●自民支持者からも票を取ってきたらしい
選挙でアドレナリン放出しまくり。すごくいいストレス発散になった。
選挙まとめてあとは、試験に集中しよー。以下個人的な社説とか自分の意見のまとめ。
敗北の直接の引き金になったのは、年金記録のずさんな管理に対する国民の怒り
無党派層を動かした原因で一番大きいのはこの辺なのだろうな~。
でも、無党派層だけが票を動かしたわけではないようだ。
「自民の退潮と引き締めの弱さ」「無党派層の民主への大量投票」
というのが朝日新聞の最終的なまとめ。
小沢一郎民主党代表は農村地帯に多い1人区で、小規模農家も対象にする戸別所得補償の構想を示し、票を集めた。生産性向上にはつながらない案だが、それを支持した農家を責められない。政府・自民党が今春から始めた新農業補助金制度は一定規模以上の耕地を持つ農家を対象にし、耕地の大規模化を通じ生産性を高める内容だが、小さい耕地しか持たない農家への説明や配慮が足りなかったと言われても仕方がない。
景気拡大の実感がないとする地方や労働者などに根強い「格差」への不満も、安倍政権や与党への批判につながったようだ。建設業、農業、郵便局など、自民党の伝統的な組織基盤が揺らぐ1人区に焦点を当てた小沢代表の選挙戦術も奏功したのだろう。
無党派層の同行に注目が集まるけど、こーいう地味なところでも自民党は票を取れなくなっていると。そして小沢さんにちゃっかりと持って行かれちゃっているんだな。
以下の記事が一番面白かった解説。結果としてどういう票の流れがあったのか。
朝日新聞社は29日、全国の3630投票所で投票を終えた有権者を対象に出口調査を実施し、18万4992人から有効回答を得た。その結果を分析したところ、投票者に占める各党支持層の割合は、自民が05年の41%から35%に減少。逆に民主は20%から25%に増加、明暗が分かれた。自民支持層の割合は01年参院選以降徐々に下がり、「小泉ブーム」に乗った05年に上昇に転じたが、長い流れの中では一時的な現象だったようだ。自民にとって深刻なのは、支持層の投票の中身だ。自民支持層のうち、比例区で自民に投票したのは61%にとどまり、25%が民主に流れた。05年には7%強が公明に投票、自公の選挙協力の強さを印象づけたが、今回は6%弱。票数に換算すれば大きな減少で、自民が余裕をなくしたことがうかがえる。
大都市部(東京23区と政令指定都市)では、投票者に占める自民支持層と民主支持層の割合は05年に37%対21%だったのが、今回は22%対45%と完全に逆転している。
無党派層の変化も顕著だった。05年は自民、民主に票が分かれたが、今回は自民に14%、民主に51%と大差がついた。得票数に換算すると、自民に投票した無党派層は05年の約400万人から約170万人に激減した。一方、民主に投票したのは約450万人から約610万人に増えた。
こーして各社の社説とか読んでいると
●小泉がまさに「ぶっつぶした」自民の基盤はガタガタ。
→小沢さんがもっていった
●頼みの無党派層
→自民党の過失が続いて民主へ流れた
●投票率もそこそこあって
→公明党もがたがた
そんな流れで与党大敗ってな感じだなぁ。
自民党はこれから、小泉のように「無党派層をがっちり」抑えていくのか、以前のように「組織をしっかり築いて」いくのか。はっきりさせないと、同じことを繰り返すのかなと。
なんとなく、しっかり田舎の一票の重みが大きいところに金をばらまいて、組織戦をするのが長期政権につながるのかねい。
無党派を意識した党にすると、二大政党制になるのかもしれないなぁ。
と思った。
以上終わり
以下駄文