Daily Archives: 2011 年 11 月 3 日

小説『下町ロケット』池井戸潤

 今日はちょっくら友だちの子供さん(0歳)と一緒にあっちこっちふらふらさせてもらいました。同じスーパーでもバリアフリーに目が行くとか、おしめ換える場所とか、普段まったく意識していないところに注意が行ったりしてとてもいい勉強させてもらいました。おかあさん大変だなー。と同時にやっぱりこの国でもっとも重要な仕事してるよあんたら。国のために育てているんじゃないとしても。

 書き終えて、めっちゃ適当な内容になってしまった。以下無駄な時間覚悟でよろしこですw

 この本、大阪の「まいど一号」の事かとおもっとりました。全然ちゃうねんなー。経済系とか組織論とか扱うような本は、やっぱり多少の嘘は我慢するとしてもノンフィクション風なやつがいいと思うわけです。それか実話に基づいていたりするんだろうか?
 読んでいて、うむうむと頷きながらみていた問題点。
・特許対策の必要性
・大企業との交渉の難しさ
・顧問弁護士の選び方
・財務対策の必要性

 全体的には、元々技術オタクの会社が、大企業ににらまれるも、優秀な元銀行員と、優秀な弁護士(弁理士兼ねる)が上手いこと立ち回って解決する。というテイストの話になっている。
 最近しみじみと、専門家のレベルの違いを感じるんだなあ。震災で出てくる専門家もそうだけど、世の中ピンきりすぎる。

 専門家ってのは、仕事を委託をされるわけだけど、お願いするほうはその分野の事が分からないから委託する。分からないんだから注文のしかたも分からない。専門家は自分で最適解を用意して、それを依頼主に提案するわけだ。そして依頼主は、それがいい解なのかそうでないのかもわからない。専門家のレベルによって、依頼者の人生に大きく影響があるといっても過言でない場合が多々あるわけで。最近簡単に専門家、プロってのは名乗れないなとしみじみ感じてますわ。
 昔は専門家ってのは、近所でもきちんと噂で評価できるようになっていたんだろうけど、社会のつながりが弱まったり、規模がでかくなると、難しいだわね。ネットが発達した今、色々書ける経歴をつけることに必死になっている方々もいるようで。

 この本は、もちろん社長の熱意だとか従業員の結束だとか色々マネジメント的な面もあるが。若干冷めてみてしまう自分(苦笑)
 今はよろずや税理士だけど、今後の方向性考えてまうなー。いや、今は目の前の企業の助けにでもなれば何よりの喜びなんだけどね。やっぱり若いうちは勉強だよなー。勉強勉強。

 なんだこの適当なエントリ。
 いや、さくさく読めたし。起承転結が刺激的でよかったですよん。