髪の毛を守るために by 床屋

 私はここ数年、シャンプーというものを使っていない。
 それは約二年前、後輩に「メリット(花王)なんて使ったら髪に悪いですよ」と言われ、よいシャンプーを見つけるのも面倒なので、「使って悪くなるなら使わなければいい」と水洗いに変更。最初ちょっとフケがでたような気がしますが、それもなくなり快調にここまできている。
 顔そり好きな私は当然美容院ではなく床屋に通っている。今の床屋さんはかれこれ8年くらいお世話になっていると思う。しかし、お互い無口なのであまり会話をしたことがないのだけど、今日は客が私一人だったこともあり、ふと、シャンプーを使っていないことを床屋さんに言ってみた。ついでに、できれば髪が薄くなるのも避けたいです・・・と。その一連の会話の流れで、色々参考になることがあったので備忘録。
 いや、オサレな皆様には当然過ぎることなのかもしれませんが・・・。

髪の毛が薄くなるのは、ストレスと食生活と遺伝

 床屋さんは子供のころからお世話を見るわけで、そのまま成人しても髪を切り続けていることはよくあるのだと。そんな中、親父の髪の毛や、時には爺さんばあさんの髪の毛まで見て、遺伝情報を把握できるわけで、この人は大丈夫だろうなどと予想ができる。
 しかし、その予想に反して、大丈夫だろうと思っていた人の髪が急に薄くなる事があるらしい。
 おかしいなあと思って聞いてみると、就職した直後で悩んでいるなど、典型的なストレスなのだそうです。また、就職してすぐ薄くなり始めて、3~4年で仕事が落ち着いてくると、今度は髪の毛も落ち着いてくるのだとか。
「ストレスなくなると元に戻るんですか?」と聞くと「いやーそれは厳しいね」と。
 やっぱりストレスのない生活が大事だそうです。 あと食生活。

育毛剤の使い方

 育毛剤は早いうち(20代)から使ったほうがいいといわれました。
 育毛剤は、毛根に栄養を与えたり、血流をよくする役割があり、心臓病の薬を応用したような商品が多いとか。つまりは、若いうちの元気な毛根をしっかりと守ることが大事で、年取ってからじゃ厳しいものがあると。
 また、若いうちであれば、育毛に抜群の効果を発揮する人もいると。
 その代わり、そんな高い商品じゃなくていいので、「サクセス」みたいな安いやつでいい。でおっさんになったら、リアップみたいな高いのにすればいいと。

シャンプーの使い方

 昔のものはともかく、今のシャンプーはよっぽどひどいものはない。と断言をいただき、バサバサしてみっともないから、使ったほうがいいとありがたくご指摘。久しぶりに使用を再開してみようと思うわけです。
 で、シャンプーはコツとしてこんなことを
・シャンプー液の量を減らす
 ⇒髪の毛を先に水洗いしておく⇒湿っていると、シャンプーの泡立ちがよく少量の液でよい
・シャンプーが頭皮に残るのが最悪
 ⇒液を直接髪の毛につけるのではなく、手の平で軽くあわ立てて、それを髪の毛につけて洗う⇒ちゃんと洗い流す
・ちょっと高いものを
 ⇒化学性のものでもいいけど、3~400円くらいのものをつかっとくといいかもよ。と。

 何に驚いたって、床屋さんがお客さんのストレスまで把握できているということ。いやー最強のサービス業(スッチーさんもすごいと思うけど)なだけありますわ。

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