Daily Archives: 2011 年 3 月 13 日

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震~メモ2~

まず我々にできること
・義援金・募金
 ⇒偽物に気を付けること。月曜日以降金融機が動き出してからでも一緒であること。
 金融機関はそれぞれ募金の受付窓口を作るであろう事。
・献血
 すぐに行かないこと。血液には成分によりそれぞれ使用期限があり、できるだけばらけていくべき。
 少し遅らせてから行くのがベスト。少しぐぐったところによると、早くて72時間しかもたないものも。
・物を送る
 事業者でもないなら、金送れ
(うちの親は、私がまだスーパーの経営者だったら全部送ったのになーと言っていた。全く同感。こういう一直線でアホな感じはちょっと親子かもと思った(笑))

以下の記事については、今後のために、記憶から逃さぬ為に思って記述しています。

12日は仕事につき、ラジオ及びTwitterで情報を片目で収集しておりました。
途中頭痛が酷くなってきて家に帰ってからは、
1万人が行方不明というニュースが流れ、完全にテレビを見ていられなく。
今、12時間ほど眠って起きてきたところです。私はなんと恵まれていることか。
現地の人は眠ることもできないことでしょう。

ここで
「現地の人は・・・」
と思うところですが、こんなツイートがありました。

yurii0509 Yuri Akita
再掲: 心理士としてツイート。 災害が起こったとき「もっと大変な人達がいるのに自分は情けない」「何も出来なかった」と思うことからPTSDになる人がとっても多い。 そんなことない、みんな怖いし、無力。悲しんだりショックを受けて当然なのです。どうぞ、自分を責めないで、自分に優しく。 3月12日

私の友人にも自分を責めている人も多いのかなと思われ。
こういう時だからこそみんな「自分に優しく」すべし!

以下メモ書き
上記睡眠により12日19時~13日8時くらいは情報得ておらず

○12日になってから外国からの言葉が入るにつれ、多くの賞賛記事等を紹介される。

オバマ米大統領、日本への全面支援を表明
↑2011.03.12 09:24 のCNN日本語版にてオバマの記事紹介
Sympathy for Japan, and Admiration By NICHOLAS KRISTOF / NY Times
↑NY Timesは普段日本に批判的だそうで
中国、日本人の冷静さを絶賛 「マナー世界一」の声も
↑最初に見た情報では中国の掲示板などでは「こういう時に民族感情は別だ!」みたいな書き込みが相次いでいたとか。これも随分勇気づけられる。
⇒【地震】国連事務総長も哀悼の意 あらゆる支援表明
↑国連の潘基文事務総長も日本語にて支援を表明
○個人支援(Twitterで見つけた物)
 はっとさせられたのは、日本語が分からない外人さんに対するサポート
⇒医薬翻訳者が「医療情報の英語<->日本語、フランス語<->日本語の翻訳が可能」と
⇒時間のあるお医者さんが「相談に乗ります」
⇒臨床心理士「子どもが赤ちゃん返り、夜驚、夜尿、イライラ、テンションが高くなる、逆な感情を出さなくなるなどの反応は強いストレスに晒された時には当たり前の反応です。抱っこしたり、身体をさすって上げたり、いつもと同じ習慣(いつも読んでる本、歌、遊びなど)を続けてください。」

○被害

⇒12日朝の段階で被害者数が数百名程度と報道される
宮城・南三陸町で9500人と連絡取れず
住民の半分と連絡がとれないという報道。絶句。

○知識(貼り付け)

⇒キャップがオレンジ色のペットボトルは熱に強い構造をしています。お湯が確保できるならお湯を入れれば簡易湯たんぽやカイロ、飲み水にもなります。体温調節が難しいお年寄りや赤ちゃんに利用してください。
⇒下痢の時、体調が悪い時、その他今のような災害の時に役立つ「経口補水塩」の作り方:1リットルの水に砂糖40グラム、塩3グラムを混ぜるだけ!普通の水の25倍、スポーツドリンクの10倍、体に吸収されやすいそうです。これで助かった人も大勢います

○原発関連

専門家じゃないし、そもそも分かっていないので報道やTwitterを少しだけ。
福島第一原発1号機(福島県)で午後3時半ごろ、ドンという爆発音
↑記事は17時くらいのもの。3時くらいからTwitterでは情報は出回るが、印象としては落ち着いていた。途中急に火がついたようにパニックが始まってきたのは、17時頃大手メディア(TV・FMラジオ)等が「チェルノブイリ」等の言葉を使いながら風向きによって100kmは危ない等の情報を垂れ流し始めた事による。
 ここで最も心強かったのは池田信夫氏の記事「福島第一原発について」。誰にも知識がない中で、ある程度キチンとした分析された情報が流れてくると心強い。Twitter内でも多くのリツイートが行われ、落ち着きにつながった。
 「正確な情報がパニックをおこす」のではなく「情報が無いことがパニックをおこさせる」のが感じた一例であった。
 今回の情報を中なか出さない政府の対応は後々きちんと非難されねばならんだろう。

○12日朝から電力不足の話が出始める
東京電力、100万世帯300万kw不足の恐れ
↑東電は、12日の電力需要を3800万キロ・ワットと想定しているが、供給能力は3500万キロ・ワットにとどまる見通し。この供給能力は「災害時に電力の供給を一部停止する契約を結んでいる大口顧客700社が電気使用を抑制することを織り込んだもの」
⇒18~20時に電力が足りなくなるため節電を!というツイートが出始める。エヴァにかけて「ヤシマ作戦」等と命名されているのには少し和んだ。
⇒東電のページによると12日18時での停電状況50万件。21時での停電状況45万件。ヤシマ作戦は成功したのか。

○デマ情報
⇒12日昼頃より市原のコスモ石油の爆発により「コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などといっしょに降る」というデマ情報がメールなどでも出回る。同日15時頃コスモ石油がこれを否定

○経営・税務関連

被災企業の決済遅れ、「不渡り」とせず 全銀協が要請(asahi.com 2011年3月12日21時12分)
 東日本大震災のために支払期日に企業が手形の決済ができない場合も、「不渡り」として扱わないよう金融機関に要請した。通常は2度不渡りを出すと銀行取引が停止されて事実上の倒産になるが、特別措置で支援する。

○その他

 12日昼頃の情報により、13日の「名古屋国際女子マラソン」「TOEIC試験」等も中止へ