本『日本は世界5位の農業大国』浅川芳裕


借りた本
長いこと、この類の本読んでないな。
復活させよう。

内容に書いてある事実の一つ一つは面白いけど
まとまりがなくて、読むのは少し面倒。
批判一辺倒で、少々信頼性を疑う。

ちなみに、本の中で名前が出てきた農畜産業振興機構の
独立行政法人農畜産業振興機構役員給与規程」というのを拝見

第4条 役員の本俸の月額は、次のとおりとする。
(1) 理事長 1,011,000円
(2) 副理事長 926,000円
(3) 総括理事 876,000円
(4) 理事 825,000円
(5) 監事 707,000円

ため息が出るね…。天下りすげーよ

食料自給率に見られる農水省の意図

 「食料自給率」なんていらねーんだよ。との主張
 要は天下り先作るために作り出した言葉ですよと。
●発表は日本だけ
 こんな数字気にしてるのは日本だけ
●自給率と食料安保は関係ない
 真の食料安保は、入手先の多様化と発達した貿易関係こそが担保する。(P163)
●このお題目のために国民は大きすぎるコストを払っている。
 ⇒日本のエンゲル係数はかなり高い
  ご存じのように、米の価格はかなり高い
  他にもバターや豚肉、牛肉、基本となる食品が非常に高い価格で買わされている
 ⇒「農畜産業振興機構」のような天下り先の維持の為に、いらん不便を強いられている
  この団体が、バターの供給不足を作り出した張本人
●英国で、自給率の議論は完全否定されている
 食料安保は、多様な国から多様な手段で食料を輸入できる体制を整えることが大事であり、国内産業を過度に守り甘やかすことは、それに逆行する畏れすらある。国同士が深く関係し合っている昨今では、輸入が全面停止する可能性は極めて少ない。
 また、「先進国の自給率向上政策は、途上国の輸出収入を阻害することにつながり、本来の意味の食料安保に悪影響を及ぼす」ともある。
 

農業は成長産業

●生産性は飛躍的に向上中
 農業従事者一人当たり生産量じゃ1960年3.9トン⇒25トンへ
 その他大型農家も絶賛増加中
●ただし投資がいる
 農業を軌道に乗せるためには5000万~1億円程度の投資が必要と言われているらしい
 資金調達に強い税理士が必要だね★

眠いのでこんなもんで。

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