臓器移植法改正案(A案)というのが衆議院を通ったらしい。
私は以下の様な河野太郎氏のブログで経過をちょっとだけ見ていた。
・愚にもつかない妥協案
・なぜA案なのか
詳しいサイトはここのようだ(まだ読んでない)
日本移植学会
直近だと
臓器移植法改正-A案が衆院で可決、今国会で必ず答えを
岡田克也さんも書いてる。
司令塔は
臓器移植法の多数派工作
山内康一さんらしい
あまりニュースを見る時間も調べモノをする時間もなく、理解しているわけじゃないけど。この法案が通れば、臓器移植がかなりやりやすくなるらしい。
「死亡」と言う概念も、脳死時点になるようだ。よくわかっちゃいないけど、法律の中での「死」の扱いが変わったわけだから凄いことだ。
この法案が通るだけで、人の命の数が変わってしまうと言うのだから不思議なモノだ。少なくともこの法案で、生きていた人が死に、そして、もう死ぬしかない。と思われていた人が、元気になれるかもしれないのだ。
山内康一氏のブログにはこう書いてある
移植医療が進めば、毎年何百人の人たちの命が救えます。
裏を返せば、助かるはずの命が、法の不備のために、
見殺しになっていると言えます。
自分が病気になった時、あるいは自分が死ぬ時、お世話になることもあるだろう。
ごまめの歯ぎしり 09年6月18日-2
より
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臓器移植法改正案(A案)投票結果
賛成 263
自民 202
民主 41
公明 12
国民新等 2
無所属 6
反対 167
自民 77
民主 65
公明 18
社民 7
投票せず 47
自民 24
民主 6
公明 1
共産 9
国民新等 5
無所属 2
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この結果を見ただけでも、政治家がちゃんと自分の頭で考えてなんらかの結論を出していることが解る。
反対派にもいろいろな、まじめな思いがあるのだろう。
いつも政治家を批判してばかりだけど、こーいう必死の調整とかしている姿をみていると。カッコイイ職業だと思う。
働いてばかりというのはアホかもしれないけど。それでもやっぱり誰かの役に立つ仕事をしたいなぁ。人の声を真摯に聞き。そして、その役に少しでもたてる様に勉強しなきゃ。
正しいことなんて無い。それでもベターな答えを求めて。
臓器移植法改正案に取り組んでおられた皆様もう一息頑張って下さい!!
そして最後に政治家批判しちゃう。
麻生さんは
「脳死について世の中の意見がきっちりとまだ固まっていないのではないか」(NIKKEI NET)
ということでD案だそうだ。
世の中の意見を固めてから法案作ってたらなんも作れないから、国会議員を選んで、決定して貰ってるんじゃ無かろうか・・・。できるなら、「いろんな意見を総合的に判断して私は◎◎と思う」と言って欲しかったなぁ。とても残念な気分だ。
そうそう。脳死が人の死って、何がかわるんだろう?
家族が拒否したら、移植できないんだよね?
戸籍がかわる?いやいや。。
一言で済まそうとするから、反感をかうわけで
ちゃんと、15歳以下も臓器移植が可能になった!
とか、前向きな言い方にしたらいいと思うのですが。
この事についてはどんな報道を
されているのかはわからんので何とも言えないけど。
郵政の問題にしても何の問題にしてもマイナスばっかりに
伝えてしまうのは残念だよねぇ。
特に日本の優秀な官僚や、政治家が批判ばかりされているのは
可哀想であります。
時給に直せば割に合わない仕事だと思うし。
脳死については、ほっしーのコメント見て
「心情」と「法律」がどう関わるかって問題があるなぁと
一々「心情」に流されていたら、見る側面によって
毎回変わってしまうし。
かといって、心情を考慮しない法律はもたないし。
ちょっと法律論も勉強してみないといかんなぁ。
ちなみに
久しぶりにこのブログにコメント付いたw
ありがとうw