『めぐり逢わせのお弁当』というタイトルからはとても想像のできない、深く濃い映画で、2回劇場で見てきました。
主演のイルファーン・カーン氏の演技が本当に素晴らしかった。弁当食べるだけで感情を表せるなんてっ。
話としては、妻に先立たれ仕事一筋で無愛想な退職間近のおっさんサージャン(イルファーン・カーン)と、ろくに口もきかない夫にそれでもどうにか振り向かせようと頑張る一女の母イラ(ニムラト・カウル)が、お弁当の誤配によって文通を始める。
まずもって話の前提であるインドのお弁当配達システムダッバーワーラーがすごい。元は宗教上食べられないものがあったりするので、家で作った弁当を配達するために出来たシステムらしい。旦那が出て行った後に配達員に渡すので、旦那より早起きなんて必要も無く、奥様も便利そう。
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