たまには弱音も記録に残してみようかと。
昨年の税理士試験から一年以上が経過した。大学入学から税理士試験終了まで、それなりに気合い入れて走って来たような気がする。その期間なんと9年間。走ってきたと言うよりは、重力に任せて転がってきた、と言った方が正しいかもしれない。全力でその程度かと言われそうだけど、元が悪いのでこんなもんです。
で、試験が終わってからのこの一年、本読んだり、人と会って話を聞いていたりすれば、自ずとまた転がり始めるだろうと思ってインプットを増やしてみたけど、転がらなかった。
今真面目に、自分で無理矢理でも動かなければいけないのか、転がり始めるのを待つのか迷い始めている。
「あなた達の世代は不幸だね」
と、お客さんに言われる。公務員を定年退職された方の言葉である。
「一生懸命働いて、勉強しても、給料は下がる。文句を言おうにも代わりはいる。可哀想だねえ。」
この国の自殺者数は3万人。この数字も意図的にカウントが少ないんじゃないかという話もあるね。国際比較では6位とか。このリンク先の記事も中なか面白い。言葉は悪いが、311よりも沢山の人が死んでいる。その何倍も自殺を試み、その何倍も鬱病になり、その何倍もの家族が苦しんでいる。
って他人の心配してる場合じゃない。まずは自分がソコに落ちないようにしなければ。
ところで、この一年間なにしていたのだろう。ふとブログを見返してみると、ありました今年の抱負。
「謙虚緩速(けんきょゆるそく)」(2011年1月5日のエントリ)
今の「焦り」を文章にしてやろうと思ったのに、なんとも勢いをそがれる目標である。そうか、これは311前の文章なのだ。311前はもっと焦りが少なかったんだ。311はこの国の醜い面を全部表に出してしまった。
社会保障は「国(や地域)」「家族」「企業」が担うわけだが、国は困窮した人にご飯を与える財源さえない。
企業が倫理をもって行動しようとすれば「株主」と対立する等難しい(中電の浜岡停止の話とか)。
家族は「仕事」の問題で簡単に壊れてしまい、その「仕事」がない。
どんだけ自分がしっかりしないと、家族は愚か自分さえ保てない事が表にさらされた。311前に、まだ気付きつつも目をそらしていた「不安」に気付かされてしまった。そうそう『困ってるひと』(2011年7月10日エントリ)この本にも大分刺激された。もちろん、知れてよかったわけで、対策も打てるのである。
そう言えば、311を自分の中で整理してないな。こーいうところも、転がらない一因かもしれないな。最もまだ311は続いているわけだが。
あと、せっかくの記録なので書くと。男としての自信が相当無くなってしまった。どうすれば女性が喜んでくれるのか。さっぱり分からない。人間として重要な部品が何か足りない気がする。その部品はどっかに落てるんじゃないかと思うので、もう少しは探して見ようとは思うのだけど。心当たりある方は教えてください。
いつからか、人生の目標は「嫁と子供の笑顔を楽しみに仕事するおっさん」になっていた。それと、できるだけ多くの本を読み、歴史をしり、芸術、芸能に触れる。そんな人生でいいなーなんて思っていた。が、嫁も仕事も中なか難しいね。
最後に希望が無いのかと言えばそんなことはないとは思う。その希望がなんなのかちょっと言葉にできないけど、まー光があるような気はするんだ。「光があるから影ができる」こんなくだらん言葉にしがみつきたい時もある。
先読みのし過ぎなんて意味のないことは止めて
今日はおいしい物を食べようよ
未来はずっと先だよ
僕にも分からない
『光』宇多田ヒカル
ま、せっかく日本という恵まれた国に生まれたんだ。今をできるだけ楽しみながら光を手探りで探すべしですわ。
数十年後の自分よ。どうだ20代後半っぽくていい感じの悩みだろ。いや10代後半で悩むべき事かな(苦笑)。20代後半、まだ自分の正義に恥ずかしいことはしてないつもりである。未来のあんたは苦労しながらも「幸せ」と言える何かを手に入れているのかね。とまあ、聞いてはみたが、申し訳ない。あんたの事まで気を遣えるほど余裕がないんだ。すまんが、あんたはあんたで上手くやってくれ。
Pages:
うーんやっぱりもっと話したいなあ。
ちなみに、女性に対して自信がある人は逆に
なかなか結婚しないかもしれないね。
「頭の良い女性と結婚したい男性」と結婚したい女性は
どうやら少ないみたい。そんな感じがしてきた。
女性を女性として見れていないってことなのかなー。
しかし、男性からまともに「●●な女性と結婚したい」
という意見を聞いたことがないかも。
いても、背が自分より小さいとか。年下とか年上とか。
その程度じゃないか男の理想なんて。
女性は「男がどんな女性と結婚したいか」
まで意識するの?
話題が真剣なので軽い気持ちではコメント出来んなーと思いつつ悶々としていたら既に時期を逃したような気がしてきた……
取り敢えず
>心当たりある方は教えてください。
の前の部分ら辺を読んで、シルヴァスタインの『ぼくを探しに』を思い出しました。
既読だったらごめんなさい。
もしご存知なかったら紹介ということで。
オススメというよりは、紹介、ですけどね。
コメントは軽い気持ちで結構です
読み返すと殆ど中二病ですが(苦笑)
ご紹介ありがとうございましたー
読んでみますm(__)m