『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午

 とてもミステリー?としてよく出来た本だった。まさに読み直したくなるような。いや、自分はミステリーは元来得意ではないので、参考にはなりませんが、素人には読みやすいという程度に。

 ベースは蓬莱倶楽部という健康食品やら高級布団を売りつける会社。だまされた人、だます人、そして調査する主人公。ごちゃごちゃと、面倒なストーリーが上手く絡み合っていく。そして、「だあああああああああああ!」と叫んでしまうようなネタが仕込まれている。
 作者が、この作品に盛り込んだメッセージも好きだし、タイトルも中々好きだし。

 ちなみに理系の方のようで。結構緻密にくみ上げられてるなーと。まあ、故にやっぱり各人の人間らしさは、作者の中にイメージはありつつも、文面としては多少端折られているような気もするような。もっと人間楽しみたいなー。

 これはネタバレしながらゆっくり人と話したい。

Pages:
  1. 既読だよって言っておくねノシ

  2. やいだ(みむら)

    ではまたいずれw

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