鋭意引越し準備中です。読んでないけど売りたい本があったので、さらさらっと。いや、案外楽しかった。売るけど。
2007年3月の、英会話学校講師リンゼイ・アン・ホーカーさん殺人事件の、犯人が書いた逃亡日記。無期懲役なんだね。出てきたら、こーいうブログの感想なんかも読むのだろうか。
身分がばれてはいけない、追われているという状態で生きると、日本ではこうなるのか。というのが良くわかった。日雇い労働者があつまる大阪の話なんかは中々。簡単なプロフィールを書いて、命綱なしで高いところで仕事をしたり(ケガしても治療費は出ない)、薄い普通のマスクでアスベスト除去の仕事をしたり。かと思うと、沖縄の離島でサバイバルしたり。
できればこの知識には一生お世話になりたくないわけだけど。
まあ、文章読めばどこにでもいるおにいちゃんとしか思えなくて。いや実際ヒトを殺してしまったという事実があるだけで、そのほかは普通のお兄ちゃんなのでしょう。だからこそこの本は恐ろしいのだな。
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