●『それから』夏目漱石
誰の紹介か。なんの紹介か。
忘れてしまったけど、読みました夏目漱石「それから」
長井代助は三十にもなって定職も持たず、父からの援助で毎日をぶらぶらと暮している。実生活に根を持たない思索家の代助は、かつて愛しながらも義侠心から友人平岡に譲った平岡の妻三千代との再会により、妙な運命に巻き込まれていく……。破局を予想しながらもそれにむかわなければいられない愛を通して明治知識人の悲劇を描く、『三四郎』に続く三部作の第二作。(裏書き)
ってな小説。
これを読んでいると、まったくもって昔も今もかわらんなーと。
人間関係が希薄になって来ているとか、ニートの問題とか、格差社会とか。今も昔も世間の考える事は一緒なのかもしれないねぇ。
今回は「なんと素晴らしい表現だ!」ってなことも思ってみたり。
恥ずかしながら小説を結構読んだけど、表現に心打たれるような事は案外少なかった気がする。これは視点が変わってきたと言うことなのかねぇ。
その一つを紹介。
しようと思ったけど中止。やっぱり文脈あっての、表現だわ。
それでも悔しいので、ほんの一部抜粋すると
その中洗ったような月が出た。
と言う表現。ぜひ、現物読んでみてくださいな。感動するぜ!
ポケモンゲットだぜ!(なんとなく)