人間には不幸か、貧乏か、勇気が必要だ。
でないと 人間はすぐに思いあがる。 = ツルゲーネフ

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2008年4月 5日

『夜桜』宮本輝

『夜桜(宮本輝)』ちゅーのをお風呂でゆっくり読んでおりました。『宮本輝全短篇 上』の中に収載されています。

 とても季節っぽくて、夜桜もはっきりと想像出来たりして、季節に会わせて小説を読むのもいいもんだなーとしみじみ思ったり。ちなみに、読んだことあるなーと思ったら『幻の光』というのに収められていました。読んだ当時は情けない感想ぶら下げてるなぁw


 話の舞台は豪邸。夫と20年前に離婚し、一人息子に1年前に先立たれた50歳のおばさんが一人住んでいる。
 そしてその家には桜が咲いている。


 舞台だけでも素敵でしょ♪しつこいけど、宮本輝さんは良い作家。
 多くの人が避けたがるような話を、さらっと物語に盛り込み、感動に変えてしまう。そんなところが特に気に入っているのかもしれない。今回の話も「離婚」「息子の死」「浮気」等々、普通に書けば物語がくらーくなってしまいそうなキーワードが沢山入っているのに、とてもさわやかで、気持ちがいいのですよ。


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