『ダライ・ラマ自伝』という本を読みました。
さすが講演を世界中で数多くこなしているだけあって、笑いあり涙ありで面白く読めます。チベット仏教の考え方や、チベットの不可思議な文化、その時々に出会った人の人物像や見た目等も面白おかしく書いてあり面白い。
しかし中盤からは、完全にトーンも代わり、チベット人に対して行われた残虐な拷問などの内容も記載されており、読むこと自体が辛くなってくる。
ここにも、本文より引用すれば拷問等の相当刺激的な文もあるけれど、現在はそこまでひどい拷問はさすがにされていないようだし(外国人が観光に来たりしている中でそれはできないだろう)、中国批判をしたいわけでもないので、引用はしない。
もし興味があれば、拷問については「人権問題 – ダライ・ラマ法王日本代表部事務所」に色々書いてある。これはチベット側の主張だし原文も英語で検証もできないので、真意の程は私にはわからない。
しかし、色々な意見を読んで、チベットが独立国であることを否定する論評はあっても、中国が過度の人権侵害を行っていることを否定しているようなモノはほとんどない。
ちなみにチベット問題について、なんぼか検索したところだと
●チベットをすてたイギリス – 田中宇
●北京五輪チベット騒動の深層 – 田中宇
●チベット問題の歴史淵源 – オカメインコの森
●国外勢力がいかにチベット独立を画策してきたか – 人民日報
⇒人民日報は中国側の意見として
もしよければ一読してみてください。
尚、この記事のタイトルを本の題名にしていない理由は、以下にこの本以外の事も書こうと思ったからです。以下チベット問題の簡単な自己満足概略。
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