友達に勧められて読んだ小説
いい加減返さんと
この小説を紹介するには、説明書きをペタッと貼るだけで十分だったりする。
とりあえずコレを読んで頂戴。
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。
この説明が秀逸すぎて、これ以上のコメントは…
本当に最後から2行目びっくりさせられる。これだけフリがあってもびっくりする。
そして必ず二回読む。
もう少し情報を付け加えると、作者の乾くるみさんは静岡大学理学部数学科卒業。
まさに数学の証明問題のように、精緻に組み上げられている。
最後の2行までは、何のことはない小説。個人的には嫌いじゃなかったんだけど。小説を読み慣れた人には退屈に感じるだろうと思う。
まあ問題は最後から2行目です。これは本当にオススメです。
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