人間には不幸か、貧乏か、勇気が必要だ。
でないと 人間はすぐに思いあがる。 = ツルゲーネフ

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2008年8月22日

ハゲタカ

 最近どーも文章意欲がわかない。
 時に急に書きたくなったり書きたくなくなったり、年食って安定するどころか不安定になっているような。

 ところで、『ハゲタカ』というのを、DVDで借りて見ましたよ。と。

 たったの6話時間で完結させるドラマというのもあり、超急展開で目が回るかと思った。登場人物の気持ちを追っかけるには速すぎた。まあとは言っても、いろいろ考えさせられた。


 特にたかが紙切れ(お金)でヒトが死んでいく様はリアルすぎてきつかった。
 高校生の頃、自営業を営む親に言われたのを思い出す。
「人殺しの仕事だけはやめとけ」
 すなわち銀行勤めはやめておけ。と言う忠告だった。

 資本主義の進んだ日本は銀行に限らず今や誰もが加害者にも、被害者にもなり得る状態なんだと、仕事を通じて実感している。(まぁー弱肉強食といっちゃえば、自然の成り行くとして当然だ。)


 私は資本主義は大嫌いだけど。私には資本主義に変わる新しい仕組みは思い浮かばないし(考えては見るんだよ「時間主義」とかね)、世界の天才達も案が出ないようだ。
 そうである限り、私は強者になり自分に近しい人を守る事だけに専念するのが精一杯だと思う。ただ、そのためには加害者にもならなくてはいけないのか。これについては未だに割り切れてなかったりする。まだまだきれい事を抜かす甘ちゃんである。

 このドラマの登場人物もまた、50位だろうに未だに自分の態度を決めかねていた。これは、何よりも原作者が態度を決めかねていると言うことだろう。(むしろ、嫌儲主義にも見えるけど・・・。)

 ちなみに、迷っている人を見て「弱い奴だ」と簡単に言う人がいるけれども。迷うことにも合理性があると思う。
 人から恨みを買うことは非常に怖いことだし。相手が死を盾にして攻撃してきたら、法律から逸脱することのできない私たちは、ただ純粋に痛い目にあうだろう。相手を傷つけない。これはこれで、人間が社会を作る上で作ってきた知惠だろうと思う。
 ただ、資本主義が徹底されていくに従って、何が有利か怪しくなってきているのだと思うのだ。


 そう言えば、このドラマの一登場人物のモデルであろう「ほりえもん」がブログを再開していた。
 彼は鉛筆一本まで節約し、積極的に可能性のある技術に投資をする技術者だったと、私の読んだ数冊の本には大方そんな感じで書いてあった。彼は加害者になれない人だろうなぁと思う。
 最終的に、加害者になることに躊躇しない人たちに潰されたんだろうと。


 早く思考的にも安定したいなーと思う。ただ、どうも不惑に達した人たちでも、思考が安定しないようである。最近その世代に人たちと話をしていて感じる。結構語尾に不安を載っけたりするんだね。
 死ぬまで迷い続けるんだろうか・・・。

追伸
 不惑を検索してみるとこんな訳がのっていた

四十歳で狭い枠にとらわれないようになり、

 ちょっと想像している意味と違うなぁ??
 

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