『スポーツ』東京事変

音楽を語れる立場じゃないけど感動したんだから語らせてクレイ

2/24発売 『スポーツ』東京事変
1  生きる
2  電波通信
3  シーズンサヨナラ
4  勝ち戦
5  FOUL
6  雨天決行
7  能動的三分間
8  絶体絶命
9  FAIR
10 乗り気
11 スイートスポット
12 閃光少女
13 極まる
以上13曲

バンクーバー五輪に間に合わせての発売。
タイトルだけ見ても、スポーツの臨場感に重ねて曲を作っている事が解る。
実際に聞いても、上手いことスポーツとリンクさせていて心地よい。

いつもながら歌詞カードもとても上手くデザインされている
というか、配置まで考えて歌詞(文字数等)を作っているとしか思えない
この人達はアルバムを買うと、何倍も楽しさが広がる
ジャケットや歌詞カードなしなんてもったいなさすぎる

私の大好きな宇多田ヒカルは、どちらかというと、
「如何に音楽を使って人に伝えるか」と言うことに注力している様なイメージで
アルバムのジャケットなんかまでは気力続いていない。
しかし東京事変軍団は「如何に表現するか」であり、
ジャケットなんかを含めて使える道具はあまねく使っている

このアルバムの一曲一曲は聞き込めてないからなんとも言えないけど
流れはほんに気持ちよい。「能動的三分間」で最高点まで盛り上げて
「極まる」(浮雲作詞作曲)でぱしっと納める
アルバムが終わった後訪れる沈黙の時間がとても気持ちいい
オリンピックの競技を見終わった「ほええ、スゲェもん見たぜ」っていう感じそのものだ

曲では
2曲目「シーズンサヨナラ」(浮雲作詞作曲)
なんか最高である
(なんだ俺浮雲さん大好きじゃんw)


あなたは知らないの
過ぎた季節が繰り返すことなどないって
季節知らないままさよなら

最後から2曲目の閃光少女(林檎作詞/誠治)とも上手く対象になっているしw
この曲を試合立ち上がりで聴くとやる気になるよなぁ

8曲目「絶体絶命」(林檎作詞/一葉・林檎作曲)


かなしみよ寝返り打って・・
かなしみよ向こうへ行って・・
かなしみよ押し黙ってわたしを縛り付けないで

この曲も是非是非歌詞カード見ながら聞かせたい
曲と歌詞の親和性が半端無い。

ちなみに椎名林檎にはまりだしてから、初めてまともにこんなアルバムの音楽聞いてるかも
そして初めて「東京事変」というグループとしてのすごさをまじまじと実感中。

宇多田ヒカルは「伝えたい」「伝わり方を知りたい」から世界へ行く
椎名林檎は「表現したい」からこの地のこの時間を音楽にする
奥田民生は、終始テキトーに楽しむw

え?このアルバム買ってない人がいるの?(笑)

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