義援金~その2~

 金の話ばっかりですみません。私にはボランティアの経験もなければインフラ医療食料衛生なんの知識もないんですね。
 名古屋で一生懸命働いてそのお金を送るくらいしかできないわけで。。。
 ところで、私なんかはテレビを見ながら「現場で数日働いてやってもいい!」なんて思ったりしてしまいます。でも実際には有給の日数も少ないですし、筋肉も体力も無いので行ったところで役に立たなかったり。それなら、一生懸命働いて義援金を送っても、一緒のことなんじゃないかと。そう思うのです。
 一日ボランティアとして働いたと思えば、一日分の給与くらい送れるべさ。そんな事を考えながら、ちょっと仕事にやる気が出てきた今日この頃です。

 まず、信頼できそうな義援金の受付窓口をちょっとだけ紹介。
三井住友銀行
(中央共同募金会・ユニセフ)
ゆうちょ銀行
(中央共同募金会・日本赤十字社)
三菱東京UFJ銀行
わかりにくいぞUFJ。一番下のリンク(ジヤパンプラツトフオーム)

その他「義援金 まとめ」とかでググっていただければぎょうさん出てきます。
フィッシングサイトとか怖いので十分に注意して頂きたいなあと思います。

 ところで、義援金を出すとどんな感じで使われるのか。
 調べていて驚いたのは、義援金は災害から一ヶ月以内に被災者に届いているという事。
 素人考えですが、今までの例で行けば、速ければ3月中に。遅くても4月中に被災者の手元に届き始めるのかと。(以下に紹介していない北海道南西沖地震も10日あまり。)

 メディアの報道を見ていて印象的だった言葉があって、「命があっただけでよかったと思っていたが、今は今後の生活が心配だ」というコメント。義援金の第一陣は直ぐに支給されるため、現地の人にとって(小さいかも知れないが)勇気になるのかもしれないと思うわけで。
 義援金には「迅速・公平・透明」という判断基準があるらしい。配分自体もそれなりに色々な議論があるようですが、そこはプロに任せればよいだろうと。

●阪神・淡路大震災の場合(H8年厚生白書
震災発生:平成7年1月17日
被災世帯:448,929世帯
義援金総額:約1,793億円
第一次分配(H7年2月):(しかも2月1日に配分開始とか)
 死亡者・行方不明者1人あたり10万円(計5.7億円)
 全半壊・全半焼世帯に10万円(計445億円)
第二次分配(H7年5月):
 重傷者見舞金5万円(計5.4億円)
 要援護家庭激励金30万円(計145億円)
これ以後学生や住宅助成へ(厚生白書参照のこと)

●能登半島地震災害の場合(石川県HP
震災発生:平成19年3月25日
被災世帯:1,983世帯
義援金総額:約32億円
第一次配分(H19年4月頃より)
(人的被害)
 死亡・・・40万円
 重傷者(要治療見込み日数が1ヶ月以上の負傷)・・・35万円
(住家被害)(生活の本拠である住家の世帯主に配分)
 全壊・・・70万円
 大規模半壊・半壊・・・35万円
 一部損壊・・・1万5千円
第二次配分(H19年9月頃より)
 全壊・・・80万円
 大規模半壊・半壊・・・40万円
 一部損壊・・・1万7千円

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