とん税
海運会社の決算をしていると、とん税という、かわいい税金が出てきた。なんだろう。
まず税法
お客さんから聞いたところによると(税金のこと聞いてどうする!)、港に船が入る一日前までに払うんだ。頻繁に港に入るようなら一年分前払いするとお得。と聞いたのですが・・・はたまた。
課税されるもの:
外国貿易船(外国貿易のため本邦と外国との間を往来する船舶をいう。 )
税額:
1.開港への入港ごとに納付する場合:外国貿易船の純トン数(切上)×((16円(とん税)+20円(特別とん税))
2.開港ごとに一年分を一時に納付する場合:外国貿易船の純トン数(切上)×(48円(とん税)+60円(特別とん税))
3000トンの船だと、3000×36円=108,000円
そんなにきつい税金でもないな。こっそり税。
純トン数:
旅客又は貨物の運送の用に供する場所とされる船舶内の場所の大きさを表すための指標として用いられる指標(船舶のトン数の測度に関する法律)
どんだけ入るか。って事だな。
納期限:
外国貿易船の出港の時までに納付(一年分を納付するときは、最初に入港したときから1年以内)
とん税が国税特別とん税が地方税的な感じだな。ただ、特別とん税も区分は国税らしい。今度お客さんにとん税の申告書見せてもらおう。
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)