Daily Archives: 2011 年 3 月 11 日

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震

英名「The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake」

http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/11b/201103111600.html

コピペ
地震の概要
発生日時 3月11日14時46分頃
マグニチュード 8.4(暫定値)
場所および深さ 三陸沖(牡鹿半島の東南東、約130km付近)、深さ約10km(速報値)
発震機構等 西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型(CMT解)
震度 【最大震度7】宮城県栗原市(クリハラシ)で震度7、宮城県の涌谷町(ワクヤチョウ)、登米市(トメシ)、大崎市(オオサキシ)、名取市(ナトリシ)など、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の4県28市町村で震度6強を観測したほか、東北地方を中心に、北海道から九州地方にかけて震度6弱~1を観測しました。
コピペ終

 祈ることしか。
 昔は感じることができなかったけど、今は苦しんでいる人の気持ちを感じることができるようになった気がする。ニュースを見ているだけで随分苦しい。
 研究室の教授はボランティアの研究にも積極的だったのに私は全く興味が無く何も学ばなかった。何をしていたんだ。。。

 今回「ヘリの音で助けを求める声が聞こえないので、メディアはヘリコプターを飛ばさないでください!」という主張があったりする。これはどうなのか。情報を伝えることもとても大事だ。今回各テレビ局がネットで放送を始めた。大きな進歩だなあと。

 とにかく1人でも無事に助かりますように。

名古屋でもかなり長い時間ゆれる。船酔いしているような感覚。
約6時間後の現在でも東北の状況はほぼ分からず。
NHKで48人の死亡を伝える。
名古屋でもメールがつながりにくい状況。
Twitterは落ちることなく動き、多くの写真なども投稿される。
デマ情報なども乱れ飛ぶ。
USTでNHKを中継するような試みも行われる。
携帯は通じずとも、Twitterで意思疎通ができるなどインターネットのインフラが相当強いのか?という印象。
ここ数日特に冷え込んでおり、明日朝は東北で-3度程度となる予想。
東京でも電車はほぼ止まり8時40分頃一部地下鉄が動き出した模様。
福島原子力発電所は運転を停止するも、それを冷やすための電気が足らず原子力災害対策特別措置法に基づく原子力緊急事態宣言を発令
三井住友銀行は週明けの14日以降、運転免許証など本人確認ができるものがあれば、10万円を上限に預金を引き出せるようにする措置
燃える家さえ含んだ津波が町に押し寄せる
携帯電話は使えないため公衆電話に長蛇の列
21時頃、NHKはインターネットでの放送を決定
21時23分に福島の原発から3km内の方に避難の指示
—–
気仙沼で大規模な火災…一面が真っ赤に燃えている

十五歳だった!

 原田宗典「十七歳だった!」を借りてあっちゅうまに読んでしまいました。
 いやはや読んでいたらツイ自分も書きたくなってしまった。まあちょっと聞いてくれ。いや、聞かなくていいや。

 まあだいたい中3くらいの頃の話。平成10年頃かな?
 私もこの原田少年と全く同じく、自信過剰で虚栄心が強いガキであった。勝手に「煮干し巻き」という新しい料理を(頭の中だけで)創作して「これ美味いんだわ!」と無理矢理食べさせてみたり(自分は味見さえしていない)。夢を創作して「こんな凄い夢をみたんじゃ!」と友人を笑い地獄に貶めたり、意味不明な自慢を良くしていたような気がします。

 その時も、学校で我が家の充実振りを誇示するため、「うちにはプリンが、ぎょーさんあるんじゃ!賞味期限きれそうじゃけえ、いつでも食べにこい!」と学校で自慢(笑)をして回っておりました。実際には数個しか冷蔵庫には無かったんですけどね。
 このプリンの自慢(笑)を、おてんば娘の友人Y下さん♀にも言ってしまったことが、全ての始まりだったんだなあ今思うと。

 ところで、その当時プリンも大事だったけど、それ以上にエロ本は貴重であった。
 我々のコミュニティーでは、エロ本の主な供給者は「友人の兄」とたまに現れる「勇敢な友人」だった。数が少ないので如何に大きなコミュニティーを作り、効率よく回していくかというのが大事で、エロ本は読み終わると直ぐに友人に流し、常にエロ本の所在情報は共有して、最高水準のエコな情報化社会を実現していたと今でも思う(エロは地球を救う)。もちろん普段接しないコミュニュティーとも時には物の交換を行ったり。

 そのエロ本の流通を調整するための「市」は、学校で行われることもあったが、女性の音楽教師等に見つかって親にまで話が及んだ友人もいたっけか。やはり「市」は一度帰った後に友人宅で開かれることが一般的。

 そんな「市」が我が家で開かれたある日。
 我が家の二階にて、男子数人でエロ本を試見していると下から声が
親「お友達きたわよー」
 みんなバサッっとエロ本を閉じる。
Y下さん♀+S田さん♀「おじゃましまーす」
 この声を聞き、中三の我々はチャラケ半分でなぜかベッドの下に隠れる(事実)
 いやちょっとまてよと、みんな事実を認識し始め、かなり動揺し始める。Y下さんはプリンを食べに来たらしい。
 次第に部屋は大パニックに!
 駆け上ってくる女子達を止めるため、部屋の前でATフィールド全開。一方ではエロ本を隠匿へ。
「ちょっとまって!ちょっとまって!ちょっとまって!」
あっけなく侵入。
「何をしていたんだ!」
という激しい追求。

 そして、しどろもどろになりつつ、不自然に膨らんだベッドは余裕で見つかり、あえなくエロ本を献上。と、同時に男子どもの自尊心が完膚無きまでに打ち砕かれたのでした。音がしたと思うね、うん。
 「へーこんなん読むんだー」等と冷たい罵りを受けながら、男子どもは、我が家の数少ない少年漫画「ボンボン坂高校演劇部」と「ONEPIECE」を寡黙に読んでいたそうな。

 そんな事を思い起こした「十七歳だった!」でした。
 ちなみにこの本の内容はもっとちゃんと面白いですよ。腹抱えて読んでました。

 なおその後の話ですが、諸事情によりY下さんは転校してしまいました。あの騒動のせいでちょっと気まずい関係になってしまったままでの転校だったので申し訳ないなあと思うのと同時に、プリンはどうなったんだっけか。と思い出せない私でした。同窓会があったら謝りたい。
 そう言えばよく「プリン」って私はしょっちゅう言うけど、昔っから好きなんだねえ。多分語感が好きなんだろう。