かなり面白かった。
面白いと思ったポイントは
●プロの情報戦を知れる
(最前線の外交官と検察官僚)
●ロシア外交を知れる
(特に北方領土問題)
人によっては
●冤罪ってのはどうやって生まれるのか
●獄内はどうなっているのか
とかも面白いポイントだと思う。
この本は、ロシア外交の最前線で戦っていた佐藤優氏の2002年5月14日に行われた逮捕を中心として描かれている。その逮捕について自身で解説する形をとりながら、当時のロシアやイスラエルとの外交関係や、鈴木宗男という人物評、政治家と官僚の関係性、外務省の様子、検察の様子等をガンガン説明していく。
情報屋が、冷静にこの国を眺めるとこんな風に見えるのか。と思う。
読み終わった今はかなりこの人凄い。と思っているけど、どこか情報操作されているかもね。
そういえば、ロシアでは仲良くなると男同士でも口と口で熱いキスを交わすらしい。もっと仲良くなると…ゴホンッ。情報屋凄い。
ぜひ読んでみてちょ。
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