはツルゲーネフ氏の教えを思い出し。勇気をもって冷静に相手の立場を理解してみようと思うのです。
(仕事関係の人はみていないと思うけど、見たとしても見なかったふりしてください(苦笑))

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2008年10月 7日

●闇の中 まばゆい光 ノーベル賞

南部陽一郎氏
小林誠氏
益川敏英氏
の三氏がノーベル物理学賞受賞
南部氏は今はアメリカ人とか

カビボ・小林・益川行列
自発的対称性の破れ
とかワケワカメ

しかし
くらーい
くらーい
世の中に
光を与えてくれるねぇ

ありがとぅ!
(百字)

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2008年10月 4日

●吹く風と ゆらゆら共存 ススキどん

081003susuki.jpg 調子がよくないな と思っていると 実家からピオーネが届いた


コレを種に
数年ぶりの友達と会って話をしたら
調子が回復


学生時代
モチベーション高くいられたのは
日々いろんな人に会っていたからかも

といまさら思うのでした
(百字とススキどん)

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