●グーグル、無限への挑戦
工学部の学生をしていたころ、こーいうのを読んで得られる感情は「興奮」のみだった。
ただ、今は少し複雑な感情を持つようになってきている。もちろんかなり興奮してしまうのだけど・・・。
このグーグルが生み出す「便利さ」は確実に小さい会社の雇用を奪っていく。
グーグルに誰か一人雇用され、その人が生み出すサービスで何千人という雇用が奪われていく。その姿が、税理士事務所という職場からみえてしまう。
機械を使って「楽」になったのなら、その分人間が「楽」をすればよい。
しかし、残念ながら現在の資本主義の下では、そうはいかない。「楽」をできるのは、それを作り出した人だけだから。
今の世の中は「価値」を提供することでご飯が食べられる。
しかし機械が高い「価値」を提供してくれるようになって来たので、人が提供すべき「価値」の水準が上がってきている。ぼけっとしてると、機械以上の価値が提供できなくなり、ご飯が食べられなくなってしまう。
人よりも機械がいい思いをする時代が来ているといったら言い過ぎだろうか。
と、資本主義を否定しても、残念ながらそれ以上の提案はできないんだけどね。
私には今にもつぶされそうな会社に寄り添い、「価値」を提供できるようなお手伝いをすることしかできない。
この無力感・・・。
スローライフ。結構馬鹿にされがちな概念だけど、世の中を変える概念かもしれないなぁーと実は思ったりする。
今、ピアノを弾いているけど、それだけでとても楽しい。これができずに年収3000万円の生活よりも、これができて年収500万くらいの生活がよいなー。(まだ高望みw)
コメント
前、槇原敬之さんが言ってたことで,
「おいしいものを食べるために稼ぐより、ものをおいしく食べるために仕事する方がいい」
ってのがあったのを思い出しましたよ。
なんか、そういうところからパラダイムシフトが起こる予感がちょっとしてるんだけど、うーん、自分一人の願望なんかな?
Posted by: para9 | 2007年12月25日 15:34
書いた後にちょっと考えていたけど
一人「金だ金だ~」と言う人がいれば、
その人が独裁とれるようになっちゃうよねぇ・・・。
ん~
わしもそうあってほしい。とは思うけど
どーにかなんねーかなー。
Posted by: やいだ(みむら) | 2007年12月26日 06:00