小説『イニシエーション・ラブ』乾くるみ

 友達に勧められて読んだ小説
 いい加減返さんと

 この小説を紹介するには、説明書きをペタッと貼るだけで十分だったりする。
 とりあえずコレを読んで頂戴。

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

 この説明が秀逸すぎて、これ以上のコメントは…
 本当に最後から2行目びっくりさせられる。これだけフリがあってもびっくりする。
 そして必ず二回読む。

 もう少し情報を付け加えると、作者の乾くるみさんは静岡大学理学部数学科卒業。
 まさに数学の証明問題のように、精緻に組み上げられている。

 最後の2行までは、何のことはない小説。個人的には嫌いじゃなかったんだけど。小説を読み慣れた人には退屈に感じるだろうと思う。
 まあ問題は最後から2行目です。これは本当にオススメです。


 三日連続でブログ書いたので、四日目も書いてみる。
 朝飯前で腹減ったにおいては、100記事目。パチパチ

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