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2008年9月27日

●路上人の 音に誘われ 長き夜に

夜10時、自転車での帰り道
心地よい路上ライブの音が聞こえてきました


ふらふらと誘われて

始めは
携帯電話をいじるふり

気づけば近くに寄って
まじまじと

最後には
CDご購入


光に誘われる虫の気分って
こんなんかな

Do-X
という輩
(100字)

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2008年9月21日

●『素粒子と宇宙』小柴昌俊

 小柴昌俊さんの講義をたまたま見つけて、まったりと見ておりました。
 小柴さんは言わずとしれた2002年ノーベル物理学賞受賞者。かの浜松ホトニクスと共にカミオカンデとかいう水槽を地中に埋めて、なんやかんやしてた人。

 講義の内容は主に素粒子について。
 素粒子がどんなモノか。それがどうやってわかったのか。あるいは未解決であればどうすればわかるのか。現在(とはいっても2006年)の解決未解決の問題は。とか


 話自体もとてもわかりやすくて(万人向けの講義っぽい)、しかし底にはドラマがあって。そうか、プロジェクトXで常に本人が語ってる感じだな。
 ポイントは、傘を杖のように持って話をしていること。通りがかりのすごいおじいちゃん。って感じ(失礼)


 話は上手だし。例えもわかりやすいし。その時代時代の科学者の性格なんかもちょくちょく入ってて。面白かった!

 理解出来たかって?
 もうっかい見よう。

2008年9月20日

●『活動寫眞の女』浅田次郎

 『活動寫眞の女』というのを読みました。
 ほぼ日のどっかで紹介されていたはず・・・。

昭和四十四年、京都。大学の新入生で、大の日本映画ファンの「僕」は友人の清家忠昭の紹介で、古き良き映画の都・太秦の撮影所でアルバイトをすることになった。そんなある日、清家は撮影現場で絶世の美女と出会い、激しい恋に落ちる。しかし、彼女は三十年も前に死んだ大部屋女優だった―。若さゆえの不安や切なさ、不器用な恋。失われた時代への郷愁に満ちた瑞々しい青春恋愛小説の傑作。(小説の裏書き)

 どこまでがネタバレで許されるのか解らないので、引用してきた。話の中では、その「絶世の美女」の話を中心に過去と、現在を行ったり来たりする。

 相合い傘がタブーとされている時代に雨に隠れてひっそりと傘の中で寄り添ったり、方や昭和44年には若さのノリでラブホテルに行ってみたり。
 産声を上げたばかりの元気な映画の時代。テレビの出現により衰退ゆく映画の時代。そしてそのすべての時代をし続けた辻老人。

 かなり面白いと思います。興味持った人は以下の感想は読まずに書店へGO!!

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2008年9月18日

●もぞもぞと 変化と我慢の 赤とんぼ

環境を変えようとする時
変化逃げる
という言葉が同時に浮かぶ


逃げるな
だの
変化を恐れるな
だの言う

でもやっぱり
両方のバランスが必要だ

私は変化ばかりなので
逃げないことが大事


一度きりの人生
後悔だけはしたくない
(百字)

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2008年9月17日

●リーマンブラザーズについて

 数年ぶりに日経新聞を買ってきた。
 いやぁーお金の規模も全くつかめなくなってるし。世の流れもさっぱり解らなくなってるし。ちょっとまじめにお勉強。

★リーマン・ブラザーズの財務諸表ほんっと概要
(2007/11月決算 以下同 単位100万ドル)

・貸借対照表
Total assets(総資産)
 691,063
Total liabilities(負債)
 668,573
Total stockholders’ equity(純資産)
 22,490

・損益計算書
Total revenues(総売上)
 59,003
Net revenues(総利益)
 19,257
Income before taxes and cumulative effect of accounting change(税引前利益)
 6,013
Net income(純利益)
 4,192

・キャッシュフロー計算書
Net cash used in operating activities(営業CF)
 ▲45,595
Net cash used in investing activities(投資CF)
 ▲1,698
Net cash provided by fi nancing activities(財務CF)
 48,592
Net change in cash and cash equivalents(当期変動)
 1,299 
Cash and cash equivalents, end of period(期末現金及び現金同等物)
 7,286

 とりあえず典型的な黒字倒産っぽい。
 営業活動で現預金が4兆も流出してちゃどーにもならんわな。


★なぜ潰れるに至ったのか

 証券会社は近年、借金を膨らませて住宅ローンを購入、証券化して投資家に販売する手数料ビジネスで高収益をあげた。だが、担保となる住宅など資産価格の下落をきっかけに逆回転が始まる。サブプライムローン関連商品などが売れ残り、証券会社は在庫を抱える。リーマンの総資産は八月末で株主資本の十倍と借り入れ依存が鮮明だった。(日経新聞2008/9/17 5面)

 サブプライムローンという言葉が先走ってる感があるけど、どちらかというと、不動産価格の下落が大きな要因に見える。


★サブプライムローン問題について

サブプライム問題とは、簡単に言えば、所得水準が相対的に低い家計や、カード決済の遅延経歴を持つ、いわゆる信用力の低い分野の人たちに対する住宅ローンの延滞率が上昇していることです。この分野の住宅ローンの一部が不良債権化しているということです。 (2008/08/06 [JMM439M] アメリカ発の株価下落、その原因と今後の推移(真壁昭夫氏))

 このころから問題が出てきたみたい。

とりあず今日は寝る

2008年9月16日

●秋の風 まあ落ち着けと ほお叩く

リーマン・ブラザーズが
連邦破産法11条の適用を申請

保有株式大暴落

会社や友人にも
あほな事ばかりしていて
自分カブも大暴落


やってる時は
よかれと考えてだけど
気づいた時には時すでに遅し


下がるのは一瞬
上がるのは…
(百字)

2008年9月15日

●明月に 照らされ出づる つきぬ思い

地震も起きず
無事中秋の名月を堪能できたわけですが


その一方
人為的に地震を起こす
輩もいるらしい

月に地震を起こし内部構造を調べる
月震という実験が昔行われたようで

鐘楼のように
月はゆっくり長く
震え続けたそうです
(百字)

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2008年9月14日

●燈火親し 三日坊主の 再日記

昔々あるところに一人の男がおった

その男は
「人が話を聞いてくれない」
といつも悲しんでおったそうな

その男がしゃべり始めると
とにかく長く
聞く者は飽きてしまうのであった

そこで男は
言葉を百字以内で語ることにした
(百字)

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2008年9月13日

●(総裁選)街頭演説会

 街頭演説会の動画が公開されていますね。
 総理になる覚悟のある5人が10分ほど喋っております。
 かなり皆さん熱く、そして結構わかりやすく語っているのにびっくりしました。日本には今ろくな政治家がいない。みたいな話をたまーに聞きますが。少なくとも、この5人の演説を聴いて、「なかなか面白いなぁ」と。

 あと、各人にコメントをつけてみる。

●石原 伸晃 候補

 5人の中で一番練習している感じ。かなり熱い!

 はじめに、福田総理の辞任や自民党の姿勢について謝罪。ただ、具体的に何を悪いと思って謝っているのか・・・。
 一番強調しているのは格差問題だろうか。
「マネーゲームにうつつを抜かして、いる人々だけが札束を手に入れることが出来る」
「市場原理主義。これを是とする人たちだけの決定で経済が運営される今の仕組みというものは、やはり少しおかしいんじゃないか」

 市場原理主義。というのをどういう意味合いで使っているか解らないけど。市場原理主義を否定するのは資本主義を否定するようなモノだし。中途半端に否定すると、また競争力の弱い国のままではないのかなぁと・・・。
 マネーゲーム。ってちょっと笑った。


●小池 百合子 候補

 つまりまくり。どうしたアナウンサー!
 はじめに、自民党の総裁選と比較して民主党を批判。

 世界が激動しているなかで、日本が忘れ去られけている。このままじゃまずいので、改革しなきゃいけない!とのこと。全くそうですねぇ。

 次に環境問題。「どこまでが人為的か?科学的ではない。地球温暖化については今もそう言われております。しかし『どこかおかしい』とそれを一番知っておられるのは皆様であります。」
 この辺は理屈にとらわれないのは女性だなぁ。と思う。大事だとは思うけど、やっぱりちょっと苦手だなぁ・・・。
 そして、環境問題からエネルギー問題につなげてくる。


●麻生 太郎 候補

 あんまり切れが良くない。気がしたなぁ。

 「二つの不安、一つの不満」があると開始。キーワードの使い方はやっぱり上手い。
 ちなみに、
・先行きに対する不安
・経済・景気に対する不安
・政治に対する不満
 こうらしい。

 麻生さんとしては、まずは不景気をどうにかしたいらしい。
 新しい技術にもっと優遇してやろう。そして自信を持とう!と

 内容云々はともかく。政治家が希望自信を持つことを推奨してくれることがやっぱりありがたいと思うし重要だと思う。

 オリンピックを最後に招致したい。という話も。金がかかろうがわしも一番重要なのは夢や希望や自信だと思うべ!


●石破 茂 候補

 はじめに、鳥取から東京に出てきたことをまったりと語る。
 見た目の怖さをどうにかしたいのかもねぇ。忠犬ハチ公のように国民に仕えたい。というのは、ちょっと大げさじゃないかと、残念。

 そして、序盤で総理に対する敬意を示した。その上で失った信頼を取り戻すことの大変さも理解している。といった話。
 政治家も福田総理を敵とするか、あるいは避ける中で、きちんと努力を認めている点は、人間の大きさを感じました。

 でもって、防衛の問題へ。テロと戦う必要性。これを改めて問いかけている。
 このあたりは、小泉さんと同じように「一つの論点」に絞り込み、徹底的に解決しようという意思が感じられめちゃめちゃ心強い。

 演説に一番「思い」が感じられたのは石破さんだったなぁ。
 後半、やっぱり顔怖かったけど・・・。


●与謝野 馨 候補

 はじめに、政治の目的は「国民の生活を守り、国民の安全を確かなモノにするためにある。そのために社会を支え、国を支える」と発言。

 現在の経済への処方箋はいくらでもある。10年後20年後が大変なんだ!と言うことを主張。
 豊かさが必要。別に贅沢をするためでなく、少子高齢化という前代未聞の世界になるにあたって、必要なんだ!
 とてもわかりやすい。そしてめちゃめちゃ考え尽くされているであろう言葉に心打たれた。

 結党以来責任政党として頑張ってきた。みたいなのは、「ちょっとは反省しろよ!」と思わずつっこんでしまった。


●●まとめ●●

 単純に好きなのは石破さんと与謝野さん。丁度今の日本には希望をもたらしてくれる麻生さんが良い気もする。
 できれば石破さんになってもらい、すべき議論をきちんと出来る国になってほしいなぁと思うのでした。

 税理士に私がなるなら。少なくとも政治にはちゃんと興味をもたないとなぁ。


2008年9月 7日

●仕事音楽プログラム音楽仕事音楽読書音楽音楽勉強の日々

 いやーいいですな音楽というのは。
 鬼瓦権左右衛門さん(仮名)と二人で3時間のカラオケに行きバラードを歌いまくり、翌日京都音楽博覧会山田次郎(仮名)と7時間くらい音楽のシャワーを浴び続けてきましたよ。

 もう学校が始まっているのだけど。忘れてしまいそうな感じです。楽しむために仕事をしてるんだからね♪

 鬼瓦権左右衛門さんとは初めてカラオケに行ったのですが、はじめての人と行くと、知らない曲があったり。往年の名曲をの名前とメロディーが一致したり。よいですねぇ。なごり雪(イルカ)とか絶対歌えるようになりたいものです。あとSuperflyという歌手もよかったですなぁ。

 京都音博ではなんといっても、最初のハンバーグハンバーグハンバートハンバートが(何度打ってもハンバーグハンバーグになる。)むちゃむちゃよかった。アルバム買いまくってみよう。
 
ちなみに出演者一覧

1.海の星高校吹奏楽部
 可愛い子に飴もらった♪むふふふ。
 手を出したら犯罪ですか。そうですか。

2.ハンバート ハンバート
 むっちゃいいのですわ。バイオリンに弱いのは最近気づいていたんですが。
 ボーカルの人の声もむちゃいいし。ハモリも最高だし。
 同時進行で男女違う歌詞で言葉を重ねているあたり。泣きそうでした。

3.アシャ
 とてもよかった!
 タダ・・・盛り上げようとしてくれてるのに英語がわからない日本人が気になって仕方ありませんでした。(私もわからんw)

4.Lana & Flip
 最初に「トウキョーサイコー(間)あっキョウトー(赤面)」が可愛かった。

5.細野晴臣&ワールドシャイネス
 最後のアンコールで「風をあつめて」を演奏していたんだけど。
 かっこいいねぇ。音楽よりも態度というか、風格に感動したのでした。

6.大工哲弘&カーペンターズ
 出演者の中でもごっつい素人さんっぽい人。
 まぁーしかしそれがいいんですねぇ・・・。一緒に歌っていた奥さんとはこの日が結婚記念日!しかも36年だとか。
 奥さん顔赤いよ~!

7.小田和正
 解説不要

8.rei harakami
 機械をひたすらいじくっていた。機械から単調な音を引っ張り出してきて、うねうね変えて重ねて音楽にしていた。
 最初は、お客さんも「えっ?」という空気だったけど。ノリの良さというか異世界な感じに入ってきて、ノリまくりの人続出。不思議だった。
 好きだなぁ。

9.The Real Group
 一番泣きそうだった。
 アカペラ?2人の女性と3人の男性でダバダバ、ドゥードゥー(ベース)言う感じの人たち。
 すげぇーんだ。ホントに。言葉じゃこの感動は無理。「生で聞けて良かった本日のNO1」はこの人達。

10.くるり
 この音楽博覧会の主催者であり、おそらく本当に駆け回っていたであろう人たち。
 会場外まで気持ちが行き届いた素晴らしいライブでした。むーーーーーーっちゃ気持ちかったよん。
 来年も参加するっちゃ。

 最後に海の星高校吹奏楽部の人(飴)の指示通り、ラーメンを山田次郎さんと食べて、なんとなく京都タワーに昇って帰りましたとさ。


 やべぇー学校に行かねば。
 中途半端だけど。これにて。

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